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◆問題構成
センター試験の生物基礎は、大問3題で構成されています。各大問はA・Bの2つに分かれており、全問マーク式で、総マーク数は16〜17個です。平均点は30点(合計50点)前後に設定されています。知識問題が中心ですが、一部で考察問題も出題されます。

◆時間配分
知識問題が中心ですが、30分という制限時間は決して十分な時間ではありません。一部で出題される考察問題に時間を費やしてしまうと時間が足りなくなる場合も考えられるため、知識問題をいかに早く処理し、考察問題に多くの時間を割けるかが重要になります。

◆問題内容
生物基礎の教科書は、大きく「生物と遺伝子」・「生物の体内環境の維持」・「生物の多様性と生態系」の3分野で構成されています。センター試験ではそれぞれの分野から各大問が作問されており、この対応関係は今後も続くと思われます。出題分野の偏りは特に見られないため、全ての単元を満遍なく学習しておく必要があります。

◆学習の指針
生物は暗記科目と思われがちですが、表面的な知識を覚えるだけではセンター試験での正答につながりません。知識を覚えるのではなく理解していくことが重要です。したがって、穴埋めの問題をただ解いていくという勉強ではなく、教科書に載っているグラフや表を自分で書き、流れを説明できるようにしましょう。また、インプットをすること以上にアウトプットする練習の方が重要です。センター試験本番で求められている能力は、「どれだけ多くの知識をインプットしているか」ではなく、「インプットした知識をいかに早くアウトプットできるか」です。したがって、できる限り多くの過去問を解き、知識の引き出し方を練習しましょう。過去問の演習としては、現行課程に移行してからの2015年度以降の問題演習を繰り返すことはもちろんですが、旧課程にも一部の問題で生物基礎の内容が出題されていますので、それらも積極的に利用しましょう。

◆模試の利用
実践的な演習のために、模試を受験することを強くお勧めします。生物基礎は同じ試験時間内で他の理科基礎と組み合わせて受験する必要があります。特殊な形式・問題内容・時間配分に慣れるため、全国統一高校生テストを含めたセンター試験本番レベル模試を受験し、インプットした知識を制限時間内で素早くアウトプットする練習を重ねましょう。

基本的な知識を問う問題と一部の問題で計算問題が出題された。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

大問数3題、設問数15問で昨年より1減少し、マーク数は昨年と変わらなかった。問題形式は空所補充、用語の組合せ、正誤判断が主体で、例年通り大きな変更はなかった。また、昨年まで出題された、「当てはまる選択肢を過不足なく含むものを選ばせる設問」がなくなり、「実験を考察させる設問」・「細かい知識を必要とする設問」も減少したため、全体的に易化した。出題は、第1問が教科書の「生物と遺伝子」から生物の分類と細胞小器官の特徴・細胞周期、第2問が「生物の体内環境の維持」から体液とホルモン・免疫、第3問が「生物の多様性と分布」から世界のバイオームと森林の土壌であり、バイオームは現行課程に移行してから3年連続の出題である。前年と同じく、教科書の項目立てに沿った出題であるが、設問の大半が教科書の内容を押さえておけば解答できる知識問題であった。第1問の問5で出題された細胞周期の計算問題は、多くの受験生が苦手意識を持ちやすい問題であるため、正答率は低かったと思われる。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2017

第1問

生物の特徴および遺伝子とそのはたらき

6

7

19

第2問

生物の体内環境の維持

5

5

15

第3問

生物多様性と生態系

4

5

16

2016

第1問

生物の特徴および遺伝子とそのはたらき

6

6

19

第2問

生物の体内環境の維持

5

6

16

第3問

生態と環境

5

5

15

2015

第1問

生物の特徴および遺伝子とそのはたらき

6

6

20

第2問

生物の体内環境の維持

5

5

15

第3問

生物の多様性と生態系

5

5

15

過去の平均点の推移

2016 2015
27.58点 26.66点

◆問題構成
センター試験の生物基礎は、大問3題で構成されています。各大問はA・Bの2つに分かれており、全問マーク式で、総マーク数は16〜17個です。平均点は30点(合計50点)前後に設定されています。知識問題が中心ですが、一部で考察問題も出題されます。

