カスタム検索
入試のしくみ
私立大学入試
7月上旬から募集要項の発表が始まり、だいたい9月~11月をピークに、各大学において願書の配布が行われます。入試は共通テストの後1月下旬からスタートし、まずは関西地区を中心に本格化し、2月中旬には首都圏を中心にピークを迎えます。3月に入っても一部の大学で後期入試、2次募集などが実施されますが、3月下旬には大半の大学で入試が終了します。
画像を押すと拡大します
b.全学部統一入試
全学部・学科が共通の問題を用いて同じ日に一斉に試験を行う入試方式です。複数の学部への併願が可能な大学もあります。一般選抜とは別日程で実施するため、同じ学部・学科を二度受験することが可能になるだけでなく、併願校との日程重複回避に利用することができます。
c.試験日自由選択制
同じ学部・学科で複数の試験日が用意され、その中から受験生が都合の良い日を選んで受験できる入試方式です。中にはすべての試験日に同じ学部・学科を受験することが可能な大学もあります。併願校の試験日とのバッティング回避に利用できることが最大のメリットです。
d.得意科目重視型
事前に申請した得意科目の配点に一定の倍率をかけて判 定に利用する入試方式です。大学によっては、高得点の科目のみの点数で合否判定を行う方式を「得意科目重視型」と呼ぶ場合もあります。自分の得意科目を活かせる制度といえますが、その科目を得意とする受験生が集まるため、高倍率になる場合があります。
e.学外試験会場(地方会場入試)
大学の所在地以外に設置される試験会場で行われる試験のことです。体力的にも経済的にも(交通費・宿泊代)、た地元で受けられるということで精神的にも負担が軽減され、メリットが大きい入試方式といえます。
f.英語外部試験利用型入試
英語の学力試験の代わりに、英語の4技能(聞く、話す、読む、書く)を測定する資格・検定試験を活用する入試制度で、近年採用する大学が増えています。英検、GTEC、IELTS、TOEFLiBT、TEAPなどで基準スコアをクリアすることを出願資格とする大学のほか、みなし満点や加点利用する大学もあります。他の方式との併願の可否については、確認が必要です。
これまで説明してきたように、各私立大学はさまざまな入試方式を採用していますが、その内容については大学によって異なります。しかも一般選抜以外の入試方式は募集定員が少なく高倍率になりやすいため、容易に合格できるわけではありません。私立大学受験の際は、あくまで募集定員が多い一般選抜(主に3教科型)を念頭において受験対策を行い、自分の学習状況や受験計画に合わせて合格チャンス拡大のために他の方式を活用するよう心がけましょう。
もっと入試情報を知りたい方には東進の一日体験がおすすめです。
東進では大学受験に関する入試情報を常に収集しており、さらに過去100万人の東進生の学習履歴や成績状況、大学入試を徹底的に分析し得られた情報を日々の指導に活かしています。その結果が圧倒的な現役合格実績です。
ぜひ一日体験で、君の不安や疑問を解消し、現役合格実績の理由を体験してみませんか?