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入試のしくみ
2025年度入試
2025年度入試から、新学習指導要領(新課程)による入試が始まります。共通テストの大きな変更点としては、「入試教科・科目」の変更と、「試験時間」の変更となります。ここでは、現在公表されている情報を基に、特に共通テストについて説明していきます。
文部科学省が定める教育課程の基準を「学習指導要領」といい、約10年に一度、改訂されます。その改訂が、2022年度に入学した高校生から年次進行で実施されているのです。したがって、現在の高校2年生は新学習指導要領、高校3年生は旧学習指導要領で学んでいることになります。
これまで知識や技能を主軸にしてきた学びから、「学力の三要素」(1.知識・技能、2.(1を基にした)思考力・判断力・表現力、3.主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)の修得・育成を重要視するようになりました。さらに、高校と大学の学びをつなぐ、高大接続の一環として大学入試選抜改革が大きな柱となっています。大学入試改革については、2021年度入試から実施されていますが、2025年度入試からは、出題教科・科目の変更があります。以下に現時点で判明している共通テストの変更内容について説明します。なお、各大学の個別試験については、大学ホームページなどで予告されます。
大学入学共通テストの教科・科目も再編されています。
【教科】
・「情報」の追加
【科目】
・「歴史総合」「地理総合」「公共」の新設 ( 必履修科目を含む6選択科目に再編)
・数学②は「数学Ⅱ・数学B・数学C 」1科目に (「簿記・会計」「情報関係基礎」の廃止)
※6教科30科目→7教科21科目
【試験時間】
・国語:80分→90分
・数学②:60分→70分
・情報:60分
・理科は1グループに試験時間がまとめられる。
なお、2025年度入試を受験する既卒生については、経過措置が取られます。
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