東進SNS公式アカウント
永瀬昭幸 理事長インタビュー全国統一テスト企業案内サイトマップニュースリリース
数学オリンピック 生物学オリンピック 地理オリンピック 地学オリンピック
東進ドットコムトップページ > センター試験解答速報2016 > 学習アドバイス
トップヘ戻る。 センター速報 学習アドバイス

センター試験は、学力を判定するための貴重なツールであることを認識しよう!
センター試験の受験者は約53万人、そのうち日本史Bの受験者は約15.5万人です。これだけ多くの受験者によって明らかになったデータは、貴重です(たとえば、平成27年度の平均点は62.01点)。過去のデータは東進のホームページに掲載されていますので、参考にしながら過去問に取り組んで、自分の学力のレベルを判断するのに役立てましょう。

通史の学習とともに、演習も並行して進めよう!
いうまでもないことですが,通史の学習はインプット、演習はアウトプット的な性格をもっています。通史の学習で学んだ知識を答案に反映できるかどうかは、演習によって確かめてみるしかありません。センター試験・日本史Bで、最も多い形式である文章選択問題は、単純な暗記ではたちうちできず、理解していることが必要であることを気づかせてくれます。第1問のテーマ史は、通史を全て終えていないと取り組みづらいかもしれませんが、第2問は原始・古代、第3問は中世、というように、第2問〜第6問は時代ごとに大問が構成されています。通史と演習をうまく組み合わせて学習を進めてみてください。センター試験・日本史Bには、受験生の学力を測るための,さまざまな形式の良問が並んでいます。空欄補充・年代整序・文章選択・図版や史料を用いた問題など、一定のパターンを認識できれば、通史の学習の際にどのようなことを意識したらよいのかがみえてくるはずです。

「考えながら」覚える習慣をつけよう!
教科の性格上、日本史に暗記的要素が強いことは間違いありません。とはいえ、単純な暗記に終始していたとすれば、当然知識は定着しません。日本史の学習において、最良のバイブルは教科書です。そのことを認識していても、教科書を精読するといった習慣を身につけている受験生はそれほど多くはありません。単純な作業のように思えてしまい、教科書を精読することを継続できないとすれば、それは、「考える」ことをしていないからだといってよいでしょう。文化史を例にとれば、仏像彫刻を把握していく際に、(1)ほかの時代の文化史で把握した仏像彫刻と比較する、(2)写真で確認するなどしてその特徴を考える、(3)当時の仏教はどのような性格をもっていたのかを把握する、(4)政治・外交・社会などとの関連性を確かめる、などを意識して、読み方を変えてみましょう。そうして考えてみたことを自分でノートにまとめれば、立派なサブノートができあがっていきます。

模試を有効に活用しよう!
学習の習慣をつけるのは、容易ではありません。そこで勧めたいのが模試の受験です。「センター試験本番レベル模試」は、「全国統一高校生テスト」も含めると全6回、「難関大本番レベル記述模試」と「有名大本番レベル記述模試」はそれぞれ全5回、実施されます。これらは、受験日本史に精通したスタッフによって作成されています。学習のペースメーカーとするためにも、これらを受験しましょう。

出題形式と配点が変化し、時事的要素の強いテーマが取りあげられた。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

大問数6題、小問数36問の問題数は昨年と同様であるが、大問ごとの配点が変更された。史料や視覚資料を用いた問題の数はほぼ例年通りであるが、グラフ・表の読み取り問題は出題されず、地図を用いた出題が1題増えた。

(時代)
原始からの出題が減少し、昨年と同じく戦後史からの出題は少なかった。幕末からの出題は例年通りなかったが、しばらく出題されていなかった戦国時代からの出題があった。

(分野)
例年通り、政治・社会経済・外交・文化とバランス良く出題されていたが、昨年増加した対外関係史が減少した。

(出題形式)
第1問では会話形式ではなく日記、第6問では定番の人物をとりあげた問題ではなくオリンピックという時事的要素の強いテーマが選択された。昨年減少した年代整序問題は1問増加した(14年度5→15年度3→16年度4)。XとYの2文の正誤問題も増加した。また、昨年出題された3つの語句の判断を求める空欄補充問題は出題されなかった。

(史料・グラフ・写真・地図)
史料(多賀城、新羅との交易、朝倉氏・北条氏の分国法、田沼政治、農地改革)、図版(「一遍上人絵伝」、「蒙古襲来絵巻」、大正時代の文化)、地図(江戸時代の特産物、公害と革新自治体)、が設問の素材として用いられた。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2016

