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国語

国語 

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英語 リスニング 
リスニング
全体概観

大問構成、設問数、配点とも変化なし 


大問数
減少 | 変化なし | 増加  
設問数
減少 | 変化なし | 増加  
マーク数
減少 | 変化なし | 増加  
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化  

出題形式に変化なし。2006年のリスニング試験導入から10年目となるが、出題形式は一貫して変わっていない。総語数も1100語前後で一定している。英語の読み上げは標準的な速度で、設問ごとに2回繰り返される。大問4題のうち、第3問・第4問はA、B2つのパートに分かれ、実質的には6つのパートから成る。第1問〜第3問は対話形式、第4問はモノローグで、内容はいずれも日常生活や一般常識に即したものが中心。  対話形式の問題は、20〜50語程度(2〜4往復)の短いものが16問と、150語程度(6往復)の長めのものが1問(設問は3つ)。モノローグの問題は、100語程度のものが3問と、200語程度の長めのものが1問(設問は3つ)の構成である。一部の問題にはイラストや図表も用いられ、聞き取りの力が様々な角度から試される。  英語自体は標準的であるが、単純に聞こえてきた内容をそのまま選ぶのではなく、簡単な思考が求められる問題も混ざっている。とくに日時や金額などに関して簡単な計算を要する問題や、集中力が必要な長めの英語を聞いて答える問題では毎年正答率が低い。高得点のためには、英語力を上げることに加えて、模試や過去問による十分な対策を通じて、解答に必要な考え方を身につけることが有効である。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2015

 

 

第1問

短い会話の内容に合う絵などを選ぶ

6

6

12

第2問

短い会話の後に続く応答文を選ぶ

7

7

14

第3問

A

短い会話の内容について、質問に対する答えを選ぶ

3

3

12

B

長めの会話の内容について、図表を完成する

3

3

第4問

A

短い文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ

3

3

12

B

長めの文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ

3

3

2014

第1問

短い会話の内容に合う絵などを選ぶ

6

6

12

第2問

短い会話の後に続く応答文を選ぶ

7

7

14

第3問

A

短い会話の内容について、質問に対する答えを選ぶ

3

3

12

B

長めの会話の内容について、図表を完成する

3

3

第4問

A

短い文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ

3

3

12

B

長めの文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ

3

3

2013

第1問

短い会話の内容に合う絵などを選ぶ

6

6

12

第2問

短い会話の後に続く応答文を選ぶ

7

7

14

第3問

A

短い会話の内容について、質問に対する答えを選ぶ

3

3

12

B

長めの会話の内容について、図表を完成する

3

3

第4問

A

短い文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ

3

3

12

B

長めの文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ

3

3

2012

第1問

短い会話の内容に合う絵などを選ぶ

6

6

12

第2問

短い会話の後に続く応答文を選ぶ

7

7

14

第3問

A

短い会話の内容について、質問に対する答えを選ぶ

3

3

12

B

長めの会話の内容について、図表を完成する

3

3

第4問

A

短い文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ

3

3

12

B

長めの文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ

3

3


過去の平均点の推移

                 
2014 2013 2012 20112010
33.16点 31.45点 24.55点 25.17点29.39点

設問別分析
【第1問】短い対話の内容に合う絵などを選ぶ問題
例年同様、絵や数値に関する問題を中心とする構成であった。絵については、Tシャツのデザインとノートパソコンにつながれたマウスとケーブルの位置を話題とする問題であったが、それぞれ代名詞やin my wayなどの表現がポイントになり,必ずしも易しくはない。数値を問う問題は3問あり、1つは通勤の所要時間,1つがキャンセル料金、もう1つはミーティングの開始時刻に関するものであったが、総じて平易なレベルであった。

【第2問】短い対話に続く応答を選ぶ問題
会話の最後に続く応答を選ぶ問題で、例年同様の問題数だった。いずれも状況を考えなければならない設問であるが,全体としては平易なレベルにあった。会話の決まり文句が決め手になる問題も一部あるが、ほとんどは話題の中心をしっかりつかみ、全体的文脈をとらえることが不可欠である。また、どちらかと言えば,問いに対する明確な応答を選ぶよりも、自然につながるものを消去法で選ぶ問題に重点が置かれていることに注意したい。

【第3問】A 短い対話の内容について、質問に対する答えを選ぶ問題
     B 長めの対話の内容について、表にあてはまるものを選ぶ問題
Aは昨年同様、対話の具体的状況を把握できなければ正解できない問題であったが、いずれもどのような状況で行われている対話かは容易に判断できたと思われる。問15がやや選択肢に紛らわしいものがあり、迷った受験生もいただろう。Bは、昨年は馴染みのある日本の地名が出てきて理解し易かったと思われるが、今年は細かい数字の聞き取りを含み、昨年と比べるとやや難しかったのではないか。

【第4問】A 短い文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ問題
     B 長めの文章の内容について、質問に対する答えを選ぶ問題
Aは、問20の選択肢の形式が目新しく感じられたかもしれないが、話者が述べている順に聞き取っていけばよいという点では昨年の問21と同様である。今回の問21は聞き取った多くの情報から答えを選ばなければならずやや難しかったであろう。問22は内容がイメージし易く、解き易かったのではないか。Bは、ヘレン・ケラーと秋田犬にまつわる話で、特に難解な設問は含まれていなかった。落ち着いて解けば解き易かったと思われる。