【同志社大学生命医科学部】世界トップレベルの研究環境で生命科学と医学を融合して学ぶ！｜未来の医療と健康を担う研究のすごさに迫る！

今回ご紹介するのは、同志社大学生命医科学部医生命システム学科。

医生命システム学科は“人体を学び、研究する”ことで、生命科学と医学の知識を併せもつ人材を育成する学科です。他の大学では学べない生命科学と医学の融合による学びをご紹介します。

目次

1.人体の機能と構造をリアルに学ぶ！本物にこだわる理由とは？

2.実習を通してどんなことを学ぶことができたのか？｜学生インタビュー

3.創薬の未来を変える！ペプチド医薬品の研究

4.若さと健康を保つ究極の予防医学！老化のメカニズムを解明する！

1.人体の機能と構造をリアルに学ぶ！本物にこだわる理由とは？

医生命システム学科で重視していることは、可能な限り人体をバーチャルでは無く実体として学ぶこと。ここでは世界トップレベルの医学・生命科学ができる教育・研究環境を生かしたさまざまな実習を行っています。

宮坂知宏先生になぜ本物にこだわるのか伺ってみました。

宮坂知宏先生いわく、「本物の組織を見た、脳を見た、腎臓を見た、心臓を見た、その印象、インプレッションはすごく大事です。それがあると自分が学んだもののリアリティーを感じることができますし、その内容をよく覚えることができる。これが人体を本当に学ぶんだということにつながります」

2.実習を通してどんなことを学ぶことができたのか？｜学生インタビュー

実習に参加した学生に、どういったことを学ぶことができたのか聞いてみました。

学生いわく、「実際の検体を使って顕微鏡で観察するんですけど、自分でスケッチとして書き起こすとなると、ちゃんと理解してわかってから、どこが重要かっていうのを把握して書かないといけない。自分の経験として知識が得られたことがすごく良かった」と答えていただきました。

3.創薬の未来を変える！ペプチド医薬品の研究

生命医科学部は、創薬の未来を変える研究にも挑戦しています。それが、高橋美帆先生が研究されている「ペプチド医薬品」。先生にペプチド医薬品が一体どのようなものなのかを伺いました。

高橋美帆先生いわく、「ある機能分子とそれに特異的に結合する物質、リガンドが相互作用する場合を考えたときに、1対1で相互作用する場合と多価対多価で相互作用する場合があります。その多価対多価の相互作用を効率よく阻害する分子の同定をする技術を開発しています」とのこと。１度に600種類ものペプチドを合成する技術で、目的の分子を決めることができるそうです。

4.若さと健康を保つ究極の予防医学！老化のメカニズムを解明する！

老化のメカニズムを解明することで、医療とヒトに貢献する、そんな研究をされている米井嘉一先生にお話を聞いてみました。

米井嘉一先生いわく、「抗加齢医学は、若さと健康を保つ究極の予防医学と言われています。健康というのは単に病気がない、障がいがない、怪我がないだけでなく、肉体的にも精神的にも経済的にも社会的にも健康な、一番いい状態を目指すことが目標であり、抗加齢医学というのはそれを目指しています。そしてその方法、どうやったら機能的な年齢の老化予防、若返りができるのかという研究をしています」

研究を通じてどのような未来を目指しているのか伺うと、「平均寿命は日本が世界一ですけれども、健康寿命はそれよりも男性は9歳ぐらい、女性は13歳ぐらい短いんです。その間に寝たきりだったり大きな病気をしたりしているので、抗加齢医学、アンチエイジングを促進することで、健康寿命の延伸、平均寿命と健康寿命差をなくすことを目標とした世の中にしたいと思っています」とお答えいただきました。

あなたも生命科学と医学を融合させて学び、未来の医療と健康に貢献する研究を行いませんか？

※インタビュー内容は取材時点のものです。

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