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◆問題構成
皆さんの受験される2020年1月のセンター試験が、最後の実施となります。センター試験の生物基礎は、大問3題で構成されています。各大問はA・Bの2つに分かれており、全問マーク式で、総マーク数は16〜17個です。平均点は30点(合計50点)前後に設定されています。知識問題が中心ですが、一部で考察問題も出題されます。

◆時間配分
知識問題が中心ですが、30分という制限時間は決して十分な時間ではありません。一部で出題される考察問題に時間を費やしてしまうと時間が足りなくなる場合も考えられるため、知識問題をいかに早く処理し、考察問題に多くの時間を割けるかが重要になります。

◆問題内容
生物基礎の教科書は、大きく「生物と遺伝子」・「生物の体内環境の維持」・「生物の多様性と生態系」の3分野で構成されています。センター試験ではそれぞれの分野から各大問が作問されており、この対応関係は今後も続くと思われます。出題分野の偏りは特に見られないため、全ての単元を満遍なく学習しておく必要があります。

◆学習の指針
生物は暗記科目と思われがちですが、表面的な知識を覚えるだけではセンター試験での正答につながりません。知識を覚えるのではなく理解していくことが重要です。したがって、穴埋めの問題をただ解いていくという勉強ではなく、教科書に載っているグラフや表を自分で書き、流れを説明できるようにしましょう。また、インプットをすること以上にアウトプットする練習の方が重要です。センター試験本番で求められている能力は、「どれだけ多くの知識をインプットしているか」ではなく、「インプットした知識をいかに早くアウトプットできるか」です。したがって、できる限り多くの過去問を解き、知識の引き出し方を練習しましょう。過去問の演習としては、2015年度以降の現行課程に移行してからの問題演習を繰り返すことはもちろんですが、旧課程にも一部の問題で生物基礎の内容が出題されていますので、それらも積極的に利用しましょう。

◆模試の利用
実践的な演習のために、模試を受験することを強くお勧めします。生物基礎は同じ試験時間内で他の理科基礎と組み合わせて受験する必要があります。特殊な形式・問題内容・時間配分に慣れるため、全国統一高校生テストを含めたセンター試験本番レベル模試を受験し、インプットした知識を制限時間内で素早くアウトプットする練習を重ねましょう。

実験考察問題が増加し、計算問題が出題された。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

大問は3問、問題数は16問で昨年と変わらず、解答数は18で昨年より1増加した。問題形式は空所補充、用語の組合せ、正誤判断が主体ではあるが、当てはまる選択肢を過不足なく含むものを選ばせる知識問題が出題され、実験考察問題が増加した。また、昨年は出題されなかった計算問題が出題された。昨年に比べて難化した。例年同様、特定の分野に偏ることなく、幅広い内容が出題されている。出題は、第1問が教科書の「生物と遺伝子」から生物の特徴・代謝・遺伝情報とDNA・遺伝情報とタンパク質の合成、第2問が「生物の体内環境の維持」から血液凝固・血液の循環・酸素解離曲線・免疫、第3問が「生物の多様性と生態系」から生態系での窒素の循環・生態系とエネルギーの流れ・植生の多様性と遷移である。前年と同じく、教科書の項目に沿った出題であるが、実験考察問題の増加により,時間内で十分な解答をすることは難しかったと思われる。

年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2019 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 7 19
第2問 生物の体内環境の維持 5 6 15
第3問 生物の多様性と生態系 5 5 16
2018 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 7 19
第2問 生物の体内環境の維持 5 5 15
第3問 生物多様性と生態系 5 5 16
2017 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 7 19
第2問 生物の体内環境の維持 5 5 15
第3問 生物多様性と生態系 4 5 16
2016 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 6 19
第2問 生物の体内環境の維持 5 6 16
第3問 生態と環境 5 5 15
2015 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 6 20
第2問 生物の体内環境の維持 5 5 15
第3問 生物の多様性と生態系 5 5 15

