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大学入試のしくみ
そもそも大学入試って?

2021年度入試からは入試が変わります。その経緯も含めて見ていきましょう。

2021年度からの入試制度
大学入試を迎えるにあたって
━ 大学入試の現状を知ろう

「大学受験」といっても、志望するのが国公立大なのか私立大なのか、一般選抜のみで受験するのか、特別選抜を利用するのか…といった選択の仕方で、出願方法や試験科目、試験日程などが異なってきます。やみくもに受験勉強をして本番を迎えるのではなく、受験情報誌や予備校のホームページで入試全体について理解し、大学のオープンキャンパスや入試説明会で志望校の情報を知り、それを活かすことが、合格への重要なポイントとなります。 自分の志望を明確にし、志望校の入試制度をしっかりと把握すれば、第一志望校合格に向けた学習方法も自ずと見えてくるに違いありません。

2021年度からの入試制度
受験人口の推移

 18歳人口は1992年(平成4年)にピークに達し、それ以降は少子化の影響で減少傾向にあります。しかし、2020年度入試で約65万人(東進推定値)であった大学受験人口は、2021年度は18歳人口が約2万6000人減となることや、既卒生の減少もあり、2万5000人程度減少したと推測されます。
 なお、2022年度は18歳人口がさらに約2万人減少する見込みで、大学受験人口の減少は進んでいくと思われます。
 そのため、数字の上では大学は入りやすくなっているといえますが、難関大のレベルは下がっていません。

2021年度からの入試制度
受験生・大学の動向

  各大学では、受験人口減少の影響で、学生数を確保するためにさまざまな改革を行っています。たとえば、多くの大学で特色ある学部の新設・改組が行われていますが、このような大学の改革は、受験生の将来を考えると、歓迎すべきことといえます。
 こうした改組は志望動向にも影響を与えており、増加傾向にある文理融合系の学問の中でも、データサイエンスを扱う学部は人気が高まっています。
 また、2019年度まで売り手市場であった就職戦線が2020年の新型コロナウイルスの影響で求人倍率が低下し始めたこともあり、「理高文低」の傾向が強まる傾向にあります。

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2021年度からの入試制度
大学・学部選びは慎重に!

 大学に入りやすくなる一方で、大学を出てさえいればある程度の就職先や給与が保証された時代は終わり、大学で何を学び、身につけたかということが、今まで以上に問われる時代になっています。自分の将来をよく考え、自分の興味ある大学・学部について充分に考えた上で、志望校を決めることが大切です。

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2021年度からの入試制度
難関大学のレベルは下がっていない!

 18歳人口の減少の割合に対し、受験人口の減少幅は少ないため、人気のある難関大学は国公立、私立を問わず、依然として高い倍率を保っており、決して入りやすくなってはいません。むしろ、近年さらに難化している大学もあります。「大学全入時代」といった言葉に惑わされることなく、今からしっかりとした対策を立てておくことが大切です。

2021年度からの入試制度
今後の入試動向

 ここ数年の入試結果やこれまでのデータを踏まえた入試動向のポイントは次の通りです。

  • 新型コロナウイルスの影響が残り、地元志向の高まりから、地方国公立大が人気傾向。
  • 私立大は英語外部試験利用型入試の拡大が見込まれる。
  • 私立大ではコロナ禍で都市部の受験校数を減らしたり、学校推薦型選抜や総合型選抜で早期合格を目指す安全志向となっている
  • ウィズコロナ、ポストコロナ時代における景気の悪化により、就職状況も当面は不透明。そのため、資格系人気が高まっている。
  • 工学系では、特に情報・通信系の人気が高い。
  • 国際系・観光系は人気が下降している。
>大学入試のしくみ(2)「大学入学共通テスト」を読む