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2025/04/23
今回やってきたのは岩手大学理工学部
世界中で使われている、私たちの生活に欠かせないあるものを研究しているようです。
一体どのような研究が行われているのでしょうか?
1.非接触で位置情報を特定する研究〜高齢者を救うのは電波?〜
最初にご紹介する研究室では、みなさんが日常使っているWiFiなどの電波を使って、人を検出するという研究をされています。
電波は人に当たるとわずかに揺らいだりするのですが、その揺らぎを検出して、人の位置などを非接触で検出するそういった研究がされています。身体の健康状態とかを調べると、体に電極とかセンサーとかを付ける必要がありますが、電波を使うと体に何も付ける必要がなく、無意識にいつの間にかセンシングするそういったことが可能になるという画期的な研究でした。
次に「この研究は社会にどのように貢献するか」を伺ったところ、本間先生は次のように仰っていました。
現在の日本は超高齢化社会に向かって進んでいるため、そのような社会では、お年寄りの方の転倒や発作など、いつの間にか、誰も知らないところでそういうアクシデントが発生したりそういう問題があります。そこで電波を使えば、そうしたアクシデントをいち早く検出して、救助とかができるようになるとそういうメリットがあります。これが日本中で使われるようになれば皆さんが安心して暮らすことができると言うことが実現できます。
2.岩手ならではの研究!世界に向けて優れた鋳物を!
岩手ならではの研究をご紹介します。
鋳造技術センターで、平塚先生にどのような研究をされているか伺いました。岩手大学には鋳造技術センターがあり、そこで企業と一緒に共同開発しているそうです。そして、世界に向けて優れた鋳物を作っています。鋳鉄の材料を使って、例えばエンジンそれからブレーキなどの自動車部品、それから電気部品や機械部品なども作られています。例えば、ウォーターポンプインぺらは、30%の軽量化に成功し、これでぐっと燃費が上がったそうです。岩手大学は、シリコンバレーならぬキャスティングャスバレーとして、北上山地を中心にした織物産業がここに集積しているそうです。
最後にマテリアル工コースについて伺いました。平塚先生は、「マテリアル工学は社会を支える未来をつくる学問です。皆さんも一緒に岩手大学にきて、材料開発をしましょう」と仰っていました。
3.鋳物を研究している学生に話を伺いました。
伊藤さんは、球状黒鉛鋳鉄という鋳鉄の中に現れる「黒鉛」、その「黒鉛」の数を増やす研究をしています。黒鉛の数を増やすことによって、鋳鉄は延性に富んだ鋳鉄材料になるとのこと。「岩手大学ならではの研究環境」について伺ったところ、次のように仰っています。「岩手は、鉄が初めて溶解された場所であり、鉄と深い関わりを持っています。そういった土壌が岩手大学で鋳鉄を研究するというこの環境を作ってくれたのだと思っております。日本全国を見ても4校ほどしか鋳造については研究をしていないという話もありますので、そういった少ない場所の中で、岩手大学で鋳造を研究鋳造や鋳鉄について研究ができるというのは、すごく恵まれたことだなというふうには感じております」
将来の夢について伺いました。伊藤さんは「ここで培った経験を生かしまして、より良い製品の材料を開発するといったような材質改善の研究にまい進したいと考えております。日本はモノづくり大国ということで、私もその一研究員として日本のモノづくりの流れの一つになり、社会全体に貢献できるような人間になっていきたいと思います」そうです。
4.先端理工特別プログラム
岩手大学理工学部ならではのプログラム先端理工特別プログラムについて、芝陽子先生に話を伺いました。
「先端理工特別プログラムというのは、各コース、理工学部の各コースに所属している学生さんでやる気のある学生さんを選抜して、専門的な勉強する環境を提供するというプログラムです。3つあって先端理工特別プログラムというのと、地域創生のものづくりとまちづくりというものがあります。そのうち先端理工というのはグローバル化を目指してるもので、リーダーシップも重視しているプログラムです」
続いて、「研究室インターンシップとは何ですか?」と伺ったところ、次のように仰っています。
「研究室インターンシップといって、先端生が1年次からいろんな自分の興味のある研究室にインターンシップに行ってですね、夏休みとか春休みとかですね、それで実際に研究を体験できるというものがあるんですね。それはやはり一般の学生よりもかなり早い活動で、これが非常に人気がありますね」
「先生の研究について教えて下さい」と尋ねたところ、次のように仰っています。
「私自身は生命コースの教員で分子細胞生物学という分野で研究をやっています。主に、哺乳動物細胞を使ったですね、分子レベルの研究をやっていてですね、薬剤の開発ですとか、例えば今はワクチンですとかね、そういうのにも貢献できたらいいなとは思っています」
岩手大学では地域から世界まで私たちの暮らしを支える研究が行われています。
岩手大学理工学部でものづくりの未来に貢献してみませんか?
※インタビュー内容は取材時点のものです。
▼岩手大学設置学部
人文社会科学部教育学部理工学部農学部
▼岩手大学のHPはこちら
https://www.iwate-u.ac.jp/target/admission.html
▼岩手大学理工学部のHPはこちら
https://www.iwate-u.ac.jp/academics/undergraduate/se.html
▼岩手大学理工学部のリーフレットはこちら
https://www.d-pam.com/iwate-u/218629/index.html#target/page_no=1
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