情報システム部
自分で企画してものづくりをしたい。魂を宿したものづくりをしたい。
教育とITを目指したきっかけ
母親の影響で6歳から簡単なプログラミングをはじめ、12歳のときに制作したホームページで賞をとるなど、幼い頃から身近にコンピュータやプログラミングがある環境で育ちました。 また、四谷大塚に通っており、そこで勉強の楽しさを覚え、徐々に「教育とIT」両方に携わることのできる仕事がしたいと考えるようになりました。
現在の仕事内容
「学力POS」と呼ばれる生徒の学習結果を先生が把握・分析するためのシステム(生徒が校舎で何時間学習していたか、何回講座に取り組んだか、何回面談を行ったかなどの情報を把握し、一覧できるシステム)の保守・運用をこれまでは担当していました。保守をしていると、システムを通じて会ったこともない生徒の担任をしている気持ちになることもあります。 最近では、このシステムを更にタブレットやスマートフォンに対応させるチームに所属しています。
細部にまで魂を宿す
私が担当した上述の学習システムは、生徒と担任の架け橋となるシステムなので生徒指導が常に正しく行えるよう、現場の立場を考えた設計を心がけます。チェックボックスがあるべきか、ドロップダウンはどちらにあった方が使い易いか、そうしたシステムの細部に至るまで生徒や校舎にとってのベストを追求しています。
将来社会で必要となる力を、大学受験を通して
身につけるために
生徒の学習方法としてAI技術による学習コンテンツの提案が本当に効果的なのか、効果的だとしてどこまで提案するのが良いか明らかにしたいと考えています。 自分で参考書や教材を選んだり、その日学習する科目を選択したりする能力は、直接学力には現れずとも将来必要となる能力です。一方で、現在のAI技術はそのような内容ですら提案することが可能になってきています。将来生徒にどんな力を身につけ社会で活躍してほしいのかを考え、AI技術がどこまでやるのか線引きをする必要があると考えています。
東日本大震災での出来事
ナガセの学習システムでは、生徒がその日にどれだけ勉強しているかが分かるのですが、東日本大震災の際、毎日欠かさず勉強している、被害の大きい地域に住んでいた生徒が、3月11日だけ勉強をしていませんでした。しかし、翌日システムを見ると、3月12日から、再び毎日欠かさず勉強を始めました。その日には、インドの開発者と、ナガセの情報システム部員がともに、生徒の無事を喜び、このような生徒のために、良い学習システムを作ろうと強く思いました。
教育とITの魅力
自分で企画してものづくりをしたい、魂を宿したものづくりをしたい、という意志を持ってナガセに入社しました。ナガセの情報システム部は全員がシステムの保守や運用、設計を行っている、まさに業務のスペシャリストです。このチームワークのよさはもちろんのこと、大変面白い仕事だと感じています。
教育×ITという分野でアイデアをカタチにする
教育とITという分野は、ほかのITの分野とは異なり、まだまだふわふわとしたジャンルなので、定石がありません。その分、自分で新しい価値やアイデアをどんどん実現させることができます。ナガセは特に若い時から大きな仕事を一気に任せてもらえる環境です。ぜひナガセであなたのアイデアを実現させてみませんか?アイデア次第では一気に10万人の学力を伸ばすこともできますよ。