学生特派員からの先輩レポート|東京大学|青山 敦
« 冬合宿(その1) | メイン | 過去問 »
2006年07月23日
冬合宿(その2)
(つづき) 勉強合宿は何をやったかって?
そんなの決まっている。
勉強だ。 世間でよく言われる”ガリ勉”ってやつだ。
僕はその時まで勉強を一生懸命やるのは”ガり勉”っぽくてあまりやりたくなかった。勉強とかなんとなくイメージ悪かった。合宿は他にいろんな雑念や誘惑がまったくなくただ勉強だけに集中できる環境だった。僕は勉強というものにしっかりと向き合うことにした。
授業が始まって、音読して、授業の復習して、確認テストを受けた。どんなことを勉強したかは忘れた。覚えてることは自分もみんなもただひたすら勉強したことだけだ。
そんなこんなで一日目の夕食を迎えた。しかし、ご飯をおいしく味わっている暇も、家にいるママの事を恋しくなる暇もなく、誰一人しゃべることなく、みんなもくもくと勉強しながら、もぐもぐとご飯食べていた。
夕食後、入浴して(さすがに風呂の中では誰も勉強してなかった)、また授業があって、音読して、自習して、確認テストの繰り返しだ。(言うのは簡単だけど、やるのは結構きつい) どんなことを勉強したかは忘れた。覚えてることは自分もみんなもただひたすら勉強したことだけだ。そしてそれは夜遅くまで続いた。
夜遅くなり、勉強の疲れと眠気のピークに達したとき、沈黙の中西田先生が口を開いた。
「あと五分だけ頑張ってみようよ。」
僕はとりあえず五分頑張ってみた。それが十分になり、二十分になり、一時間になり、気づいたら就寝時間になっていた。そんなこんなで合宿一日目が終わった。
二日目、起きたら自分の校舎の担任から応援メッセージが届いていた。そこにはこう書いてあった。
「爆発しろ!」と。
僕はその感慨深い言葉に励まされた。なぜならば、それは僕が尊敬する岡本太郎を象徴する言葉だからだ。岡本太郎はこう言っている。
「今の自分なんて蹴っ飛ばしてやればいい。今の瞬間瞬間を本気で生きろ!」と。
”爆発”とは今の瞬間瞬間を本気で生きることで、だから僕は今の瞬間瞬間を本気で集中して勉強することにした。手にはマジックで”爆発”って書いていた。(昔からの癖です)
そんなこんなで(ずっと勉強)二日目の夜になった。その日の夜、オリエンテーションがあって、クラスのみんなと担任助手(実は担任助手はこの学生特派員やってる久保さんでした。彼にはいろいろと話を聞いて頂きました。)と受験とか、将来について話し合った。そして担任助手がこう言っていた。
「本気になれば自分は変わる」と。
自分は半信半疑だったけど、自分はどんな風に変わるのか、変わっていく自分を見てみたかった。だから自分の限界を知って、自分を極めようと思った。
そして三日目の夜になった。(ずっと勉強) 明日はもう帰るのだから、全力を出し切ろう。この日の勉強も夜遅くまで続いた。最後のまとめの確認テストが行われた。でもみんなが満点取るまでそれは続いた。一回試験やって、5人くらい間違えて、復習しなおす。二回試験やって、3人間違えて、復習しなおす。三回試験やって2人間違えて、復習しなおす。四回、五回、六回。。。時計は朝の四時過ぎを示していた。先生も担任助手の方も励ましてくれた。自分もみんなも眠気と疲れに負けず、全力で頑張った。そして、十回目くらいの試験。また一人間違えた。結局明日(今日?)またやることにやった。
そして、二時間くらい寝て、最終日の朝、一回目でみんなが満点取れた。(よかった。帰れないかと思った(笑)) ご飯食べた後、最終テストをやって、閉会式が行われた。
そして最後に西田先生はこう言っていた。
「君の努力は俺が知っている!」と。
四日間頑張った達成感のあまり女の子が泣いていた。僕は達成感あったけど、泣けなかった。女ってすごいな。こうして僕も冬合宿が終わった。。。
要するに僕は合宿でただひたすら勉強した。そして僕はこの合宿を通じて、自分の才能に気づいた。自分は努力できる才能がある”努力する天才”であることを。自分は一生懸命努力することの価値を知った。そして翌日から毎日欠かさず校舎に通いつめる毎日が始まったのだ。
(おわり)
投稿者 青山敦 : 2006年07月23日 16:06










