全体概観
大問数・設問数・マーク数とも昨年通りの出題。評論では新傾向の出題があった。小説は現代女流作家の作品からの出題。古文では2001年以来の歌論の出題。漢文でも久々に史伝が出題された。
大問数 |
減少 | 変化なし | 増加 |
設問数 |
減少 | 変化なし | 増加 |
マーク数 |
減少 | 変化なし | 増加 |
難易度 |
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 |
大問数4題、各大問の配点50点。設問数・マーク数も昨年通り。
第1問の評論は、比較的新しい文章からの出題で、人間の、現実をデザインするという基本的条件について具体例を通じながら論を展開している。文章量が昨年より1割程度増えており、読むのに少し時間がかかったかもしれない。また、問3が新傾向の問題で、問題文に関する図についての四人の生徒の対話が交わされる中、空欄に正しいものを入れる設問が出題された。文章の表現と構成を問う問6は、(