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教科書の内容を確実に身につけよう
どの科目にしても、センター試験対策で基本となるのは教科書の内容です。「倫理、政治・経済」では「倫理」と「政治・経済」の2科目を学ぶ必要があるので大変ですが、両方合わせても世界史や日本史の教科書1冊程度ですから、格別に負担が重いということはないでしょう。とはいえ、高校の授業では「倫理」と「政治・経済」が十分に学習できないケースもあるので、できるだけ早くから教科書の内容をしっかりマスターし、実践的なトレーニングを進めることが求められます。

暗記よりも内容理解を
「倫理」と「政治・経済」では、知識よりも1つ1つの内容の理解が大切です。社会科は暗記だと思っている受験生は考えを改めてください。倫理分野でも政経分野でも,つねに「なぜそうなるのか」という問題意識を持って学習を進める必要があります。まずは何度も教科書やテキストを読み、巻末の索引にある用語を見たら、その内容を容易にイメージ出来るくらいにまで読み込むことです。

思想家と仲良くなろう
倫理分野については特に暗記と捉えるとなかなか頭に入らないものです。用語集などに出ている思想家のプロフィールなどもよく読み、共感できるようになると理解がぐっと進みます。それらの思想家がどのような時代に生き、どのような問題意識で何を主張したのかをつかめるようにすることを目指してください。倫理資料集などで原典に当たってみると、その思想家の考え方がより分かりやすくなるでしょう。

普段からニュースに関心を持つこと
「政治・経済」の教科書に記載されていることは、現実のテレビ・新聞などの現実のニュースに直結しています。そのため普段からニュースに関心を持ち、教科書のどの部分に関連するかの意識を持つことです。新聞、雑誌、テレビなどを通じて学習できる項目は、実はかなりたくさんあります。こうして身近に考えることで政治や経済事項に関するセンスや勘が養われ、応用問題に遭遇しても十分に力を発揮できます。『現代社会の最新時事』や、最新の政治・経済資料集、現代社会資料集などに触れておくことも有効です。

ただ、時事的事項の名称だけをなんとなく「知っている」気分になり、その背景や理論、歴史を知らないために選択肢で「知っている」単語に惑わされて正解にたどりつけない、ということは避けなければなりません。

「知っている」つもりになっている単語に関して理解を深めていくためには、今後試験本番までに、1日1項目、15分でもまず教科書・テキストにあたると良いでしょう。単にセンター試験への対策をするのではなく、常識力養成のための基礎力増強トレーニング、というぐらいの気持ちで勉強を開始してみてください。情報インプットとして『政経ハンドブック』(東進ブックス)を徹底して学習し、制度・しくみの定義はもちろん、その存在理由、問題点、対策をしっかり読み取ることが有効です。その上で、アウトプットとして『倫理、政経 一問一答』(東進ブックス)でトレーニングを行うとよいでしょう。

東進のセンター試験本番レベル模試は、年間のカリキュラムでセンター試験と同一レベル・同一形式の問題演習を繰りかえします。積極的に受験して、自らの学習進度を測る物差しとして利用してください。

大問構成は倫理分野、政治・経済分野から各3問。小設問は大部分が「倫理」「政治・経済」単独からの流用だが、一部にオリジナル問題あり。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

出題形式としては、倫理分野、政治・経済分野から大問が各3問ずつ計6問、小設問は大部分が「倫理」「政治・経済」単独科目と共通であったが、倫理分野では「倫理、政治・経済」オリジナル問題が1題含まれていた。また政治・経済分野では昨年、一昨年に続いて「倫理、政治・経済」オリジナルのリード文が1問あった。出題数は昨年、一昨年と同じく39問。 「倫理」と「政治・経済」の全分野から網羅されるように設問が選択されている。倫理分野、政治・経済分野ともに十分な準備をしておかないと高得点はねらえない出題であった。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2014

 

 

第1問

現代社会分野・青年期分野

5

5

14

第2問

源流思想分野・日本思想分野

7

7

18

第3問

源流思想分野・西洋近代思想分野

7

7

18

第4問

国内政治・国内経済・国際政治分野

6

6

14

第5問

経済分野

7

7

18

第6問

国内政治分野

7

7

18

2013

 

 

