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2017年 12月 11日 努力は根性論ではない!○○論だ!!(中山)
こんにちは。
中山です。
本日は私が最近読んだ本について紹介したいと思います!
私は以前から本を読むことが好きだったのですが、ELZAPで毎週3冊本を読むことがミッションとして課されてからは以前あまり読まなかったタイプの本も読むようになりました。(哲学の本、心理学の本、睡眠についての本など・・・)
その中で今日は、最近読んだ山口真由さんの「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。」という本に書いてあったことを少しだけ紹介します。
まず山口さんのプロフィールから。
山口真由さんは2006年に東大法学部を主席で卒業後、財務省の官僚を経て弁護士になり、ハーバードの大学院をオールAで卒業というまさに天才と言いたくなるような方です。
ですが山口さんは自分のことを天才ではないと言い切り、また山口さんが東大で出会った人たちの中にも天才はほとんどいなかったと言っています。
山口さんがが東大法学部を主席で卒業できたのは、天才だったからではなく誰よりも努力したからだと彼女は言い切ります。
実際山口さんは司法試験の前の二週間、睡眠時間3時間、食事の時間20分、お風呂の時間も20分と決めて残りの19時間30分を全て勉強に費やしていたのです。
目次
1 なぜ人は努力をすることができないのか
2 8対2の法則
3 まとめ
1 なぜ人は努力をすることができないのか
まず、努力するとは何かについてです。
山口さんによると努力とは何かを反復・継続することを指します。
だから、努力をするにはまず何を反復・継続するか決めることが必要なのです。
そして反復・継続するものはなるべく定性的ではなく定量的なものにすることが必要です。
例 ✕1時間集中してテキストを精読する
〇1時間で高速基礎マスターの英文法300トレーニングする
達成できたかできていないか目に見える何かを決めて、それを反復・継続する。
その何かが決まっていなければ、努力できないのは当たり前なのです。
2 8対2の法則
努力するための方法としてもう一つあるのが、反復・継続すると決めた行為の負担を減らすという方法があります。
反復・継続するときに、人は分かる問題が8割、分からない問題が2割という状態が黄金比です。
これより分からない問題が多いと負担が大きすぎるし、逆にこれより分かる問題の割合が高いものをやっても今のレベルよりも上達しません。
そうはいっても新しいことを始める時にいきなり知っているもの8割というわけにはいきません。
だから、新しいものを覚える時には、とっかかりの抵抗がなるべく少ない方法で始めることが重要です。
たとえば世界史の教科書を読もうとするとき、初めから細部まで読もうとするのではなく、ざっと目を通して何度も何度も読む方が良いのです。
すると2対8だったのが3対7、5対5、7対3、8対2というように徐々に変わっていきます。
とにかく、とっかかりのハードルを下げることが重要なのです。
3 まとめ
山口さんは、努力をする力というのは才能ではなく方法さえわかればできる技術のようなものだと言っています。
この本にはほかにも努力しる為の方法論がたくさん紹介されているので是非読んでみて下さい!