【九州大学農学部】医療・食糧・栄養・温暖化、世界レベルで人類の問題に挑戦｜研究の特徴と魅力をご紹介‼

今回ご紹介するのは九州大学農学部。

世界レベルの人類の課題にどのように挑戦するのか？九州大学農学部で行われている、幅広い研究に迫ります。

目次

1.人間には欠かせない「健康」と「栄養」の研究

2.カイコを用いた世界を救うことにつながる研究

3.作物学から食糧問題に挑戦

1.人間には欠かせない「健康」と「栄養」の研究

最初にお話を伺うのは、食糧化学工学分野の佐藤匡央教授。

「人間が必要な栄養素をどのくらい、いつ食べたら良いのか」といったことや、動脈硬化症という血管病の予防についての研究を行っているそうです。

また、九大農学部の魅力についてもお聞きしました。「キャンパスの中の農場で教育・研究ができる」「生産から食卓に並んで食べて代謝されるまで、全てを教育できる」といったことが魅力だと仰っていました。

2.カイコを用いた世界を救うことにつながる研究

続いて、生物資源生産科学分野の日下部宜宏教授にお話を伺いました。

日下部教授が力を入れているのが、「カイコからワクチン開発に挑戦する研究」ノロウイルスや新型コロナウイルスのワクチン開発を行ったり、九州大学発のベンチャー企業で新型コロナウイルスの抗体測定キットも開発しているそうです。

「九大のこの研究室でしかできない技術を開発する」「皆さんの役に立つものを生み出したい」ということを目標に、日々研究を行っているそうです。

3.作物学から食糧問題に挑戦

そして、農学分野の石橋勇志准教授は、米や麦、大豆、とうもろこしなどの穀類を研究対象とし、環境問題や食糧生産について研究を行っているそうです。

現在は地球温暖化などにより、地球環境変動が非常に激しく食糧を安定的に供給できないという課題があります。そういった中で、「気候変動が作物にどういったストレスを与えるのか」という研究を行っているそうです。

その他にも、２名の学生に自身の研究についてインタビューしました！

世界レベルで人類が抱える問題解決に挑戦し続ける九州大学農学部。

ここで課題探究能力を育み、次の時代の礎を築きませんか？

※インタビュー内容は取材時点のものです。

【九州大学について】

九州大学は、賛生館として1867年に設立。1911年には4番目の帝国大学として「九州帝国医科大学」と名前を変え、今に至ります。日本を代表する7つの国立大学の一つです。キャンパスは、伊都キャンパス、病院キャンパス、大橋キャンパス、筑紫キャンパスと4つのキャンパスがあります。学部数は12を誇り、様々な学問領域を網羅しています。現在は、91の国と地域から留学生を受け入れている、グローバルな学びの場です。

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