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公開日 : 2025/03/14

Q.もう少し自分本位に生きたいです。もっと自分に自信をもって生きるにはどうすればいいですか。

もう少し自分本位に生きたいです。自分が他人からどう思われるか、どう見えるか、そういったことばかり気にして猫を被りまくってしまいます。もっと自分に自信をもって生きるにはどうすればいいですか。 (高3・男性)
自分を肯定できる環境にしよう

この方が回答してくださいました!

心の相談室with室長 心理カウンセラー(心理臨床家)
たけうちなるひこ
竹内成彦 先生

生まれ 昭和35年5月26日生まれ。性別 男性。出身地 愛知県名古屋市生まれ育ち。職業 心理カウンセラー(心理臨床家)。人を笑顔にさせるのが好きで得意です。吉本興業に行こうかと本気で思っていたのですが、私の場合は、笑顔を失った人に笑顔を取り戻して欲しくて、それで心理臨床家の道を選びました。1997年に地元愛知で独立開業、臨床数は15,000回を超えています。 精神医学と性格心理学に詳しいカウンセラー「やめられない」をやめさせるのが得意です。講演・執筆活動も精力的に行っています。新聞・テレビ・雑誌にも多数出演しています。講演・研修会は、800回を超え、参加者は10万名を超えています。本は、商業出版4冊を含め、20数冊 上梓しています。←アマゾンで買えます。/ 竹内成彦の役職および経歴→公認心理師(第 58923 号)、カウンセリングルーム「心の相談室with」 室長、日本カウンセラー協会認定カウンセラー、キャラ診断アドバイザー協会会長、愛知県〇〇市生涯学習センター講師、生きがいのネットワーク会員、カウセリング活動団体「竹の子会」顧問、愛知県内の公立小中学校のスクールカウンセラー(2002年の10月~2009年の3月まで)。その他、私立美容専門学校のスクールカウンセラー、子どもが通っていた小学校のPTA会長、地区の中学校の評議員、いじめ・不登校対策委員の経験あり。



 猫を被るのは良くないイメージを持つ方も多いかもしれませんが、猫を被ること自体は必ずしも悪いことではありません。むしろ、何層にも猫を被る「猫の重ね着」をおすすめします。それを少しずつ脱いでいくことで、他人と適度な距離感を保ちながら、自分らしく生きることができますよ。



自信を持つために、5つの方法を試してみよう


 次に、自信を持つ方法についてですが、以下の5つのことを意識してみてください。


 ①自分が自然体でいられる環境を作る


 自分らしくいられる服装や部屋など、まずは自分にとって居心地の良い環境を増やしていきましょう。いつもではなくても、自分らしく過ごせる場所や時間を作ることで、気持ちが楽になると思います。また、ネガティブな人といると影響されやすいので、できるだけ前向きな人と関わるようにしましょう。


 ②日記などに自分の気持ちを書きだす


 自分の気持ちがわからないことによって自信を持てない場合があります。ポジティブなことでもネガティブなことでも、日記に自分の気持ちを書き出すとスッキリできると思いますよ。


 ③口には出さなくても、自分が考えている意見を尊重する 


 「自分が考えていることや感じていることは間違っていない」と肯定し自分に自信を持つことが大事です。


 ④小さな目標を立てて達成し、自分に自信をつける


 朝決めた時間に起きるといった小さなことでも、成功体験を積むことで自信をつけることができます。日常的に目標を作り、達成していくことが大切だと思いますよ。


 ⑤他人を意識しないためにSNSは見ないようにする


 SNSを見ると他人を意識することによって他人に対する自分の見え方などを気にしてしまいます。そのため、なるべく見ないことが大切だと思います。


 以上のように、最初から人と関わるときに自分らしさを意識しなくても、簡単に変えられる身の周りから、自分らしくなれる要素を作っていくことが自信をつけるうえでは大切だと思いますよ。



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