Q.先生が嫌いで授業に身が入らない。
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和光大学現代人間学部心理教育学科教員。筑波大学大学院人間総合科学研究科で、「青年期における劣等感の分析」というテーマで博士(心理学)を取得。青年心理学を専門とし、青年心理学演習、青年心理学(自己編/対人編)、アイデンティティの心理学、教育相談論などの科目を担当している。主な研究テーマは、青年期における劣等感、青年期の恋愛、青年期の友人関係。著書として『恋愛心理学特論』(福村出版)、『レクチャー青年心理学』(風間書房)を出版している。
それはおそらくあなたが国語が苦手であることが最大の要因です。国語が嫌いだからそれを教えている先生が嫌いなのではないでしょうか?国語が苦手なあなたは先生が嫌いということを言い訳にして自分の国語が苦手であるという事実から自分を守ってしまっているのです。
そして先生は本当にあなたのことが嫌いでしょうか?心理学の用語で投映というものがあります。それはあなたが持つ感情を相手が自分に持っているという風に思い込むことで精神的な安心を求めることです。あなたが先生のことを嫌いでも先生はそうは思っていないと思いますよ。
勉強してその教科を好きになろう!
好きな教科の先生ならきっと好きになれます! 私も、高校生の時に日本史の先生が好きでした。しかし、周りからのその先生の評価は厳しい、怖いなどネガティブなものでした。それでも私がその先生のことを好いていたのは、私が日本史が得意でその教科が好きだったからでしょう。得意な教科の先生の話をよく聞いていると、いいこと言っているなという発見もあったりします。
とりあえず国語を好きになることからはじめましょう! そのためには国語が得意になる必要があるので、国語の勉強をするしかありません。まずは今授業でやっている範囲を一ヵ月本気で勉強してみるところから始めましょう! それでも先生が嫌いなら授業も先生も自分が成長するためのツールとして割り切りましょう!