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学生特派員からの先輩レポート|東京大学|青山 敦

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2008年05月18日

やればできる!

なにごともやればできる!
できないのは努力不足だ!

みなさん、そう思いますか…??


ぼくもそう思ってました。 たいていのことは努力すれば出来ると思うし、今でもそう思います。


自分は高校時代、優等生でもなければ落ちこぼれていたわけでもない平凡な生徒Aくんだったので、怒られも褒められもしなかったです。 

強いて言うならば、褒められたと言えば成績が良かった時と東大に合格した時くらいかな(笑


うちは進学校だったので成績が悪かった時は教師にもけっこう言われましたね。  

自分も出来ない自分はダメだなぁ↓なんて思いました。 模試の判定がどうこうだの、東大XX人合格だの… 

おかげさまで先生たちのおかげで東大に受かることが出来ました!(←これ皮肉ですよ(笑)


いまはたいていのことは”やればできる”と思ってます。 これは自己有能感といっていわゆる”成功体験”なのかもしれません。

だから正直なことを言うならば、あまり出来ない人をみるとなぜできないのか?と思ってしまう部分も恥ずかしいながら少しあります。 

という自分も実際は出来ない人間?なので自分ってダメだなぁって思うことも多々有りますが…(そもそも出来る、出来ないって何?)


さて前置きは長くなりましたが、この前のコメントを返そうと思います。 遅くなってすみません。

はじめまして。東進に通う受験生の者です。4月27日のブログを拝見し、水谷修先生(通称夜回り先生)の講演があるということでしたが、どのようなお話を聞くことができたのでしょうか。私は、中学時代に水谷先生を知って、とても尊敬できる人のひとりだと思いました。だから、生で話が聞ける青山さんが、とってもとっても羨ましいです。是非、感想を教えて下さい。

>メロンさん

先週金曜日に自分が潜っている”法と社会と人権のゼミ”に”夜回り先生”こと水谷修氏がいらしゃってお話をしてくださいました。 感じたことを話します。

現在、非行だの、クスリだの、不登校だの、自殺だの…若者の問題行動が社会的にいろいろ騒がれています。 夜回り先生こと、水谷修氏はそのような「問題」のある少年、少女と向かい合って、話をしているそうです。

自分たちの学校は本当に恵まれて育ったいい子達だったので(良い意味で)、そんなことは関係のなかったし、むしろなんでそんなことするのか?と思ってました。 

でもそれは人格の問題ではなく、社会全体の(というか自分を含めた)大人の問題なんだと知りましたし、すごく深刻な問題であると感じました。

しかし恥ずかしながら、考えさせられるところはあったけど、非行?自殺?クスリ?って言われても実際よくイメージできなかったです。 たぶんこの予備校のサイトを見る人たちにもあまり関係のない話題かもしれません。


ひとつ感じたこと…

先生はそんな「問題」のある(問題って?)彼らと話している時にいう言葉あるそうです。

いいんだよ…

と…


そんな言葉に人間の価値を感じました。
 

どんなに成績悪くても、どんなに落ちこぼれでも、どんなにワルでも…彼らの存在自体と向き合い、認めること。

そんなこと僕は中高の教師から言われたこと無いです。 成績が良いから褒めたことはあるけど。


…人間の弱さって?

…人間の価値って?

成績良いと良いけど、悪いとダメ…?
優等生は良いけど、落ちこぼれはダメ…?
非行、いじめしている人はダメ…?

いつの間にか自分もつまらない価値観、単純な二元論を身につけてしまったのかもしれません。 当たり前だけど行動や性質を人格に結びつけることはしないほうがいいですよね。

”やればできる”ということがどれだけ無知でどれだけ無神経なのかを感じました。


そんな一言でも心から言ってくれる先生が増えていったら良いと思います。 

生徒に本気で向き合ってくれる先生が増えたら良いと思います。 

広い価値観を持ったというか、生徒の存在自体を褒めてあげられるような。 

これって理想かな?