第1問

史料としての日記

6

6

16

第2問

原始・古代の漆と香の文化

6

6

16

第3問

中世から近世初期までの政治・社会・文化

6

6

16

第4問

近世の政治・社会・文化

6

6

16

第5問

明治期の地方制度

4

4

12

第6問

日本とオリンピックとのかかわり

8

8

24

2015

第1問

日本人の海外移住と外国人の渡来

6

6

12

第2問

原始・古代の農業と社会の変化

6

6

18

第3問

中世から近世初期までの政治・社会

6

6

18

第4問

近世の政治・経済・社会

6

6

17

第5問

明治期の立法機関

4

4

12

第6問

林芙美子とその時代

8

8

23

2014

第1問

古文書を中心とした博物館の展示に関する会話

6

6

12

第2問

原始・古代の社会・国家と交通との関係

6

6

18

第3問

中世の政治・経済・文化

6

6

18

第4問

近世の文化・外交

6

6

17

第5問

明治期の租税制度

4

4

12

第6問

手塚治虫とその時代

8

8

23

2013

第1問

北海道・沖縄の歴史

6

6

12

第2問

原始・古代の政治・宗教・文化

6

6

18

第3問

中世の宗教・文化

6

6

18

第4問

近世の政治・経済・社会

6

6

17

第5問

明治期の特許制度

4

4

12

第6問

20世紀日本における軍事と政治・経済・社会とのかかわり

8

8

23

過去の平均点の推移

2015 2014 2013 2012 2011
62.01点 66.32点 62.13点 67.92点 64.11点

歴史に興味をもとう!
2011年3月の東日本大震災は、歴史学の重要性が認知されるきっかけになりました。過去の災害から復興のあり方を学んだり、未来にどんな災害が待ち受けているのかを、ある程度予測することができたりするからです。2016年は阪神・淡路大震災から21年目にあたります。そして、首都圏では大きな地震がいつ起きてもおかしくない状況にあるといわれています。身近に起こりうる災害に興味をもてない人はいませんよね。また、近年では、中国や韓国との緊張がニュースになることも多いですよね。なぜ国際的緊張が生じるに至ったのでしょうか。こうしたことを考えれば、歴史を学ぶことの意味や重要性を認識できるのではないでしょうか。「なぜこんなに覚えなくてはならないのか」、「歴史なんて学ぶ意味がない」などと否定的にとらえてしまえば、日本史は当然つまらない教科になってしまいますし、得点も伸びていきません。まずは「興味をもつ」という姿勢を養いましょう。

教科書を重視しよう!
どの教科においても、学習の基本は教科書になります。歴史上の出来事は評価の難しいものが少なくありませんが、教科書には、日本の歴史が簡潔かつ客観的に記述されています。主観を排除した日本史を把握することは、受験のためだけではなく、国際化が顕著となっている今日において、ビジネスパーソンにとっても重要なことといえるでしょう。しかし、どうしても教科書を精読する習慣がつかないのであれば、一度に多くのページを読もうとするのではなく、目的意識をもって取り組んでみてください。具体的には、「今日は奈良時代の政治を把握する」、「明日は飛鳥文化を理解する」など、やや小さな単元を対象に精読し、教科書を閉じたあと、そこには何が書いてあったのかをノートにメモするようにしてみてください。こうした習慣は、やがて大きな力になっていきます。

模試を有効に活用しよう!
それでも学習の習慣が身につかないようであれば、模試の受験を勧めます。「センター試験本番レベル模試」は、「全国統一高校生テスト」も含めると全6回実施されます。これらは、受験日本史に精通したスタッフによって作成され、『解答解説』では、初学者でも理解しやすいように、(1)図や表を用いる、(2)ルビを多くふる、(3)理解を深めてもらうための【参考】や【整理】を設ける、といった工夫が施されています。受験会場の雰囲気にふれたり、成績がどのような状態にあるのかを把握したりすることは、モチベーションの向上につながります。学習のペースメーカーとするためにも、ぜひ、東進の「センター試験本番レベル模試」を受験してみてください。

出題形式と配点が変化し、時事的要素の強いテーマが取りあげられた。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

大問数6題、小問数36問の問題数は昨年と同様であるが、大問ごとの配点が変更された。史料や視覚資料を用いた問題の数はほぼ例年通りであるが、グラフ・表の読み取り問題は出題されず、地図を用いた出題が1題増えた。

(時代)
原始からの出題が減少し、昨年と同じく戦後史からの出題は少なかった。幕末からの出題は例年通りなかったが、しばらく出題されていなかった戦国時代からの出題があった。

(分野)
例年通り、政治・社会経済・外交・文化とバランス良く出題されていたが、昨年増加した対外関係史が減少した。

(出題形式)
第1問では会話形式ではなく日記、第6問では定番の人物をとりあげた問題ではなくオリンピックという時事的要素の強いテーマが選択された。昨年減少した年代整序問題は1問増加した(14年度5→15年度3→16年度4)。XとYの2文の正誤問題も増加した。また、昨年出題された3つの語句の判断を求める空欄補充問題は出題されなかった。

(史料・グラフ・写真・地図)
史料(多賀城、新羅との交易、朝倉氏・北条氏の分国法、田沼政治、農地改革)、図版(「一遍上人絵伝」、「蒙古襲来絵巻」、大正時代の文化)、地図(江戸時代の特産物、公害と革新自治体)、が設問の素材として用いられた。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2016

第1問

史料としての日記

6

6

16

第2問

原始・古代の漆と香の文化

6

6

16

第3問

中世から近世初期までの政治・社会・文化

6

6

16

第4問

近世の政治・社会・文化

6

6

16

第5問

明治期の地方制度

4

4

12

第6問

日本とオリンピックとのかかわり

8

8

24

2015

第1問

日本人の海外移住と外国人の渡来

6

6

12

第2問

原始・古代の農業と社会の変化

6

6

18

第3問

中世から近世初期までの政治・社会

6

6

18

第4問

近世の政治・経済・社会

6

6

17

第5問

明治期の立法機関

4

4

12

第6問

林芙美子とその時代

8

8

23

2014

第1問

古文書を中心とした博物館の展示に関する会話

6

6

12

第2問

原始・古代の社会・国家と交通との関係

6

6

18

第3問

中世の政治・経済・文化

6

6

18

第4問

近世の文化・外交

6

6

17

第5問

明治期の租税制度

4

4

12

第6問

手塚治虫とその時代

8

8

23

2013

第1問

北海道・沖縄の歴史

6

6

12

第2問

原始・古代の政治・宗教・文化

6

6

18

第3問

中世の宗教・文化

6

6

18

第4問

近世の政治・経済・社会

6

6

17

第5問

明治期の特許制度

4

4

12

第6問

20世紀日本における軍事と政治・経済・社会とのかかわり

8

8

23

過去の平均点の推移

2015 2014 2013 2012 2011
62.01点 66.32点 62.13点 67.92点 64.11点