過去の平均点の推移

2018 2017 2016 2015
35.62点 39.47点 27.58点 26.66点

◆大学入学共通テストについて
2021年1月に、これまでのセンター試験にかわって大学入学共通テストが実施されます。新高2生のみなさんは、大学入学共通テスト実施初年度の学生です。現行のセンター試験との大きな違いとして,考察問題の増加が挙げられます。初見の図や資料を読み、知識を活用しながらデータを解析する力が問われています。また、問題文が会話形式になっており、文章の量が多いのが特徴です。


◆学習の指針
大学入学共通テストは考察問題が中心となり、「教科書の用語をただ暗記する」という学習方法では不十分です。英語の長文をスラスラ読むためには、英単語や英文法などの土台が必要ですよね。同じように、考察問題をスラスラ解くためには、教科書に出てくる用語の土台が必要です。まずは教科書の用語しっかりと暗記し、用語と用語に「つながり」を持たせてください。学んだ内容が日常生活や実社会でどのような役割をし、どのような課題があるのかを日頃から考えることが、学習の手助けをしてくれるはずです。その上で、初見の図や表を解析する力を養いましょう。センター試験と比べると、対策には十分な時間が必要となります。したがって、できる限り早い段階から学習を始めてください。



◆問題構成
大学入学共通テストの生物基礎は、出題形式の大きな変更はなく、大問3題で構成される予定です。各大問はA・Bの2つに分かれています。全問マーク式で、総マーク数は現行のセンター試験より1〜2個増え、18〜19個になると思われます。考察問題が中心となり、会話形式の問題も出題されます。



◆時間配分
30分という制限時間は決して十分な時間ではありません。考察問題に時間を費やしてしまうと時間が足りなくなる場合も考えられるため、知識問題をいかに早く処理し、考察問題に多くの時間を割けるかが重要になります。



◆問題内容
生物基礎の教科書は、大きく「生物と遺伝子」・「生物の体内環境の維持」・「生物の多様性と生態系」の3分野で構成されています。大学入学共通テストではそれぞれの分野から各大問が出題される予定です。出題分野の偏りはないと思われ、全ての単元を満遍なく学習しておく必要があります。

実験考察問題が増加し、計算問題が出題された。 


大問数
減少 | 変化なし | 増加 
設問数
減少 | 変化なし | 増加 
マーク数
減少 | 変化なし | 増加 
難易度
易化 | やや易化 | 昨年並み | やや難化 | 難化 

大問は3問、問題数は16問で昨年と変わらず、解答数は18で昨年より1増加した。問題形式は空所補充、用語の組合せ、正誤判断が主体ではあるが、当てはまる選択肢を過不足なく含むものを選ばせる知識問題が出題され、実験考察問題が増加した。また、昨年は出題されなかった計算問題が出題された。昨年に比べて難化した。例年同様、特定の分野に偏ることなく、幅広い内容が出題されている。出題は、第1問が教科書の「生物と遺伝子」から生物の特徴・代謝・遺伝情報とDNA・遺伝情報とタンパク質の合成、第2問が「生物の体内環境の維持」から血液凝固・血液の循環・酸素解離曲線・免疫、第3問が「生物の多様性と生態系」から生態系での窒素の循環・生態系とエネルギーの流れ・植生の多様性と遷移である。前年と同じく、教科書の項目に沿った出題であるが、実験考察問題の増加により,時間内で十分な解答をすることは難しかったと思われる。

年度 大問 出題分野 設問数 マーク数 配点
2019 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 7 19
第2問 生物の体内環境の維持 5 6 15
第3問 生物の多様性と生態系 5 5 16
2018 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 7 19
第2問 生物の体内環境の維持 5 5 15
第3問 生物多様性と生態系 5 5 16
2017 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 7 19
第2問 生物の体内環境の維持 5 5 15
第3問 生物多様性と生態系 4 5 16
2016 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 6 19
第2問 生物の体内環境の維持 5 6 16
第3問 生態と環境 5 5 15
2015 第1問 生物の特徴および遺伝子とそのはたらき 6 6 20
第2問 生物の体内環境の維持 5 5 15
第3問 生物の多様性と生態系 5 5 15

過去の平均点の推移

2018 2017 2016 2015
35.62点 39.47点 27.58点 26.66点

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