【東京学芸大学教育学部】「教育」に関する授業の魅力・特長｜実際に学芸大学を選んだ理由とは？学生インタビュー｜教員養成の学びや専門課程に迫る‼

今回紹介するのは、教育者を養成する東京学芸大学。

緑豊かな小金井キャンパスから、とことん教育を追求した学びをご紹介します。

東京学芸大学の教育学部には、学校の先生を要請する「教員養成課程」と、教育支援職を養成する「教育支援課程」があります。教育に関心のある学生が全国から集まり、授業外でも自主ゼミや教育系サークルで活動するなど、学生同士で関わる機会がたくさんあります。

教員養成課程には、「初等教育教員養成課程」「中等教育教員養成課程」「養護教員教育養成課程」「特別支援教育教員養成課程」の4つの課程があります。それぞれの専門に特化した授業を受けることができますよ。

いろいろな分野の先生方が集まっていますが、今回はそのうちのお一人に実際にお話を聞いてみましょう。

教育学の中でも特に教育方法学を研究されている、総合教育科学系教育学講座学校教育学分野准教授の大村龍太郎先生へ「大学での学びについて教えてください」と質問をしました。すると、以下のように答えていただきました。

「具体的には、『良い授業』とは何か、ということを研究しています。良い授業と言っても、それを構成する要素はたくさんありますよね。そのため、評価の目標・内容・方法・カリキュラムはもちろん、先生の指導技術や子どもたちの人間関係、学校やそれを取り巻く社会の影響まで踏まえ、『良い授業』がどのようなものかを考えています」

教師になるためや教育関係のことを深く学ぶため、色々な角度から教育について考えていける点が大きな魅力の一つですね。

音楽を専攻する学生へのインタビューでは、「大学の魅力を教えてください。」と聞きました。学生から、「教員になるためのカリキュラムが充実している点」だと答えていただきました。さらに「音楽専攻では、実技・理論のどちらも学べるだけではなく、授業でどのように展開できるのか学べる点も非常に魅力的です。子供から大人まで、教育に関わる社会をつくっていきたいです」と教えていただきました。

まさに、未来を担う教員の育成が行われています。

続いて、教育を支援するスペシャリストを目指す「教育支援課程」を紹介します。

総合教育科学系教育学講座生涯教育学分野准教授の倉持伸江先生に「教育支援について教えてください」と尋ねました。先生は以下のように教えてくださいました。

「教育支援職とは、ある特定の職業ではなく、教師以外の立場で様々な専門を持って教育をサポートすることを総称しています。教育支援職の必要性は、現代の社会問題が複雑化し、変化が激しい中で教育の問題も多様化・複雑化しています」

「様々な専門性を持った人が、教育についての知識を持ち、連携・協働によって問題を解決していく人材が求められています。学芸大では教育支援課程を日本で初めて設置し、人材の育成をしています」というお話を伺いました。

実際に、教育支援課程で学ぶ学生には「学芸大学を選んだ理由」を問いました。

「学芸大学に入学した理由は、海外にルーツをもつ子どもたちの教育支援に興味があったからです。自分が本当に学びたいことがわからなかったのですが、異文化や心理学の授業など様々な分野の授業をとる経験から、自分は言語面でサポートすることに興味があると知ることができました。自分の将来が定まった瞬間でした」と答えていただきました。

学校と社会をつなぐスペシャリストを育成していることが分かりますね。

東京学芸大学は教育を追求する熱い学生と先生ばかり。

ぜひキャンパスに足を運んでみてくださいね。

※インタビュー内容は取材時点のものです。

〔Contents〕

0:00 東京学芸大学教育学部の学びの魅力と特徴に迫る！

0:50 大学では具体的に何を学ぶの？｜先生に聞いてみた

1:51 大学の魅力は？将来どうなりたい？｜学生インタビュー

2:26 教育支援職とは？どんな必要性があるの？｜先生に聞いてみた

3:16 学芸大学を選んだ理由は？選んでよかったことは？｜学生インタビュー

▼東京学芸大学のHPはこちら

https://www.u-gakugei.ac.jp/