全体概観
出題形式に大きな変化はないが、第2問の「データの分析」が1題に統合された。
大問数 |
減少 | 変化なし | 増加 |
難易度 |
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 |
数学I分野の第1問は3つ、第2問は2つの小問に分かれ、第2問[2]の「データの分析」では、昨年と同様に散布図、ヒストグラム、箱ひげ図の読み取りを中心とした問題が出題された。第3問の「場合の数と確率」では、事象の組合せを問う問題が目新しく、また、昨年に続き、新課程内容の条件付き確率が出題された。第4問の「整数の性質」は、倍数・約数に関する問題で、自然数の決定、約数の個数、記数法などが出題された。第5問の「図形の性質」では、方べきの定理、メネラウスの定理、角の二等分線の性質などを用いる問題が出題された。大問数は変化なく、分量にも大きな変化はなかったが、総じて易化した。
年度 |
大問 |
出題分野 |
配点 |
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2017
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第1問 |
[1] 数と式 |
30 |
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[2] 集合と命題 |
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[3] 2次関数 |
||||
第2問 |
[1] 図形と計量 |
30 |
||
[2] データの分析 |
||||
第3問 |
2問選択 |
場合の数と確率 |
20 |
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第4問 |
整数の性質 |
20 |
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第5問 |
図形の性質 |
20 |
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2016
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第1問 |
[1] 数と式 |
30 |
|
[2] 集合と命題 |
||||
[3] 2次関数 |
||||
第2問 |
[1] 図形と計量 |
30 |
||
[2] データの分析 |
||||
[3] データの分析 |
||||
第3問 |
2問選択 |
場合の数と確率 |
20 |
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第4問 |
整数の性質 |
20 |
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第5問 |
図形の性質 |
20 |
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2015
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第1問 |
2次関数 |
20 |
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第2問 |
[1] 数と式 |
25 |
||
[2] 図形と計量 |
||||
第3問 |
データの分析 |
15 |
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第4問 |
2問選択 |
場合の数と確率 |
20 |
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第5問 |
整数の性質 |
20 |
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第6問 |
図形の性質 |
20 |
過去の平均点の推移
2016 | 2015 |
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55.27点 | 61.27点 |
設問別分析