第1問

現代社会分野・青年期分野

5

5

14

第2問

源流思想分野・日本思想分野

7

7

18

第3問

源流思想分野・西洋近代思想分野

7

7

18

第4問

国際経済分野

6

6

14

第5問

国際政治分野・国内政治分野

7

7

18

第6問

経済分野

7

7

18

2012

第1問

源流思想分野

7

18

第2問

西洋近代思想分野

7

7

18

第3問

青年期分野・日本思想分野・現代社会分野

5

5

14

第4問

日本経済分野

6

6

14

第5問

日本経済分野・国際経済分野

7

7

18

 

第6問

政治分野

7

7

18


過去の平均点の推移

2013 2012
60.68点 67.14点

公民科の科目特性に注意しよう
公民科はかつて「政治・経済」「倫理」「現代社会」に区分されていましたが、2012年度から新たに「倫理、政治・経済」という科目が登場しました。旧帝大系の上位校が指定科目にする例が多いので、志望校の指定科目に注意してください。「政治・経済」は中学校3年で学習した公民の範囲を深く学ぶものですが、「倫理」は人間の内面的な問題を扱う分野で、おそらく初めて遭遇する学問でしょう。「現代社会」はもともと広い視野から統一的に社会を見るために作られた科目です。簡単にいえば「政治・経済」と「倫理」に現代社会で話題となっている地理的・歴史的視点を少し加えた範囲、という科目なのです。これらの公民科の科目は、相互に関連して、総合的にとらえねばなりません。また、「倫理、政治・経済」には歴史的な背景を問う出題も見られますが、細かな年号を覚えるのではなく、その制度やしくみがなぜ確立してきたのか、どのような問題点があるのか、という大きな流れと因果関係を理解することが大切になります。


早めの準備を
「倫理、政治・経済」は地歴よりは簡単だとたかをくくっていると、両分野を網羅的に学習できないままに入試本番を迎えることになりかねません。とりあえず両分野の教科書を一刻も早く通読し、どんなテーマが取り扱われるのかということだけでも押えることが大切です。専門的な用語や細かい事項は後から深めていくことができますので、アウトラインだけでも早く頭に入れることを目指しましょう。

特に政治・経済分野は制度、しくみや理論メカニズムの正確な理解が必要なので、『名人の授業 新政治攻略』『名人の授業 新経済攻略』(東進ブックス)などで早いうちに基本を押さえておくと、高3になってから学力を早く高めることができるでしょう。
東進のセンター試験本番レベル模試は、年間のカリキュラムでセンター試験と同一レベル・同一形式の問題演習を繰りかえします。積極的に受験して、自らの学習進度を測る物差しとして利用してください。

大問構成は倫理分野、政治・経済分野から各3問。小設問は大部分が「倫理」「政治・経済」単独からの流用だが、一部にオリジナル問題あり。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

出題形式としては、倫理分野、政治・経済分野から大問が各3問ずつ計6問、小設問は大部分が「倫理」「政治・経済」単独科目と共通であったが、倫理分野では「倫理、政治・経済」オリジナル問題が1題含まれていた。また政治・経済分野では昨年、一昨年に続いて「倫理、政治・経済」オリジナルのリード文が1問あった。出題数は昨年、一昨年と同じく39問。 「倫理」と「政治・経済」の全分野から網羅されるように設問が選択されている。倫理分野、政治・経済分野ともに十分な準備をしておかないと高得点はねらえない出題であった。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2014

 

 

第1問

現代社会分野・青年期分野

5

5

14

第2問

源流思想分野・日本思想分野

7

7

18

第3問

源流思想分野・西洋近代思想分野

7

7

18

第4問

国内政治・国内経済・国際政治分野

6

6

14

第5問

経済分野

7

7

18

第6問

国内政治分野

7

7

18

2013

 

 

第1問

現代社会分野・青年期分野

5

5

14

第2問

源流思想分野・日本思想分野

7

7

18

第3問

源流思想分野・西洋近代思想分野

7

7

18

第4問

国際経済分野

6

6

14

第5問

国際政治分野・国内政治分野

7

7

18

第6問

経済分野

7

7

18

2012

第1問

源流思想分野

7

18

第2問

西洋近代思想分野

7

7

18

第3問

青年期分野・日本思想分野・現代社会分野

5

5

14

第4問

日本経済分野

6

6

14

第5問

日本経済分野・国際経済分野

7

7

18

 

第6問

政治分野

7

7

18


過去の平均点の推移

2013 2012
60.68点 67.14点