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大学入試のしくみ

そもそも大学入試って?

CONTENTS

2025年度入試の制度をまとめると次のようになります。

入試制度一覧

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大学入学共通テストとは

 5年目を迎えた2025年度の大学入学共通テストは、1月18日(土)・19日(日)に実施されます
 2021年度からスタートした共通テストは、出題形式はセンター試験と変わらずオールマークシート式です。しかし、2025年度入試から新学習指導要領(新課程)による入試が始まります。共通テストに関する大きな変更点としては、「入試教科・科目」の変更と「試験時間」の変更になります。

国公立大学入試とは

 国公立大学では、多くの学部・学科が1次試験である共通テストと2次試験である大学ごとの個別試験の成績の合算により合否を決定します。大学ごとの2次試験は前期日程・中期日程・後期日程に分かれており、それぞれ1校、最大3校の受験が可能です(同じ大学も受験できます)。ただし、多くの大学では募集人数が前期日程に偏っており、後期は競争率も高くなることから結果として第1志望の大学は前期日程で受験することが望ましいです。また、共通テストと個別試験の配点比率は大学や学部、入試方式によって様々で、特に専攻する学問に関連する教科の配点が高く設定されるケースが多くなっています。

私立大学入試とは

 私立大学入試はおおよそ9月~11月をピークに各大学の願書が配布され、共通テストが終わった1月下旬から3月下旬にかけて入試が行われます。私立大学の一般入試では3教科型が中心となっていますが、最近では2教科の受験方式も導入している大学が増えています。ここでは標準的な入試科目を紹介します。理系は英語・数学・理科の3教科が基本で、2教科型の場合は数学に英語か理科を受験するパターンが多いです。文系は英語と国語が必須で、地歴・公民・数学から1教科を選択した3教科が基本となり、2教科の場合は英語にもう1教科を選択するパターンや2強化を選択するパターンが主流となっています。

特別選抜(学校推薦型、総合型選抜)とは

 大学入試には、共通テストと個別試験による一般選抜のほかに、学校推薦型選抜(旧推薦入試)や総合型選抜(AO入試)等による特別選抜があります。私立大学全体で見れば特別選抜による入学者が半数以上を占めています(ただし難関大学は一般選抜による入学者の方が多いです)。また国公立大学でも特別選抜の導入が進んでおり、学校推薦型選抜とは、出身高校の校長から推薦を受け、高校が発行した調査書などで合否を判定する入試制度です。総合型選抜とは、大学が求めている人物像に合致しているかで合否判定を行う制度で、主に書類や小論文、面接試験など学校ごとに異なる方法で評価されます。

  


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