Q.最近、中学から仲の良い友達がきつく当たってきてつらいです。その子に見切りをつけて関係を切るべきなのか、やはり仲良くしておいて、その子と部活中だけでも離れるべきか、どちらがよいのでしょうか。
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心理学・カウンセリングを専門とし、幼稚園から大学までカウンセリングとカウンセラーのアドバイザー、コンサルタントに兼務。教育現場だけではなく、企業現場へもカウンセリング、講師をしている。自身がいじめが原因で不登校になり、引きこもり状態になったことから、いじめ撲滅委員会の代表として活動している。大学や専門学校で講師も務める。著書として『心を動かす言葉の力止まない雨はないなんて聞きたくない』
長い付き合いの友達にきつく当たられると、とてもつらく感じますよね。「離れたい」と「友達でいたい」が心の中でせめぎ合い、自分を責めてしまうこともあるでしょう。
自分の心が揺れているときは、極端に関係を切るといった選択をするのではなく、あとで取り返しがつかなくならないように、距離を調整して自分を守ることが大切です。例えば、部活やクラスでは最低限のやり取りにとどめ、プライベートでは距離を置くようにしてみましょう。心を守りつつ、必要な関わりだけを残すことができます。
伝えたいことは第三者を交えた落ち着いた環境で話そう
話し合っても改善されない場合は、一対一ではなく、複数人を交えて話すのも効果的です。第三者を交えて落ち着いた環境で「真面目モード」になって話すことで、自分の気持ちを相手に伝えやすくなります。仲の良い友達同士だと真面目な話をしにくいこともあるので、必要に応じて第三者を交えて話す時間を設けることがポイントです。
考えすぎず、ほかのことに集中して心を整えよう
それでも人間関係が改善されず、嫌なことが頭から離れないで心が疲れてしまうときは、一旦その友達のことを忘れる勢いで、勉強や趣味、他の友達との時間に集中してみるのもよいかもしれません。他のことや他の人と関わることで、嫌な感情を薄め、精神的に疲れすぎずに過ごすことができます。心のオンオフを意識することで、気持ちを切り替えながら日常のペースを取り戻せるはずです。
部活は心を支える居場所
部活には、仲の良い先輩や新しくできた友達とのつながりがあります。たとえ一部の友達との関係がうまくいかないことがあっても、そうしたつながりを大切にすることで安心して過ごせる居場所を持ち続けることができます。
退部は急がず、まずは今の環境で自分が安心できる関係を育てましょう。そして、部活中の取り組みや先輩・新しい友達との交流など、自分が「楽しい」「安心できる」と感じる時間を優先してみましょう。自然と心の支えが増え、精神が安定するはずです。