この体験記の関連キーワード
東進の授業を受けて日本史の面白さを知った
そんなある日、学校から自分の現在位置を把握しようという趣旨のメールで東進模試が紹介されました。その提案に納得し模試の受験を決め、結局申し込んでから実際に模試を受けるまでの期間で大学進学に舵を切りました。
模試の結果はおおむね予想通りでした。中学受験の時から高得点を出し続けている国語、中学の不登校期間が響いてほぼ勘で解いた日本史や地理、初見の単語・語彙が多すぎた英語。不正解の問題は「何を問われているのかわかっていない」「提示された選択肢に知っているものがない」という間違い方がほとんどで、自分が知らないことで埋めつくされた問題用紙に愕然としました。結果を見るときには私立の社会学部を志望することを決めていたので、あとは社会科の選択教科を決めるだけでした。奇しくも模試の点数は2教科ともほぼ同じだったので、担任の先生と相談して日本史を選択教科にすることを決めました。
それから東進の授業を受け始め日本史の面白さを知り、同時に英語の基礎を固めていくのに半年かけました。なんとか知識の詰め込みを終え、演習に移るころには10月。校舎に掲示されている生徒別過去問の進捗状況を見るたびにヒヤッとするような日々でした。この時期には成績も伸び悩み、頑張っているのだから大丈夫、いつか結果になると言い聞かせてテストを受けていました。
私にとってよかったのは、12月に龍谷大学の合格をもらっていたことでした。国語・英語の独自試験と内申書で受験する公募推薦入試で、大きな自信と心の支えを得ることができました。一般入試で敵わなくても第二志望の大学に行けるという状況を作り出せたのは大きかったと今でも思います。1月、共通テストの自己採点を終えて、最後まで国語>英語>日本史という得点率は変わらず、第三志望にした関西大学は不合格でした。しかし現代文の得点を重視する立命館大学にはそれが上手く働き、無事第一志望に合格することができました。2日受けて片方の日程だけ合格をもらったので、複数日程で受験することを勧めてくれた担任の先生に本当に感謝しています。
通信制高校から大学進学をしようとすると、「必須授業と受験勉強のレベル差がありすぎる」「中学内容が不安だから上の大学にはいけなさそう」など懸念点が沢山出てくると思います。しかし、通信制だからこそ学校の課題に時間を取られることもなく、また昼間の自習室で浪人生に交じって勉強することで休憩を取りすぎることもなく。私は週3日東進に来たら勉強すると決めて、家では英単語や年号暗記などスマホでできる勉強を主にしていました。体に負荷がかけないことが最優先だったので、傍から見たらやる気のない人間だったように思います。それでも3校の合格を得て3月を迎えました。きっと大丈夫です。努力は主観ですから、比較なんてできません。
最後に、1週間丸々校舎に行けなかったときも変わらず見守ってくださった担任の先生、帰る直前のお喋りに付き合ってくれた先輩方、向上得点ランキングで争った同級生たちに助けられてここまで来られました。そしてなにより、東進に行く機会を与えてくれた親に。本当にありがとうございました。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
受験のスケジュールや併願校の選び方など、自分の知らないことをたくさんサポートしていただいた。
受けてるときは解けなくて嫌になるけど、あんまり気負わずに偏差値確認に使うと吉です。点数は何点台か見ておくくらいで。
時間を自由に使える高校と、自分の好きなときに好きなだけ勉強できる東進は相性が良かったから。昼間に短期集中で勉強するほうが性に合っていたから。
自己実現のために通る道。
向上得点マラソン
昇格ライン付近でアップダウンしているときはモチベーションが上がる。降格ラインのギリギリ上にいるときも。
志望校別単元ジャンル演習講座
英語は志望校別単元ジャンル演習講座に本当に助けられた。共テの大問4・5がすごく苦手で、これがなかったら0点取りかねなかった。
確認テスト・修了判定テスト
授業が終わったあとに思い出しができるのが良い。校舎で授業を受けて、家に帰ってからテストを受けるといい感じ。修了判定テストは授業と別日でやるルールにしていた。
【 スタンダード日本史B(戦後史の攻略) 】
夏期講習の一環で受講したが、一般教養として知っておきたいことばかりでこれからも活きる知識だと感じている。