◆時間配分
知識問題が中心ですが、30分という制限時間は決して十分な時間ではありません。一部で出題される考察問題に時間を費やしてしまうと時間が足りなくなる場合も考えられるため、知識問題をいかに早く処理し、考察問題に多くの時間を割けるかが重要になります。

◆問題内容
生物基礎の教科書は、大きく「生物と遺伝子」・「生物の体内環境の維持」・「生物の多様性と生態系」の3分野で構成されています。センター試験ではそれぞれの分野から各大問が作問されており、この対応関係は今後も続くと思われます。出題分野の偏りは特に見られないため、全ての単元を満遍なく学習しておく必要があります。

◆学習の指針
新高2生のみなさんの中で、「生物基礎」に本腰を入れて学習している人は少ないかもしれません。しかし、早い段階から学習を始めることで、確実に他の受験生と大きく差をつけることができる科目です。生物は暗記科目と思われがちですが、表面的な知識を覚えるだけではセンター試験での正答にはつながりません。知識を覚えるのではなく理解していくことが重要です。今のうちから教科書に載っているグラフや表を自分で書き、正確な知識を定着させ、流れを説明できるようになりましょう。また、インプットをすること以上にアウトプットする練習の方が重要です。センター試験本番で求められている能力は、「どれだけ多くの知識をインプットしているか」ではなく、「インプットした知識をいかに早くアウトプットできるか」です。したがって、できる限り多くの過去問を解き、知識の引き出し方を練習しましょう。過去問の演習としては、現行課程に移行してからの2015年度以降の問題を行うことはもちろんですが、旧課程にも一部の問題で生物基礎の内容が出題されていますので、それらも積極的に利用しましょう。

◆模試の利用
実践的な演習のために、模試を受験することを強くお勧めします。生物基礎は同じ試験時間内で他の理科基礎と組み合わせて受験する必要があります。特殊な形式・問題内容・時間配分に慣れるため、全国統一高校生テストを含めたセンター試験本番レベル模試を受験し、インプットした知識を制限時間内で素早くアウトプットする練習を重ねましょう。

基本的な知識を問う問題と一部の問題で計算問題が出題された。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

大問数3題、設問数15問で昨年より1減少し、マーク数は昨年と変わらなかった。問題形式は空所補充、用語の組合せ、正誤判断が主体で、例年通り大きな変更はなかった。また、昨年まで出題された、「当てはまる選択肢を過不足なく含むものを選ばせる設問」がなくなり、「実験を考察させる設問」・「細かい知識を必要とする設問」も減少したため、全体的に易化した。出題は、第1問が教科書の「生物と遺伝子」から生物の分類と細胞小器官の特徴・細胞周期、第2問が「生物の体内環境の維持」から体液とホルモン・免疫、第3問が「生物の多様性と分布」から世界のバイオームと森林の土壌であり、バイオームは現行課程に移行してから3年連続の出題である。前年と同じく、教科書の項目立てに沿った出題であるが、設問の大半が教科書の内容を押さえておけば解答できる知識問題であった。第1問の問5で出題された細胞周期の計算問題は、多くの受験生が苦手意識を持ちやすい問題であるため、正答率は低かったと思われる。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2017

第1問

生物の特徴および遺伝子とそのはたらき

6

7

19

第2問

生物の体内環境の維持

5

5

15

第3問

生物多様性と生態系

4

5

16

2016

第1問

生物の特徴および遺伝子とそのはたらき

6

6

19

第2問

生物の体内環境の維持

5

6

16

第3問

生態と環境

5

5

15

2015

第1問

生物の特徴および遺伝子とそのはたらき

6

6

20

第2問

生物の体内環境の維持

5

5

15

第3問

生物の多様性と生態系

5

5

15

過去の平均点の推移

2016 2015
27.58点 26.66点