Q.友達が少ないのは悪いことなのでしょうか?
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大手前大学 現代社会学部、専任講師を経て2014年から、神戸女子短期大学、総合生活学科教授。主にコミュニケーションやビジネス関連の科目を担当。「プレゼンテーション演習」、「日本語表現法」「キャリアデザイン」他を共著で樹村房より出版。 また、フリーアナウンサーとしても、司会やナレーションなど関西を中心に活動中。 日本ビジネス実務学会会員(近畿ブロック運営委員歴任)、日本国際秘書学会理事及び編集委員長歴任、神戸JCシニアクラブ会員、日本JCシニアクラブ会員、神戸芸術文化会議会員。
このようなことを考えるというのは周りの人は友達が一杯いるんだけど、自分はあまりたくさんの友達がいないので、寂しいのだろうなっていうのが読み取れます。しかし、これは悪いことではありません。一人か二人居ればそんなにダメだと思わなくてもいいんじゃないでしょうか。そのひとりを大切にする方が私はずっと良いと考えます。一人の人を大切にできない人は周りの人からも大切にされにくいものです。クラスメイトなどが沢山の友人に囲まれていて、それがキラキラして見え、羨ましく思えることもあるでしょう。”隣の芝は青い”という言葉がありますよね。しかし、その人は本当に友達の中で大事な友達として数えられているのか疑問ですよね。自分のことをその他大勢のうちの一人と思われるか、自分のことを本当に大切な友達だと思われるかだったら、後者の方が勿論良いですよね。
一生の友達は一生かけて作る
年を重ねるごとに色々新たなコミュニティに属することが増えてくると思います。そうすれば、必然的に関わる人の数は増えます。高校の時に友達が少なくても成長するとともに自分に見合った友達ができてくると思うので、今友達が少ないんだったらその友だちひとりをとても大事にしていただければいいかなと思うんですね。その友達を大事にすることで、また輪が広がっていくこともあると思います。よく仲の良い友達を一生の友達などと言いますが、一生の友達は一生かけて作っていけば良いのです。焦ることはありません。