東進のナガセ、フィットネスジム、スイミングスクール大手 ダンロップスポーツウェルネスの株式を取得、グループ傘下に。
2024/09/30
今回は日本で唯一の医療系総合大学院大学、東京医科歯科大学をご紹介します。医科歯科大学は「知と癒しの匠を創造し、人々の幸福に貢献する」を基本理念としており、人々の健康と福祉に貢献しています。また、キャンパスのある湯島の昌平坂跡地は江戸時代の学問の中心で、学問の聖地、近代教育発祥の地として知られています。今回は7月27日、7月28日の二日間に行われた、オープンキャンパスのプログラムの中から、医学部の模擬授業、ミニチュア義歯をつくる歯学部の模擬実習、看護師さんから聴診器や車いすの使いかたを学ぶ医学部の模擬実習の様子、また実際に参加した高校生の声をお届けします!
[Contents]
0:00 東京医科歯科大学のオープンキャンパスに潜入!
1:00 つくった入れ歯は持ち帰れる!?東京医科歯科大学歯学部の模擬実習!
1:23 東京医科歯科大学保健衛生学科 看護学の模擬実習!
1:51 オープンキャンパス特権!東京医科歯科大学医学科 模擬授業に参加!
2:17 オープンキャンパスに参加した高校生へインタビュー
#東京医科歯科大学 #オープンキャンパス #東進
1.基本情報(設置学部、歴史など)
◆学部・学科(定員)
【医学部】
医学科(100)
保健衛生学科(90)
・看護学専攻(55)
・検査技術学専攻(35)
【歯学部】
歯学科(53)
口腔保健学科(32)
・口腔保健衛生学専攻(22)
・口腔保健工学専攻(10)
◆歴史
東京医科歯科大学(英語名:Tokyo Medical and Dental University;TMDU)は東京都文京区に本部を構える国立大学です。
前身である官立「東京高等歯科医学校」は、1928年に日本初の歯科医学教育機関として設置されました。
「東京高等歯科医学校」は1930年に御茶ノ水の「東京女子高等師範学校」(現在のお茶の水女子大学)跡地に移転します。
ここはかつて「昌平坂学問所」や現在の「筑波大学」の前身である「東京師範学校」があった場所でもあり、「近代教育発祥の地」と呼ばれています。
その後1944年に医学科が設置され「東京医学歯学専門学校」となります。
また、1946年には大学令により旧制の「東京医科歯科大学」へと昇格します。
そして1951年に新制大学となり、現在に至るまで「知と癒しの匠を創造し、人々の幸福に貢献する」を基本理念に社会の健康と福祉に貢献しています。
2.特徴的な学び
東京医科歯科大学では教育理念として、
・幅広い教養と豊かな感性を備えた人間性の涵養
・自己問題提起、自己問題解決型の創造的人間の養成
・国際性豊かな医療人の養成
の3つを掲げています。
ブランドゴールは「医科歯科連携で、世界の医療・医歯学研究のグローバルスタンダードへ」。
そして東京医科歯科大学は文部科学省指定のスーパーグローバル大学事業のトップ型指定校です。
これらのことから東京医科歯科大学では基礎教育を重んじ、医学歯学の連携を深めるということを意識しています。
また、医療系総合大学でありながらも世界で活躍するためのグローバルなカリキュラムが整っているところも特徴です。
◆教養部
”本学での学生生活の最初の入口、それが教養部です。”(東京医科歯科大学HPより)
東京医科歯科大学に入学した学生は、最初の1年間を緑豊かな国府台キャンパスで過ごします。
ここでは全生徒が学部・学科関係なく、人文・社会・自然系の科目を共に学びます。
教養部は上記の教育理念に基づき、医療人に求められる教養と人間としての力を身につけることを目的として設置されています。
また、以下の4つの力を学生に獲得させることが目的とされています。
・市民社会の一員として、自己と他者を理解するための幅広い教養と感性
・科学的に考え、理解し、自ら問題を見つけ継続して学ぶ力
・国際的な医療人として活躍するために必要なコミュニケーションの能力
・専門教育に必要な基礎学力や思考力、技術
◆医歯学基盤教育
医学・歯学の連携の例としては「医歯学基盤教育」が挙げられます。
これは、2年次から4年次まで、週に1回ずつ「グローバルコミュニケーション」「臨床統計」「生命倫理」という講義を行うものです。
このカリキュラムでは、地球規模で問題となっているトピックや倫理的問題について、世界標準言語である英語で論理的に思考・協議します。
また、近年重要視されている「エビデンスに基づいた医療」を提供できる医療人となるべく、臨床データを倫理的かつ論理的に正しく扱うためのトレーニングも行います。
エビデンスに基づいた医療が何であるか、論理的な思考とは何か、倫理を守るとは何かを自分で考えられるようになることが狙いです。
◆充実の留学プログラム
医学部医学科では通常4年次に3ヶ月の間研究室に配属され、研究者としての素養を養うという実習があります。
一方東京医科歯科大学では、「プロジェクトセメスター」と呼ばれる6ヶ月間の研究室実習期間が設けられています。
ここでは希望すれば、アメリカ・イギリス・オーストラリア・韓国・タイなど世界中にある協定校に行き研究活動を行うことができます。
また4年次後期には、約20ヶ月間の海外臨床実習が設置されています。
他にも
・保健医療国際人育成プログラム
・米国における看護学海外派遣プログラム
・海外歯科研修プログラム
・歯学科研究実習
・短期海外歯科研修プログラム etc.
