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◆センター試験地学の特徴
今年度からセンター試験地学は「地学基礎」と「地学」の2科目になりました。どちらも過去問は、この2015年度分しかありません。そのために学習を進めるにあたって不安があるかもしれません。まずは今回のセンター試験「地学」についてその出題形式と内容を確認するために、問題に挑戦してみましょう。「地学基礎」についても同様に挑戦してみて、「地学」と「地学基礎」の違いを確認しておきましょう。
センター試験の出題範囲は教科書に限られています。センター試験で高得点を得るためには、「教科書」→「問題演習」→「教科書」という流れの学習方法を徹底して、教科書を徹底理解することが大切です。そのために、教科書の通読から始めましょう。すでに授業を受けている場合も、あらためて教科書を通読しましょう。はじめは、理解しようとか暗記しようとか考えずに、地学の内容を概観することが大事です。地学は地球物理、プレートテクトニクス、岩石・鉱物、地質・地史、気象、天文、自然環境と範囲が多岐にわたっています。これらについてどんなことを学ぶのか、どのような図表やグラフがあるのか、大体のイメージを最初に作っておくことがその後の学習に役立ちます。
 
◆これからの学習について
教科書を通読したら、今度はできるだけ丁寧に教科書を読んでいきます。このときに大事なことは地学の各分野それぞれの論理の展開を把握することです。どのような観測や観察、実験がされて、そこからどのような考察がされているのかを理解しましょう。そのために、図・表・グラフを正確に読む力をつけていきましょう。教科書の図やグラフはセンター試験に繰り返し出題されています。図やグラフを正確に読むためにはそれを自分でノートに書いてみることが大切です。書いてみると、見ているだけでは分からなかったポイントが見えてくるはずです。また、教科書を読むときは用語を暗記しようとするのでなく、その用語がどのように使われているのか、その論理の道筋を理解するようにしましょう。

◆模試を活用しよう
新しい科目である「地学」にはまだ1年分しか過去問がありません。これまでの地学Iとは範囲も内容もかなり違っています。ですから、早くからできるだけ多くの模試を受けることが学習を進めるうえで重要になります。2ヵ月ごとに実施される東進のセンター試験本番レベル模試は全国統一高校生テストを含めて年6回あり、地学の出題範囲をすべてカバーしています。したがって、学習の進み方と学習の不足点を定期的に判定できるとてもよい機会になります。2月からの受験にぜひチャレンジしてみてください。

分野全体についての総合的知識を問う問題がほとんどであった。計算問題は少なく、容易である。地質図は基本問題。選択問題は火成岩と大気。 

基本的事項の知識問題が大半であるが、個々の分野の単なる暗記ではなく、分野にまたがる総合的理解が必要である。教科書を丹念に学習することが高得点につながる。第1問は地球の形と重力、プレートの運動に関する基本的出題。第2問は地球の層構造についての基本知識。第3問は地層境界線から走向・傾斜を求める基本問題と大陸移動に関する知識。第4問は大気中の水蒸気と大気と海水の循環に関する基礎的知識。第5問は恒星と銀河系の標準的問題。第6問(選択)は火成岩と鉱物の基礎知識。偏光顕微鏡観察が出題された。第7問(選択)は気候変動と大気の進化についての知識問題。全体として標準的な出題であった。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2015

 

 

第1問

地球の形とプレートテクトニクス

6

6

20

第2問

地球の内部構造

3

3

10

第3問

地質と地表の変化

6

6

20

第4問

大気と海洋

6

6

20

第5問

宇宙

6

6

20

第6問

選択

火成活動と火成岩

3

3

10

第7問

地球の大気

3

3

10

合計

30

30

100

◆センター試験について知ろう。
今年度からセンター試験地学は「地学基礎」と「地学」の2科目になりました。どちらも新しい科目ですから、最初のセンター試験です。そこで、まずは今回のセンター試験について、大問数、小問数、選択肢の数など、その形式をチェックしましょう。また、すでに「地学基礎」を学習している人は、実際に問題に挑戦してみましょう。解答時間は30分を目安として解いてみてください。「地学」についても試しに体験してみましょう。問題の形式と時間のイメージをつかむことが目的です。

◆センター試験地学の特徴
センター試験の出題範囲は教科書の範囲に限られています。ですから、教科書の徹底理解がセンター試験高得点の鍵です。教科書の徹底理解には「教科書」→「問題演習」→「教科書」という流れの学習を徹底することです。そのために、まず、教科書を通読することから始めましょう。最初に、「地学基礎」の教科書の通読から始めましょう。通読することで地学学習の全体像を把握することが大事なのです。「地学基礎」の教科書には「発展」や「参考」のページが多くあります。これはどれも「地学基礎」の範囲外ですが「地学」で扱う大事な内容ですのできちんと読むようにしてください。
地学は地球物理、プレートテクトニクス、岩石・鉱物、地質・地史、気象・海洋、天文と分野が多岐にわたっていて、それぞれの分野ごとに探究する方法や考え方があります。それぞれの分野でどのような観察や観測が行われるか、観察や観測からどのようなことが導かれるか、「地学基礎」の教科書の「探究活動」・「実験・観察」を丁寧に読んでそれを把握するようにしてください。

◆これからの学習について
地学は暗記科目だと言われることがありますが、それは誤解です。センター試験で問われるのは論理的な思考力・判断力と総合的な理解力です。単純な暗記で答えられる問題はせいぜい2割程度でしょう。センター試験で高得点を得るために暗記に頼らない学習を心がけて下さい。
学習を効果あるものにするためにセンター試験対応の模試に早くからチャレンジしてみましょう。早くから模試を受けていくことは教科書の理解をより深めることになります。結果に一喜一憂することなく、模試を受けたら解説をしっかり読み、教科書に戻ってその内容を確認していきましょう。2ヵ月ごとに行われる東進のセンター試験本番レベル模試はそのための良い機会になります。まだ早いと思わないでチャレンジしてみましょう。

分野全体についての総合的知識を問う問題がほとんどであった。計算問題は少なく、容易である。地質図は基本問題。選択問題は火成岩と大気。 

基本的事項の知識問題が大半であるが、個々の分野の単なる暗記ではなく、分野にまたがる総合的理解が必要である。教科書を丹念に学習することが高得点につながる。第1問は地球の形と重力、プレートの運動に関する基本的出題。第2問は地球の層構造についての基本知識。第3問は地層境界線から走向・傾斜を求める基本問題と大陸移動に関する知識。第4問は大気中の水蒸気と大気と海水の循環に関する基礎的知識。第5問は恒星と銀河系の標準的問題。第6問(選択)は火成岩と鉱物の基礎知識。偏光顕微鏡観察が出題された。第7問(選択)は気候変動と大気の進化についての知識問題。全体として標準的な出題であった。

年度

大問

出題分野

設問数

マーク数

配点

2015

 

 

第1問

地球の形とプレートテクトニクス

6

6

20

第2問

地球の内部構造

3

3

10

第3問

地質と地表の変化

6

6

20

第4問

大気と海洋

6

6

20

第5問

宇宙

6

6

20

第6問

選択

火成活動と火成岩

3

3

10

第7問

地球の大気

3

3

10

合計

30

30

100