設問数、配点に変化なし、第3問B、第4問に形式の変化あり
大問数 |
減少 | 変化なし | 増加 |
設問数 |
減少 | 変化なし | 増加 |
マーク数 |
減少 | 変化なし | 増加 |
難易度 |
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 |
大問4題からなる全体の構成に変化はないが、第4問に形式面の変化があった。昨年までの第4問Bの形式(長めの文章を聞いて答える問題)がやや語数を減らして第4問Aに移り、第4問Bには、新たに3人の討論(発言数6、総語数300語)を聞いて答える問題が設けられた。昨年までの第4問Aの短い文章を聞いて答えるモノローグの問題が姿を消し、対話を聞き取る問題が増えたことになる。また、第3問Bでは、長めの対話を聞き取る点は変わらないが、設問形式がこれまでの表を完成させる形式から、3つの設問にそれぞれ解答する形式に変わった。
全体の総語数は約1100語でほとんど変化はなかった。英語の読み上げは標準的な速度で、設問ごとに2回繰り返される点も変わらない。ただし、内容面では説明的な文章の聞き取りがなくなり、日常生活における英語による発話を意識した内容となっている。具体的には、第3問Bは宅配ピザの注文、第4問Aは女性の体験談の語り、第4問Bは学校の英語の授業での討論といった具合である。英語を聞き取るだけでなく、日頃から英語を発話する機会を増やしていくことが求められている。
難易度については、昨年は迷うことが少ない設問が多く易化したが、今年はやや思考を要求する問題の増加や設問形式の変化により、昨年と比べると難化したといえる。
年度 |
大問 |
出題分野 |
設問数 |
マーク数 |
配点 |
||||
2016 |
第1問 |
短い対話の内容に合う絵などを選ぶ |
6 |
6 |
12 |
||||
第2問 |
短い対話の後に続く応答文を選ぶ |
7 |
7 |
14 |
|||||
第3問 |
A |
短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ |
3 |
3 |
12 |
||||
B |
長めの対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ |
3 |
3 |
||||||
第4問 |
A |
長めの文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ |
3 |
3 |
12 |
||||
B |
長めの会話(3人)の内容について、質問に答える |
3 |
3 |
||||||
2015 |
第1問 |
短い対話の内容に合う絵などを選ぶ |
6 |
6 |
12 |
||||
第2問 |
短い対話の後に続く応答文を選ぶ |
7 |
7 |
14 |
|||||
第3問 |
A |
短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ |
3 |
3 |
12 |
||||
B |
長めの対話の内容について、図表を完成する |
3 |
3 |
||||||
第4問 |
A |
短い文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ |
3 |
3 |
12 |
||||
B |
長めの文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ |
3 |
3 |
||||||
2014 |
第1問 |
短い対話の内容に合う絵などを選ぶ |
6 |
6 |
12 |
||||
第2問 |
短い対話の後に続く応答文を選ぶ |
7 |
7 |
14 |
|||||
第3問 |
A |
短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ |
3 |
3 |
12 |
||||
B |
長めの対話の内容について、図表を完成する |
3 |
3 |
||||||
第4問 |
A |
短い文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ |
3 |
3 |
12 |
||||
B |
長めの文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ |
3 |
3 |
||||||
2013 |
第1問 |
短い対話の内容に合う絵などを選ぶ |
6 |
6 |
12 |
||||
第2問 |
短い対話の後に続く応答文を選ぶ |
7 |
7 |
14 |
|||||
第3問 |
A |
短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ |
3 |
3 |
12 |
||||
B |
長めの対話の内容について、図表を完成する |
3 |
3 |
||||||
第4問 |
A |
短い文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ |
3 |
3 |
12 |
||||
B |
長めの文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ |
3 |
3 |
過去の平均点の推移
2015 | 2014 | 2013 | 2012 | 2011 |
---|---|---|---|---|
35.39点 | 33.16点 | 31.45点 | 24.55点 | 25.17点 |