と、全学科の学生が十分な海外経験を積むことができます。
3.キャンパス情報
湯島キャンパスは御茶ノ水の学生街に位置していることもあり、いつも学生で賑わっています。
近くには飲食店もたくさん並び、大学生活を彩ること間違いなしです!
湯島(ゆしま)キャンパス
〒113-8510 東京都文京区湯島1-5-45
◆アクセス
JR 御茶ノ水駅下車 徒歩5分
東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅下車 徒歩5分
東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅下車 徒歩5分
4.関連情報、関連動画のご案内
東京医科歯科大学のホームページや関連動画、東進TVのチャンネル登録のリンクをご紹介!
▼東京医科歯科大学のホームページ
▼東京医科歯科大学湯島キャンパスの天気「全国学校のお天気」
https://www.toshin.com/weather/detail?id=249
▼「オープンキャンパス」の関連動画
▽3分で分かる!東京工業大学オープンキャンパス【東進TV】
https://www.toshin.com/movie/articles/100
▽3分で分かる!東京理科大学オープンキャンパス【東進TV】
https://www.toshin.com/movie/articles/59
▼東進の大学入試偏差値一覧(ランキング)
https://www.toshin-hensachi.com/
▼大学や勉強法を紹介する「東進TV」のチャンネル登録はこちらから
http://www.youtube.com/channel/UCjgy89j0Oj0aJPl_Ao5Ulrg?sub_confirmation=1
協力:東京医科歯科大学
医学部医学科のカリキュラムの1つで、おもな講義や試験、基礎実習を終えた医学部医学科の4年生が対象です。最長6カ月間、各自が興味や関心を持った分野を集中的に学ぶことで、科学的視点を備えた医師としての成長を促します。学内の諸講座や附属研究所の他、学外研究機関、国際交流協定校のインペリアル・カレッジ・ロンドン(イギリス)などにおける履修の機会も提供されています。自由選択学習での研究の成果は、ポスター展示やプレゼンテーションによって発表されます。
医学部医学科
東進ハイスクール船橋校
僕が第一志望に合格できた主要な理由は、1つ目に、早めに受験勉強を始めたこと、2つ目に、目標を高く設定したことだと思います。
まず、1つ目の、早めに受験勉強を始めたことについてですが、高校1年生の頃から、熱心に勉強に取り組みました。学校の先生や東進のスタッフの方々からは早めにスタートさせることが大事だといわれていたので、僕は本格的な受験勉強を高2の秋ごろから始めました。
一方で、周りの友達はまだ余裕を見せていて受験勉強に取り組んでいませんでした。このように努力した結果として、勉強を毎日、最大限やる習慣がつきました。コロナ禍において勉強環境が大きく変わった際も、集中して勉強することができ、「他のどの受験生にも勉強量では負けない」という自信をつけられたので、試験本番でも大きな支えになりました。(現役生は、試験本番で緊張しすぎて、自分の実力を発揮出来ないことが多いです。)
このように、早めに受験勉強をスタートさせることができれば、少なくとも、他の現役生に対しては学力の面で差をつけることが出来ます。不可能ではないですが、高3の夏以降で差をつけるのは非常に難しいです。早めにスタート、それからも一生懸命に勉強して、初期につけた差を受験本番まで保つことが大切だと感じました。
2つ目の、最初の目標設定ですが、僕は初めは、別の大学を目指していました。高校1年生のセンター試験同日体験受験では、その大学は合格がかなり見込せる水準でありました。そのため、勉強はしていたものも、あまり身が入りませんでした。
しかし、東進ハイスクール船橋校で、東京医科歯科大学医学部に通っていた担任助手の方と出会い、医科歯科の話を聞いたことで、医科歯科を目指すようになりました。志望校のレベルを上げたことを、最初の頃は、判定も厳しいものでありました。しかし、現役生は最後まで伸びるので逆転可能です。事実、僕もE判定から、受験生の11月にはA判定を獲得することができ、本番でも合格することが出来ました。
最初の目標を低くしてしまうと、次第に自分への甘えが生じ、その目標すら難しくなってしまうということはよくあることなので、今は志望校を上げて良かったと考えています。
また、最初の目標を高くすることで、自分自身をそこまで高めるために勉強しようというモチベーションになりました。高校生活の初期から受験勉強をスタートし、周りの受験生に差をつけられるように頑張れると、後々楽になると思います。
応援しています、頑張ってください。
2018年度 東京医科歯科大学より抜粋