将来を担う全国の小中高生を「学力を伸ばす」ためのテストに無料招待 2025秋の全国統一テスト 小・中・高 9/10(水)申込受付一斉開始
2025/09/10
目次
『量子の時代における化学者の挑戦』
楊井先生は、光化学と呼ばれる分野を専門とする世界的な研究者です。適切な分子材料の設計を基に、光を吸った分子の振る舞いを制御し、光エネルギーの新たな活用方法を創り出すことを目指しています。 特に最近では、これからの量子の時代において化学や化学者が果たすべき役割は何か、という問題に取り組んでいます。ナノサイズの分子の構造を設計して実際につくり出すことが出来る化学は、分子に宿る量子状態を精密に制御でき、それを用いた生命現象の量子センシングを可能にします。このように量子と生命を繋ぐ化学、すなわち「量子生命化学」という化学のフロンティアを切り拓いています。
『トポロジーが拓く物理の地平~物質と次元を超えて~』
小澤先生は物質がどんな性質をもつのかを調べる「物性物理学」という分野で国際的に活躍する理論物理学者です。原子や光がたくさん集まると、一つひとつでは見られない不思議な現象があらわれます。その仕組みを理解し、新しい技術につなげる研究をしています。 特に、「トポロジー」という、ものごとの” 形” に注目する数学の考え方を使って、金属や気体、電磁波や音波、さらには細胞の集まりまで、さまざまなものに共通する性質を発見してきました。 さらに、人が作り出す “高次元の世界” にも広がる性質を探究しています。こうした研究は、未来の光デバイスや量子コンピュータにつながる可能性があり、世界的に注目されています。現在は、トポロジーを応用した新しい量子技術の土台づくりに取り組んでいます。
■日程:2025年9月26日(金)17:30~20:10【開場16:50】
■対象:東進ハイスクール、東進衛星予備校、早稲田塾に通う生徒
■お申し込み方法:お申し込みは、在籍の校舎にお問い合わせください
2011年に設立。「フロンティアサロン」の活動を支援するもので、世界を牽引し、人類の未来への貢献につながる研究に取り組む若き研究者に年一回贈られる賞です。最優秀賞の受賞者には表彰状と今後の研究の発展を願い副賞として3,000万円、特別賞に1,500万円が授与されます。
※フロンティアサロンは、日本の未来を拓く若手研究者を支援するため、2010年 7月に設立された一般財団法人です。
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