
こんにちは、担任助手の新畑です。
今回は「隙間時間の使い方」についてお話します。
受験勉強において、多くの受験生が「隙間時間」の重要性を
勘違いしている気がするからです。
授業や模試の時間、まとまった自習の時間を重視するのは当然です。
ただ、日常の中に散在する5分、10分をいかに積み重ねるかで、
最終的な差は大きく開くのです。
私自身、この重要性を受験生時代、身をもって痛感しました。
学校の授業の合間、友達と話すだけになっていませんか?
息抜きだとして自分を安心させようとしていませんか?
友達との帰り道、談笑することで安心しようとしていませんか?
多少のリラックスは当然大切です。
ただ、そればかりになっては本末転倒です。
隙間時間活用の意義は次の三点に整理できます。
第一に、積み重ね効果です。
1日5分の活用でも、1年間で30時間を超えます。
短時間でも毎日の継続が、大きな学習量となって返ってくるのです。
これはみなさんも意識しているのではないでしょうか。
第二に、集中力の訓練です。
短い時間で区切りをつけて学ぶことで、脳は瞬時に切り替える力を養い、
試験本番の限られた時間配分にも強くなるのです。
第三に、心理的安定です。
隙間時間を活かす習慣は「やり切った」という自己効力感を積み上げ、
不安を和らげることができます。
これが非常に大きいです。細部までこだわること。徹底してください。
受験とは、長期戦であると同時に細部の戦いでもあるのです。
大きな時間の確保に加え、細切れの時間をどう使うかが合否を左右します。
スマホを閉じ、単語帳を開く。
その小さな一歩の積み重ねこそが、志望校合格への最短距離です。
今、あなたの目の前にある5分をどう扱うか。
それが114日後のあなたを決めます。
細部にこだわり抜きましょう。
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