この方が回答してくださいました！

　生理痛は「我慢するもの」ではありません。しんどければ保健室で休んでよいですが、休まないといけない、というわけでもありません。そして、保健室で休んで一時的に楽になることはあっても、根本的に症状が解決するわけではないので、我慢をせず婦人科に相談することが大切です。

　症状を軽くすることで、授業を休まずに過ごすことができるようになります。毎月繰り返す生理のたびに我慢し続けるのではなく、「つらい」と感じたら早めに受診することをおすすめします。

セルフケアより、医療の力を借りるのが大切

　「生活習慣を整えれば良くなる」といった情報を見かけることがありますが、実際には生理痛やPMS（月経前症候群）の症状はホルモンの影響によるもので、自分でコントロールできるものではありません。もちろん、運動やリラックスが症状を軽くすることもありますが、生理が重い場合にはそのようなセルフケアでは症状は改善しません。ホルモンをコントロールするには、薬による治療が必要なのです。自分でコントロールしようとせず、気軽に婦人科でご相談下さい。

男性の目が気になる時こそ、対策が大事！

　生理痛やPMSは外から見てわかりにくいため、たとえ授業中眠くなってしまっても、理由を理解してもらえないことがあります。別に先生も悪気があるわけではないのだけれど、外見ではPMSによる眠気かどうかは分からないので、授業中寝てたら叱ってしまうかもしれません。だからこそ、そうした状況にならないように、婦人科を受診して症状を軽くしておくことが一番良いと思います。