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・大学入学共通テストについて
新高3生のみなさんは、大学入学共通テスト実施初年度の学生です。大学入学共通テストでは、教科書内容の知識を活用しながら初見のグラフや表を解析する力が問われており、センター試験と比べると考察問題が増加します。また、分量が多く、一部の問題が会話文形式になっているのが特徴です。

・問題構成
大問3題で構成され,各大問はA・Bの2つに分かれています。全問マーク式で、総マーク数は18〜19個になると思われます。

・問題内容
「生物と遺伝子」・「生物の体内環境」・「生物の多様性と生態系」の3分野で構成されており、それぞれの分野から各大問が出題されます。出題分野に偏りはないため、全ての単元を満遍なく学習する必要があります。

・学習の指針
大学入学共通テストは考察問題が中心であるため、「教科書の用語をただ暗記する」という学習方法では不十分です。英語の長文をスラスラ読むためには、英単語や英文法などの土台が必要ですよね。同じように、考察問題をスラスラ解くためには、教科書に出てくる用語の土台が必要です。まずは教科書の用語をしっかりと暗記し、用語と用語に「つながり」を持たせてください。学んだ内容が日常生活や実社会でどのような役割をし、どのような課題があるのかを日頃から考えることが、学習の手助けをしてくれるはずです。その上で、初見のグラフや表を解析する力を養いましょう。センター試験と比べると、対策には十分な時間が必要となります。したがって、できる限り早い段階から学習を始めてください。

・時間配分
30分という試験時間は決して十分ではありません。考察問題に時間を費やした結果、時間が足りなくなるという可能性もあります。したがって、知識問題をいかに早く処理し、考察問題にどれだけ多くの時間を割けるかどうかが重要です。

・模試の利用
実践的な演習のために、模試を受験することを強くお勧めします。生物基礎は同じ試験時間内で他の理科基礎科目と組み合わせて受験する必要があります。特殊な形式・問題内容・時間配分に慣れるため、共通テスト本番レベル模試を受験し、実践的な演習を繰り返しましょう。

大問数、設問数は昨年と同様であるが、マーク数が大幅に増加した。また、大学入学共通テストの試行調査に類似した、会話文形式の問題が出題された。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

大問数は3問、設問数は16問で昨年と同様であるが、マーク数は23個で昨年より5個多く、大幅に増加した。出題形式は空所補充、用語の組合せ、正誤判断が主体ではあるが、問題文が長く、解答に時間を要する。また、大学入学共通テストの試行調査に類似した会話文形式の問題が出題された。昨年に引き続き、計算問題も出題されている。全体の難易度は、難化した前年度とほぼ変わらないと思われる。例年同様、特定の分野に偏ることなく、幅広い内容が出題されている。出題内容は、第1問が「生物と遺伝子」から生物の特徴・代謝・ミクロメーターの使い方・細胞構成成分・遺伝情報とDNA・遺伝情報とタンパク質の合成・DNAの研究史、第2問が「生物の体内環境の維持」から体液の濃度調節・ホルモン・免疫、第3問が「生物の多様性と生態系」からバイオーム・炭素の循環・生態系とエネルギーの流れ・地球温暖化・大気中の二酸化炭素濃度の変化である。全体として、解答までに時間を要する問題も散見されるが、問題ごとの難易の差が大きく、平均点は難化した前年とほぼ変わらないと予想される。

年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2020 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 10 18
第2問 生物の体内環境の維持 5 5 16
第3問 生物の多様性と生態系 5 8 16
2019 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 7 19
第2問 生物の体内環境の維持 5 6 15
第3問 生物の多様性と生態系 5 5 16
2018 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 7 19
第2問 生物の体内環境の維持 5 5 15
第3問 生物多様性と生態系 5 5 16
2017 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 7 19
第2問 生物の体内環境の維持 5 5 15
第3問 生物多様性と生態系 4 5 16
2016 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 6 19
第2問 生物の体内環境の維持 5 6 16
第3問 生態と環境 5 5 15

