【学習院大学理学部】ミトコンドリアで生命の秘密を解明！都内で科学を探究できる最先端の環境を紹介!!

今回ご紹介するのは学習院大学理学部。

JR山手線の目白駅から徒歩20秒と立地が良く、思う存分研究や実験に打ち込むことができます！

1.本当に思う存分研究や実験ができるの？

まずは化学科の​​稲熊教授にお話をお聞きしました！

稲熊教授は現在、元素を組み合わせ、新たな化合物を創り出す研究をされています。電池を作ろうとしており、電子部品の基礎となるような研究をされているそうです。なぜ学生が思う存分研究や実験に打ち込めるのか伺いました。稲熊教授は「さまざまな設備が整っていて実験装置もありますので自分がやりたい研究に取り組めます」と仰っていました。

2.ミトコンドリアが老化を防ぐ！？最先端のミトコンドリア研究！

次に生命科学科の柳教授にお話をお聞きしました！

柳教授はミトコンドリアの研究をされています。ミトコンドリアの機能が落ちてくるとさまざまな病気、例えばアルツハイマーやパーキンソン病、がん、老化といったものを引き起こします。そこでミトコンドリアが加齢と共にどのように壊れていくのかというメカニズムについて特に研究されています。その研究が社会にどのように役立っているのか伺うと、「最近私達は新しいタンパク質を発見しました。M I T O L という名前を付けたんですが、これが興味深いことに加齢とともにどんどん減っていくんですね。これが原因でミトコンドリアが壊れていってしまう。ですから我々はこのタンパク質の発現の減少を抑制し、ミトコンドリア機能を上げることでそれをブロックするという研究を進めています」と仰っていました。

3.学生インタビュー：創薬開発にもつながる！新しい有機反応の研究

化学科の学生にもお話を聞いてみました！

今回インタビューした学生は新しい有機反応の開発を研究されていました。この研究している有機反応は創薬開発などにも繋がる可能性がある研究であり、今までに新しい新規の化合物を合成したこともあるそうです。また、将来は化学系企業の研究職に就きたいそうです。自分の研究によって得た成果が実際に一般の人の役に立つような研究成果を上げていきたいと仰っていました。

4.波であり粒である量子光学の世界！学生が実験や研究に夢中になれるワケとは！？

量子光学の研究をしている平野研究室に伺いました。

量子光学は波であると同時に粒であるという不思議な世界で、それを実験で制御したり利用したりする研究をされているそうです。

なぜ研究や実験に夢中になれるのか伺ったところ、「高校生まで与えられたことをこなすというものが勉強的なものですが、研究というのは勉強ではなくて直面している色んな問題を色んなことを試して解決していく、新しいことを色々試して考えながら解いていく。最先端の装置を自分で操作して新しいことができるっていうことは学生にとって楽しいことだと思います」と仰っていました。

5.微分幾何学で形を表現！大学で数学を学ぶ意味とは！？

最後に幾何学を研究されている山田教授にお話を聞いてみました！山田教授は微分幾何学の中でも特に一般相対性理論で使うアインシュタイン方程式の幾何学を研究されているそうです。大学に入って数学を勉強する意味について伺ったところ、次のように仰っていました。「四年間大学に入って数学を勉強し続けることで先鋭的な抽象化の思考が可能になります。社会に入っても非常に複雑な状況、それをパターン化して解析する能力というのは一種の特殊能力になると思うんですね。だからこそ貴重な経験になるのではないかなと期待しています」

学生も先生も夢中になれる場所、学習院大学理学部。あなたもここで思う存分研究・実験に打ち込んでみませんか？

※インタビュー内容は取材時点のものです。

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