投稿者 青山敦 : 2008年05月18日 10:00

この記事に対する読者の投稿

そんなことないですよぅ。先輩のように、人の弱さを理解して受け止めてあげられる。。。
そんなすごい人が一人でも多くいてくれたら。
苦しいときに、すごくつらくてはりさけそうな想いに必死で耐えてるときにそんな人が一人でもそばにいてくれたら。
きっときっと幸せの瞬間がふえてく。
ひとりじゃないんだって、大丈夫まだがんばれるって、自分はだめじゃないんだって・・そう思えるんだとおもいます。
かく言う私も弱くて臆病で卑怯で人を信じられなくて、向き合うことから逃げ続けてました。
そんな私でも向き合い続けてくれる、本気で叱ってくれる先生がいるからこそ少しはマシな人間になれたかなってwww
悪い成績を知ってても追っている夢を、本当に応援してくれてるから、何度転んでもまた立ち上がれる。。
出会えたことを感謝してもしきれない位の先生です。そんな人がいっぱいいてくれますように。。。私も願ってもいいですか?

投稿者 冷月クロ : 2008年05月18日 12:41

寛容性とか広い価値観っていうものは私も教育における一つの理想だと思います。でも今の日本の教育ってあまりにもそういった理想から対極にあるような気がします。
やっぱり東大のような大学に通っている「できる」人が「できない」人の存在を少しでも認めてあげられるようになれば、もっと優しい教育がこの国で行われるようになるんじゃないかなと思います。
(ただこういった内容は受験勉強至上主義への批判につながっていくような気がするので、このブログでこういうことを書くのは若干勇気がいるような気もしましたが(青山さんさすがです)。)

投稿者 のっち : 2008年05月18日 14:32

私の質問に答えて下さり、ありがとうございました。ちなみに、青山さんにはどうでもいいこかもしれませんが、私は商業高校に通っていたんですが、どうしても経済学部以外の学部を受験したくなって思い切って学校をやめました。これは高校二年の春(丁度一年前です)頃のことです。今は予備校代を月に15万位バイトで稼ぎながら、東進ハイスクール静岡校に通っています。自分で稼いだお金で東進に通えるというのは、やりがいがあって、通えることを幸せに感じられます。高校を辞めて良かったと、毎日思う今日この頃です。
 本題に入りますが、夜回り先生を初めて知った時の感想は、『この先生の生き方ってかっこいい〜会いたい〜』です。私は、小学校、中学、高校と公立に通っていたのでいろんな子がいて、中にはリストカットする子や、親友がうつ病になってしまったり、結婚したり、妊娠してしまったり‥と、さまざまな場面を見てきたので、水谷先生の言うことが自然と頭に入るし、よく理解できます。自殺するという行為もとても身近に感じます。現に、自分の近い人がしましたからね。だから、水谷先生がそのような子供たちに、「いいんだよ」と言う思いがわかるきがします。子供たちは、がんばって親や先生に褒められたいし、好かれたい。できれば非行なんて避けたい。でも、頑張っても、もがいてもどうにも自分ではできないからくるしんでいるんです。そして、それが誹謗中傷→非行→うつ(無気力)→リストカット→自殺と自分を追い込んでしまうのです。もう自分ではどうすることもできないのに大人から叱られたり、相手にされなかったりしたら、自殺者がでるのも否定できないと思います。どうしようもできなくて最後の行いである非行をしているんだから、相手にとってそれが一番いいのです。「いいんだよ」なんです。人間は誰でも行き詰った時、先が見えなくなったとき、救いを求めるし、愛を求めます。だから、そんな時は、当たり前に愛を注ぎます。水谷先生にとっての愛は、彼らを受け止めて、受け入れることなのではないでしょうか。そして、進むべき理想の道に戻してあげることだと思います。彼らは、愛と思いやりがあれば(人間はだれでも)生きていけます。人間、強い人なんていない、孤独ではいられないのです。みんながお互いを認め合って、足りないものは補っていくのが社会なので、誰かを特別視することなく、自分のことと考えられる考え方をできるようになるといいですね。
 こんな個人的な投稿をしてしまい申し訳ありません。17歳、ガキの独り言として流してください。でも、青山さんの考え方や意見はとても参考になるし、私は大好きなのでまた感想や質問を投稿させて下さい。今回は、私の質問に丁寧に答えて下さり、本当に感謝しています。ありがとうございました。

投稿者 メロン : 2008年05月19日 11:39

初めまして、青山さんのブログは毎回面白いです
知識を気取らずに展開できるのは流石だなー
僕は努力を信じて生きて行きたいです、
そして最大限の所で心の平安を見つけたい。

投稿者 カフカ : 2008年05月19日 16:48



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