部活が忙しすぎて、勉強する時間がありません。今は部活に専念したいのですが、勉強も不安です。 (高1女子)
部活が勉強に良い影響も! 不安は準備と対策で軽減
  
アスリートキャリアコンサルタント 部活カウンセラー
やまだ みき
 山田 美紀
先生

小学生の頃バドミントンを始め、全中大会団体優勝、インターハイ団体優勝、実業団選手として日本リーグ準優勝。引退後は大手企業のOL、スポーツ誌の編集ライター、WEBディレクター、選手マネジメント、スポーツイベントディレクターなどを経験。知人のプロ野球選手やJリーガーが引退後のキャリアで悩む姿を見て「アスリートのキャリア支援を生涯の仕事に!」と決意し国家資格を取得。認知行動療法、メンタルヘルス、ストレスマネジメント、スポーツ栄養学などを学ぶ。 2010年独立し、現在はアスリートキャリアコンサルタント、部活カウンセラーとして活動中。



時間の使い方を工夫しよう

 

 部活をしていると勉強する時間がその分減るので不安になりますよね。けれども実は「勉強時間が長いほうがいい」とは限りません。むしろ部活が勉強に良い影響を与えることもたくさんあります。長時間の授業を終えたあと、放課後に運動をすることで脳をリフレッシュさせることができます。運動が脳を活性化することはよく知られていますよね。また、与えられた時間が短いほうが人は集中力が増します。十分に時間があったのにダラダラしてしまったという経験はみなさんもあると思います。勉強する時間が足りないからこそ「時間の使い方」を工夫しようと考えます。  


 私はバドミントンの選手でしたが、小中高校生といずれも練習時間は非常に長く、年に3日ほどしか休みはありませんでした。練習内容もかなりハードだったので疲れきってしまい、帰宅してから勉強した記憶はほとんどありません。それでも高校では部員たちはみなクラスで10位以内をキープしていました。帰宅してから勉強する時間がないこと、疲れきってできないことは分かっているので授業中に集中してノートをとったり、まとめたりし、テストの時になって一気に詰め込む必要がないように工夫していました。もちろんテストの直前に短時間でどうしたら集中して詰め込めるかも試行錯誤しました。  まずは授業中にしっかり勉強することが基本です。授業中に寝ていたりするとあとで自分を苦しめることになります。


 次に授業以外の「隙間時間」をいかに有効活用するか。ゲームやLINEをしている時間など探せば勉強に使える時間がまだまだあると思います。1日は誰にとっても24時間と平等です。24時間をどのように使うか工夫してみましょう。  



今できることは、準備と対策

 

 また「不安」は「未来」に対して抱く感情です。未来はコントロールできませんので、「今できること」は未来のための準備と対策です。高校1年生のように大学入試までまだ十分時間があるのであれば「定期テスト」ごとの「小目標」を立て勉強をするなどが準備と対策です。「未来への不安」は準備や計画を立てることで軽減できます。「地震が起きたらどうしよう」とただ怯えているだけでは不安は消えないですよね。不安なら「今できる防災」をしておくこと。これと同じ考えです。不安なら日々コツコツ目の前の勉強に取り組んでみましょう。小さな積み重ねが受験生になったときに大きな差になるはずです。  


 部活が勉強に良い影響を与えていることもたくさんある。短時間で集中して勉強するほうが効果も高い。未来への不安は「準備・対策」をすることで軽減できる。このようなことを参考にしてみてください。



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