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日本人初の快挙!東進卒の遠藤宏哲くんが、あのケインズも受賞したケンブリッジ大学「アダム・スミス賞」を受賞

目次

東進の海外大学留学支援制度を活用して英国ケンブリッジ大学経済学部に留学中の遠藤宏哲くんが、日本人で初めてアダム・スミス賞を受賞しました。同賞は経済学部の学年末試験と卒業論文を合わせた総合1位の学生に与えられる栄誉であり、ケインズ経済学の祖であるジョン・メイナード・ケインズも受賞者に名を連ねる歴史ある賞です。


遠藤 宏哲くん(ケンブリッジ大学 修士1年)

遠藤くん

東京都私立麻布高校卒。東進で学び、高校3年時に東進海外留学支援制度の留学支援生となり、2020 年ケンブリッジ大学入学。経済学を専攻

①卒業論文テーマおよび要旨

「パンデミック下の感染者数と経済損失のトレードオフを改善する方法について」

個人の合理的意思決定により感染者数と経済活動レベルが決まるモデルを用いて、人々の利他精神や政府の広報、政府の政策の不確実性等が上記トレードオフに与える影響を理論的に調査。


②本人からのコメント

今回、このような栄誉ある賞をいただきと光栄に思います。私の関心は動学的一般均衡モデルを用いたマクロ経済分析です。現実と密接に関連したモデル研究・分析を通じて社会の厚生を高め、日本・世界経済の安定に貢献したいです。確かに、抽象的な経済理論を現実経済へと即座に応用することは困難かと思いますが、後々に、経済について考える上で人々が参照する思考のフレームワークやアイディアを提供できる研究を目指しています。東進の海外大学留学支援制度のおかげで、高インフレに加え、円安という状況下でも勉学に集中することができている環境に感謝し、恵まれた環境を最大限に活かすことができるよう、精一杯頑張ります。


アダム・スミス賞について

ケンブリッジ大学経済学部にて、Economics Tripos の PartⅡB(3年次の学年末試験、英国大学は3年制のため卒業試験にあたる)および卒業論文を合わせた総合成績で1学年約 160 名中1位の学生に与えられる栄誉ある賞。ケインズ経済学の祖であるジョン・メイナード・ケインズ(1909 年受賞)、アジア人初のノーベル経済学賞受賞者であるアマルティア・セン(1954 年受賞)、インド前首相であるマンモハン・シン(1956 年受賞)など、錚々たる受賞者が名を連ねる。


東進 海外大学留学支援制度について 

1.目的

「独立自尊の社会・世界に貢献する人財の育成」を教育目標として掲げる東進が、日本全国の未来のリーダー候補である高校生に対して、世界のトップレベルの頭脳が集う海外大学への進学を支援するものです。卒業後は、各分野で日本代表として世界を舞台に大活躍する人財となっていただくことを目的としています。

2.対象大学

ハーバード大学、プリンストン大学、イェール大学、スタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学、カリフォルニア工科大学、ケンブリッジ大学、オックスフォード大学

3.対象人数 各学年最大10名

4.選抜方法 全国統一高校生テスト決勝大会の成績と、人物評価面接により支援対象者を選抜。

※全国統一高校生テストは年2回(6月・11月ごろ)実施。次回は11月5日(日)実施

5.支援内容 ※2023年9月30日時点の為替レートで計算

米国:1人あたり総額38万ドル(年間9.5万ドル4年間、約5,700万円)を給付(返済不要)

英国:1人あたり総額26万ポンド(年間6.5万ポンド4年間、約4,700万円)を給付(返済不要)

6.これまでの支援実績

2023年:1名(プリンストン大学)、2022年:1名(スタンフォード大学)

2021年:3名(マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学、ケンブリッジ大学)

2020年:2名(ケンブリッジ大学2名)、2019年:1名(スタンフォード大学)

詳しくはこちら

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