過去の平均点の推移

2020 2019 2018 2017 2016
32.65点 30.99点 35.62点 39.47点 27.58点

・大学入学共通テストについて
大学入学共通テストでは、教科書内容の知識を活用しながら初見のグラフや表を解析する力が問われており、センター試験と比べると考察問題が増加します。また、分量が多く、一部の問題が会話文形式になっているのが特徴です。

・問題構成
大問3題で構成され、各大問はA・Bの2つに分かれています。全問マーク式で、総マーク数は18〜19個になると思われます。

・問題内容
「生物と遺伝子」・「生物の体内環境」・「生物の多様性と生態系」の3分野で構成されており、それぞれの分野から各大問が出題されます。出題分野に偏りはないため、全ての単元を満遍なく学習する必要があります。

・学習の指針
大学入学共通テストは考察問題が中心であるため、「教科書の用語をただ暗記する」という学習方法では不十分です。英語の長文をスラスラ読むためには、英単語や英文法などの土台が必要ですよね。同じように、考察問題をスラスラ解くためには、教科書に出てくる用語の土台が必要です。まずは教科書の用語をしっかりと暗記し、用語と用語に「つながり」を持たせてください。学んだ内容が日常生活や実社会でどのような役割をし、どのような課題があるのかを日頃から考えることが、学習の手助けをしてくれるはずです。その上で、初見のグラフや表を解析する力を養いましょう。センター試験と比べると、対策には十分な時間が必要となります。したがって、できる限り早い段階から学習を始めてください。

・高2の段階ですべきこと
まずは教科書の太字部分を正確に暗記しましょう。その際、「用語を覚えているかどうか」ではなく、「用語を説明できるかどうか」を習熟度の指標としてください。また、大学入学共通テストでは、「ある仮説に対して、何が検証されれば仮説が実証されるのか」を問うような問題が出題されます。この問題を解答する能力は、一朝一夕で得られるものではなく、日々の地道な学習を積み重ねることで初めて得られます。高校2年生のうちから、教科書に記載されている実験を検証し、グラフや表を考察する力を養い、来たる受験学年へ向けて十分な準備をしましょう。

大問数、設問数は昨年と同様であるが、マーク数が大幅に増加した。また、大学入学共通テストの試行調査に類似した、会話文形式の問題が出題された。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

大問数は3問、設問数は16問で昨年と同様であるが、マーク数は23個で昨年より5個多く、大幅に増加した。出題形式は空所補充、用語の組合せ、正誤判断が主体ではあるが、問題文が長く、解答に時間を要する。また、大学入学共通テストの試行調査に類似した会話文形式の問題が出題された。昨年に引き続き、計算問題も出題されている。全体の難易度は、難化した前年度とほぼ変わらないと思われる。例年同様、特定の分野に偏ることなく、幅広い内容が出題されている。出題内容は、第1問が「生物と遺伝子」から生物の特徴・代謝・ミクロメーターの使い方・細胞構成成分・遺伝情報とDNA・遺伝情報とタンパク質の合成・DNAの研究史、第2問が「生物の体内環境の維持」から体液の濃度調節・ホルモン・免疫、第3問が「生物の多様性と生態系」からバイオーム・炭素の循環・生態系とエネルギーの流れ・地球温暖化・大気中の二酸化炭素濃度の変化である。全体として、解答までに時間を要する問題も散見されるが、問題ごとの難易の差が大きく、平均点は難化した前年とほぼ変わらないと予想される。

年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2020 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 10 18
第2問 生物の体内環境の維持 5 5 16
第3問 生物の多様性と生態系 5 8 16
2019 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 7 19
第2問 生物の体内環境の維持 5 6 15
第3問 生物の多様性と生態系 5 5 16
2018 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 7 19
第2問 生物の体内環境の維持 5 5 15
第3問 生物多様性と生態系 5 5 16
2017 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 7 19
第2問 生物の体内環境の維持 5 5 15
第3問 生物多様性と生態系 4 5 16
2016 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 6 19
第2問 生物の体内環境の維持 5 6 16
第3問 生態と環境 5 5 15

過去の平均点の推移

2020 2019 2018 2017 2016
32.65点 30.99点 35.62点 39.47点 27.58点

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