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大学入試のしくみ
大学入学共通テスト

大学入学共通テスト
共通テストとは

2021年度入試から共通テストがスタートします。実施に向けては英語成績提供システムの導入見送りや国語と数学の記述式の出題取りやめなど、紆余曲折があり、最終的に出題形式はセンター試験時代と変わらず、オールマークシート式となりました。しかし、出題内容は、これまでの「知識・技能の確実な習得」に重きを置いた問題だけではなく、「思考力・判断力・表現力」についても出題されます。
また、英語のリーディング(筆記から名称変更)とリスニングの配点比率が、これまでの250点:50点の4:1から100点:100点の1:1となります。ただし、各技能の点数の入試での比重(重み付け)は各大学が決めるので、注意が必要です。また、リスニングの問題音声読み上げ回数が、これまでの「すべて2回」から「1回読みと2回読み」とで構成されることになりました。
国語は実用的な文章も出題範囲となり、数学①は試験時間が70分となります。
なお、出題教科・科目も変更はありません。

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20年度の結果概要(センター試験)

2020年度に実施されたセンター試験は、志願者数が前年度より19,131人減の557,699人となりました。特に現役生の志願者数は452,235人と前年の464,950人から12,715人減少となり、既卒生についても前年の106,682人から6,306人減の100,376人となりました。また、現役志願率(=高等学校等卒業見込者の志願者数÷高等学校等新規卒業者数×100)は43.3%と2019年度より0.7ポイント下降し、2年連続のダウンとなりました。現役志願率が44%を下回るのは2017年度以来3年ぶりでした。

本年のセンター試験では、一部に「大学入学共通テスト」を先取りするような対話形式での出題や図や表の読み取りに基づき考察して解答する問題が見受けられました。また、物理や化学などでは実際の実験や観察に基づいた問題が出題されました。

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出題教科・受験科目

共通テストの出題教科、科目は下表のとおり7つの区分に6教科・30科目が設定されています(2021年度)。

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1.『 』内記載のものは,2つの科目を総合したもの又は2つ以上の科目に共通する内容を盛り込んだ出題科目とする。
2. 地理歴史及び公民の「科目選択の方法等」欄中の「同一名称を含む科目の組合せ」とは、「世界史A」と「世界史B」、「日本史A」と「日本史
 B」、「地理A」と「地理B」、「倫理」と『倫理、政治・ 経済』及び「政治・経済」と『倫理、政治・経済』の組合せをいう。
3. 理科①については、1科目のみの受験は認めない。
4. 外国語において『英語』を選択する受験者は、原則としてリーディングとリスニングの双方を解答する。
5.下線部はセンター試験からの変更点


受験生は全ての教科・科目を受験する必要はなく、志望大学・学部の要求する科目だけを受験することになります。  国公立の場合、現在ほとんどの大学が5(6)教科7(8)科目を課しています。具体的には、

理系……外国語、国語、数学①、数学②、理科から2(3)科目、地歴公民から1科目
文系……外国語、国語、数学①、数学②、理科から1(2)科目、地歴公民から2科目

が標準的な受験パターンです。 公立では難関大学を除き、国立より科目負担の軽い大学が多くみられます。また、私立大学が共通テスト利用入試を課す場合は3教科が中心となり、共通テストの成績だけで合否を判定する場合がほとんどですが、共通テストと個別試験を併用して判定する大学も増えています。

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数学・理科のグループ分け

数学と理科が2グループに分類されています。
選択方法については、数学は各グループから1科目を選択して解答するというパターンです。理科については、4つの選択方法から1つを選び、出願時に申請したうえで解答することになるので、注意が必要です。 なお、理科②の「物理」「化学」「生物」「地学」の選択問題の設定は取り止めとなりました。

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スケジュール

共通テストは、受験案内の入手から受験までに様々な手順を踏む必要があります。以下は2021年度共通テストの例です。

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重要なポイントをいくつかまとめておきます。
①受験案内の配布(9月1日~)

②検定料の払込(9月1日~10月8日)(成績通知を希望しない場合)

検定料は受験する教科数により異なります。
・2教科以下の場合・・・1万2000円
・3教科以上の場合・・・1万8000円

最初から受験教科を絞り込んでしまうと、受験直前になって志望校を変更することができなくなります。 できる限り「3教科以上」受験を前提として共通テストの準備を進めておきましょう。

③出願期間(9月28日~10月8日)
高3生は高校で一括出願できますが、既卒生は各自で出願しなければなりません。締切間近になって慌てないよう余裕をもって準備しましょう。

④「確認はがき」の送付(10月27日までに到着)

⑤「受験票」の送付(12月15日までに到着)

「確認はがき」(出願受理通知)では、氏名や登録教科などの内容が正しいかどうかを確認しておきます。また「受験票」には試験会場が記載されていますので、必ず事前に交通手段を確認し、下見をしておきましょう。

⑥本試験・追試験
共通テストの実施期日については、「1月13日以降の最初の土曜日及び翌日の日曜日」とすることが文部科学省から各国公私立大学長に対して通知されており、毎年2日間にわたって実施されています。体調不良などにより本試験が受けられなかった場合は、翌週(2021年度入試については2週間後)の追試験を受験することができますが、医師の診断書の提出など特別な手続が必要になります(受験案内、受験上の注意参照)。試験会場も東日本と西日本でそれぞれ一会場のみですが、2021年度入試については、新型コロナウイルスの影響で特例措置が取られます。(上図)

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用語集

共通テストは、受験案内の入手から受験までに様々な手順を踏む必要があります。以下は2021年度共通テストの例です。

◆志願倍率・実質倍率

「志願倍率」は出願者数を募集人員で割った数値。実際的な競争率は受験者数を合格者数で割った数値である「実質倍率」が示します。

◆得点調整

共通テスト本試験では、原則として一定の科目間で平均点が20点以上の得点差が生じ、かつ、これが試験問題の難易差に基づくものであると認められた場合には、次の科目間で得点調整が行われます(2021年度入試)。 
(1)地理歴史の
「世界史B」「日本史B」「地理B」の間

(2)公民の
「現代社会」「倫理」「政治・経済」の間(公民の『倫理、政治・経済』は、得点調整対象外)

(3)理科②の
「物理」「化学」「生物」「地学」の間 (理科①の「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」は、得点調整対象外)

※受験者数が1万人未満であった科目は対象としない。

>大学入試のしくみ(3)「国公立大学入試」を読む

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