【東進調査】約36,000名が回答「中学生の学習状況に関する調査」中学生の悩み第１位はやる気・モチベーション

2024.09.24

　東進は、2024年5月の「全国統一中学生テスト」において、「中学生の学習状況に関する調査」を実施しました。テスト受験者のうち約36,000名から回答を収集・分析した結果、中学生の悩みの第1位はやる気やモチベーションであることがわかりました。

　全国統一テストは毎年、夏（5-6月）と秋（10-11月）に「全国統一高校生テスト」「全国統一中学生テスト」「全国統一小学生テスト」を実施しており、現在、秋の統一テストの申込を受け付けています。受験料は全学年無料招待です。モチベーションを高めるきっかけとしてご活用いただけるテストです。

全国統一中学生テストについて詳しくはこちら→https://www.toitsutest-chugaku.com/

【中学生の学習状況調査全国約36,000名の中学生が回答】

　「全国統一中学生テスト」では、毎回「中学生の学習状況に関する調査」を実施しています。中学生の皆さんの学習状況・課題を把握し、学力向上のためのよりよいコンテンツづくりに生かしています。前回（2024年5月）は、受験者のうち約36,000名の有効回答がありました。結果の一部をランキング形式でご紹介します。

　「現在、学習面で最も課題だと思うことは何ですか」という質問に対する圧倒的な第1位は「やる気や集中が続かない」で47.3％と約半数にのぼりました。「暗記が苦手」11.6％、「志望校対策が不安」7.2％と続きます。「特に課題はない」という生徒は5.4％しかおらず、ほとんどの中学生が学習に課題を感じていることがわかります。

　また、学習計画を立てる際に困ることの第1位も「計画を立てた後にモチベーションを保つ自信がない」・38.0％で、多くの中学生がやる気・モチベーションに悩みを抱えていることがわかります。学習計画の困りごとの第2位は「目標はあるが、具体的に何をすべきかわからない」、第3位は「部活や課題活動との両立が難しく、時間が確保できない」。計画の立て方や、立てた計画を実行する段階の悩みも、それぞれ 20％以上となりました。

　勉強の目的について聞いた質問では「目標達成のために必要だから」が40.5％で第1位。「自分の力を高めたいから」が第2位の23.0％で、目標達成や自分の力を高めるために勉強を行う中学生が多いことが見えてきます。第3位は「勉強しないと不安だから」でした。

　そして、中学生が学習の不安を相談する相手は「保護者」が36.4％で最も多くなっています。第2位は「相談したいとは思わない」20.6％、第3位が「友人」19.6％でした。

「中学生の学習状況に関する調査」について

「全国統一中学生テスト」の受験者を対象とした調査で、年2回実施しています。このテストは、東進や受験会場の塾に通っている生徒だけではなく、全国の中学生が無料で受験できるテストです。前回 2024 年5月実施時は、受験者のうち約36,000名の回答を収集しました。回答方式は最も当てはまるものを1つ選ぶ選択式で、各学年１万名以上が回答しており、学年の偏りはほとんどありません。設問ごとに無回答やエラーを除外しているため、有効回答数（n 数）はそれぞれ異なります。