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Q.子どもが学校に行きたくないと言って悩んでいます。

この春高校に入学した子どもが、学校の雰囲気が合わない、楽しくない、学校のことを考えただけで泣いてしまうというのを繰り返しています。 子どもにどう接するべきでしょうか。 (保護者)
親ができるのは子どもに寄り添い、見守ってあげること

この方が回答してくださいました!

家族カウンセリング研究所
かきざわひふみ
柿澤一二美 先生

一般社団法人家族心理士・家族相談士資格認定機構の養成講座を受講。家族相談士の資格を取得。さらに、日本メンタルヘルス協会の公認カウンセラーの資格を取得。心理学のスキルと二男二女の子育て経験を融合して平成 22 年に家族カウンセリング研究所を設立し、家族カウンセラーとして独立。10代から70代の1000人以上の子育て・親子・夫婦関係の様々な悩みのカウンセリング・サポートを行ってきた。自治体、教育機関などでの講演実績は多数。講演活動のスキルアップのため、文学座プラチナクラスで学び、卒業。親子の絆を深め、子育てが楽しくなる講演活動を行っている。



「TALK」の原則で子供に寄り添う


 子どもがSOSのサインを出していても、親や周りがそれに気が付けないことは多いです。しかし、質問者の方はお子さんが苦しい、助けてくれ、と泣いて言えるくらい、親として信頼されていてとても良い親子関係なのだと思います。だからこそ、もう一歩踏み込んで泣いている理由を聞き、受け止めてほしいです。

 「TALK」の原則というものがあります。  

Tは「TELL」。まずは親として子どものことを心配している気持ちを伝えましょう。  

Aは「ASK」。どうして子どもが泣いているのか、辛いのか、今どんな気持ちなのか、素直に尋ねてみましょう。 

Lは「LISTEN」。子どもの話をとにかく聞いてあげる。子どもが「辛い」と言ったら、辛いんです。「悲しい」と言ったら、悲しいんですよね。その気持ちをまっすぐ聞いてあげましょう。 

Kは「KEEP SAFE」。これが1番大事です。子どもが「どうしても学校に行きたくない」というと、親は将来のことを考えて「学校に行かないなら将来どうするの」とか「じゃあ次はいつ行くの」とか先のことばかり考えてしまいます。でも、まずは家庭が安全基地であることが大事です。安全な場所さえあれば、子どもから“何か”が出てきます。この“何か”が出てくるまで待てるか、それが親として1番大事なことだと思います。泣いていて辛そうなら寄り添ってあげる。「私はそばにいてあげるから大丈夫だよ」と伝えたら、必ず子どもは親から羽ばたいて新しい世界に行けるのではないかと思います。親ができることは見守ってあげることだけです。  



子どもを変えるのではなく、親が変わる

  カウンセリングで「子どもが学校に行かない」、「親の言うことを聞かない」と相談する親御さんは、まずは子どもを変えようとします。でも、親が子どもを褒めたり認めたりしてあげると、結果的にお子さんが学校に行けるようになることがあります。他にも、夫婦でカウンセリングに来て2人が仲良くなると、その姿を見たお子さんがほっとしたのか、新しいことに踏み出す場合もあります。

  家族心理学では、家族は複数の個人が相互に結びつき構成するシステムと考えます。誰かが変われば他も変わって全体が変わる。まずは自分が幸せになること。そうすると幸せの輪が広がっていきます。


掲載日:2021/11/27

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