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センター試験解答速報2016

1日目解答

地理歴史

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公民

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国語

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2日目解答

理科1

物理基礎 化学基礎 生物基礎 地学基礎 

数学1

数学I 数学I・数学A 

数学2

数学II 数学II・数学B 

理科2

物理 化学 生物 地学 
数学II
全体概観

昨年に比べて全体的に計算量も少なくなり、問題も易しくなった。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加  
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化  

必答問題4題の出題。第1問は〔1〕が指数・対数関数の問題、〔2〕が三角関数を含む方程式の問題である。〔1〕の前半のグラフの位置関係の問題はやや目新しい。また、〔2〕は丁寧な誘導がなされているので、計算の目的を見失わず、解き進めることが重要である。第2問は「微分法・積分法」の問題で、2つの図形の共通部分の面積を考える問題。計算量が非常に多い。第3問は座標平面において三角形とその外接円を考える問題で、後半の計算量が多い。第4問は前半が4次方程式、後半が3次方程式の解に関する問題であるが、ともに丁寧な誘導が施されているので解きやすい。

年度

大問

出題分野

配点

2016

 

 

第1問

[1] 指数・対数関数

30

[2] 三角関数

第2問

微分法・積分法

30

第3問

図形と方程式

20

第4問

方程式・式と証明

20

2015

 

 

第1問

[1] 三角関数

30

[2] 指数・対数関数

第2問

微分法・積分法

30

第3問

図形と方程式

20

第4問

方程式・式と証明

20

過去の平均点の推移

2015
23.83点

設問別分析
【第1問】指数・対数関数、三角関数
[1](指数・対数関数)
 前半が、指数・対数関数のグラフの位置関係を問う問題。後半が、対数関数の最小値を求める問題。前半がやや目新しいものの、式変形を正しくできれば容易である。後半も教科書の練習問題レベルであるので、時間を掛けないようにしたい。

[2](三角関数)
 2倍角、半角の公式を用いて三角関数を含む方程式の解や、解の個数を求める問題。丁寧な誘導がなされているので、計算の目的を見失わず、解き進めることが重要である。
 
【第2問】微分法・積分法
 2つの放物線に挟まれた部分と、正方形の共通部分の面積を考える問題。積分区間の両端に文字定数を含むため、計算量が非常に多い。計算式ははっきりしているので、その後、要領良く解くことができるかどうかがポイント。

【第3問】図形と方程式 (選択問題)
 座標平面において三角形と、その外接円を考える問題。前半は線分の中点の座標の計算など、基本的な設問なので完答したい。しかし、後半の外接円の中心の座標を求める計算以降は分数式などの複雑な式を扱うので、注意が必要。

【第4問】方程式・式と証明 (選択問題)
 前半が4次方程式、後半が3次方程式の解に関する問題。前半は複2次式の計算、後半は因数定理と解と係数の関係がテーマである。ともに丁寧な誘導が施されているので解きやすい。