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公開日 : 2025/03/07

Q.メンタルが弱く、些細なことも考えすぎてしまうことが多いため、精神的にも肉体的にも疲れてきた感じがします。

メンタルが弱く、些細なことも考えすぎてしまうことが多いため、夜もなかなか寝付けず、精神的にも肉体的にも疲れてきた感じがします。どうすれば気にしないようにできますか。 (中3・男性)
4つの方法で脱「気にしすぎ」

この方が回答してくださいました!

心の相談室with室長 心理カウンセラー(心理臨床家)
たけうちなるひこ
竹内成彦 先生

生まれ 昭和35年5月26日生まれ。性別 男性。出身地 愛知県名古屋市生まれ育ち。職業 心理カウンセラー(心理臨床家)。人を笑顔にさせるのが好きで得意です。吉本興業に行こうかと本気で思っていたのですが、私の場合は、笑顔を失った人に笑顔を取り戻して欲しくて、それで心理臨床家の道を選びました。1997年に地元愛知で独立開業、臨床数は15,000回を超えています。 精神医学と性格心理学に詳しいカウンセラー「やめられない」をやめさせるのが得意です。講演・執筆活動も精力的に行っています。新聞・テレビ・雑誌にも多数出演しています。講演・研修会は、800回を超え、参加者は10万名を超えています。本は、商業出版4冊を含め、20数冊 上梓しています。←アマゾンで買えます。/ 竹内成彦の役職および経歴→公認心理師(第 58923 号)、カウンセリングルーム「心の相談室with」 室長、日本カウンセラー協会認定カウンセラー、キャラ診断アドバイザー協会会長、愛知県〇〇市生涯学習センター講師、生きがいのネットワーク会員、カウセリング活動団体「竹の子会」顧問、愛知県内の公立小中学校のスクールカウンセラー(2002年の10月~2009年の3月まで)。その他、私立美容専門学校のスクールカウンセラー、子どもが通っていた小学校のPTA会長、地区の中学校の評議員、いじめ・不登校対策委員の経験あり。



 気にしすぎの対策として、以下の4つの方法があります。これらの方法を日常生活の中で積極的に取り組むことで、少しずつ改善していくはずですよ。



①自分を受け入れ、肯定的な思考を持つ


 まずは、自分の短所を考えすぎたり、自分自身を責めたりすることをやめて、自分を受け入れるようにしましょう。あなたは、メンタルが弱いことを気にしているのではないでしょうか。実際には、メンタルが弱い人は、あまり無理をしない傾向にあるため、大きな事故も起こりにくく、人を傷つけることも少ないです。


 ぜひ、こういったメンタルの弱さがもたらすメリットにも目を向けてみてみましょう。そして、メンタルが弱いことも含めて、自己肯定感を高めることを心がけてみてください。



②目標を持つ


 次に、適切な目標を持つことを心がけましょう。メンタルが弱い人は、目標を持たずになんとなく過ごしていることが多いです。そのため、「これに向けて頑張ろう」と目標を持つことで、生活に張りがでて、考えすぎるのをやめることができると思いますよ。まずは、朝起きたときに、「今日はこういう一日にしよう」と宣言すると、より良い一日を過ごすことができるはずです。



③成功体験を重ねて自信をつける


 そして、成功体験を積み重ねて、自分に自信を持つことが大切です。「毎朝決まった時間に起きることができる」といった小さなことも成功体験として数えることがポイントになります。日記を毎日書いて、成功体験を思い出すこともおススメですよ。



④気持ちを書き出して考えすぎを防ぐ


 また、どうしても考えがまとまらない時には、紙に書き出すことで、頭の中を整理することができます。頭の中の考えを出すことで、くよくよ悩むことがなくなりますよ。その他、考えすぎることを防いでくれるヨガや呼吸法も、おススメです。寝る前に、ぜひヨガや呼吸法で気持ちを整えてみてください。そうすることで、夜も穏やかに寝ることができるでしょう。また、「眠ろう」と意識すると余計に眠れなくなるので、努力して眠ろうとするよりも、眠りのお迎えがくるイメージを持つことも大切です。




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