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京都大学
総合人間学部

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古川隆一郎くん

東進ハイスクール茗荷谷校

出身校: 千葉県 私立 渋谷教育学園幕張高校

東進入学時期: 中2・3月

所属クラブ: 選挙管理委員会 委員長

引退時期: 高3・3月

京大本番レベル模試

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学問にも創作活動にも全力で取り組む大学生となりたい

 僕が東進に入ってから、はや四年が経ちました。すなわち僕の東進生としての日々は、ほとんどコロナ禍とともにあったと言って過言ではありません。本当に長く苦しい日々でした。といっても世間一般に想像されるような受験勉強の「苦しさ」ではありません。僕の体験はかなり特殊なので、この四年がどのように苦しかったのか、そしてそのなかで合格に辿り着く道のりのうちに、東進がどのような役割を果たしていたのかを記していこうと思います。

中学二年の三学期に入学した時は、先取り学習への期待で心が躍っていました。その心ゆえ、完全ロックダウンが実施されて以後、四月の間は数学の講座を一日に一つ受講するルーチンを保つことができ、ステイホームを満喫する生活。ところが学校のリモート授業が始まるとその習慣が崩れ、授業も受講も一切やらずネットサーフィンに耽るようになり……いけない、いけないと思いつつも、結局現在までその状態が完全に元に戻ることはありませんでした。とくに中三と高一のときはそれはもうひどい自堕落ぶり。しかしわが母校は自調自考の気風ゆえ、先生がそこまで生徒に干渉してきません。悪いことではないのですが、しかしこっちから「堕落しています」と白状して全面的に助力を乞うことができるかというと、そうはいかないのが人情です。親もまた少々放任的で、小学生まではそれが功を奏していたのですがここにきて大きなデメリットとなりました。

そんな中で、東進の存在は、最後のライン、勉強しない罪悪感というものを強く意識させるうえで、かなり大きなものだったように思います。なにせ、担任助手の方から、わざわざ家の固定電話を呼び出して進捗確認をしていただけるのです。当時は固定電話の着信音をまるで天敵の足音のごとく忌み嫌っていたものですが、今となってはそのありがたさがわかります。見捨てないでいてくれる人がいることのなんと頼もしいことか。本当に、あってよかったと思います。

次第にコロナ禍も落ち着いてきて、自分はいったいどうなりたいのか、ということを、まだろくに勉強も部活も出来ていない中で問い続ける、なかなか辛い日々でしたが、その過程において、東進で定期的に開催されるワークショップなどのイベントにはそれなりの影響を受けたと思います。最低でも一か月に一回は、自分の将来と真剣に向き合う機会が設けられる、ということが、個々のイベントにおいては効果を実感せずとも、長期的に見た時、自分の志望を固めるという意味で間違いなくいい効果を齎していたと、いま改めてそう思います。

そしてラストスパートになって、またもありがたみを感じたのは、東進の京大本番レベル模試の解説の丁寧さです。はっきりいって過去問の本の解説は、僕にとって粗雑に過ぎます。省略された部分の解読に数時間を費やすなど、正直うんざりさせられていたため、最難関四大学特別演習講座の中に、直前対策テストゼミ(京大本番レベル模試の過去問を利用した模試形式の演習)があったことは本当に僥倖でした。答案記述を苦手としていたために、とりあえず解答を丸写しし、そこにある技術と論理を噛みしめ、そののち重厚な解説文を読んで感嘆し、補足事項があればそれも書き写し……という具合に高密度な復習を実施しました。確かなことはわかりませんが、おそらくかなりの学習効果があったと思います。

また、林修先生の京大現代文講座、これも有難かったです。苦手科目としていた状態から、直前の一か月で、試験時間内にすべての解答欄を埋められるまでに成長できたのは間違いなく林先生のおかげでしょう。それどころか、本番では数学に全く歯が立たず、英語や理科は最終の本番レベル模試と感触が大差なし、唯一希望があるのが国語という状態だったため、このたびの合格は誇張抜きで林先生のおかげかもしれません。正直なところ、僕は京大に受かったと胸を張って言えるような人間ではありません。部活もろくにできませんでしたし、勉強に至っては、課題未提出率は誰にも劣らず、演習量では誰にも優らない、そんな人間です。勝負に負けて試合に勝った、そんなふうに感じています。だからこそ、自由学府の帽子を被ってからが、僕にとっての本番です。

僕の志望は、ありていにいえばデジタル系のクリエイター、もっと言えば自分の創りたいものを自分で作れる人です。しかしただ創作するのではなく、知識(と、自分が好きなプログラミング)を生かした創作物をつくりたい、そんな願いから、専攻一本鎗ではなく幅広い分野の知見を学ぶ、ということを大学に求めていました。高三の二学期、文化祭にも行くなどした末に志望変更の意思を固めていたところで親からの反対を食らって、困り果てて相談したのがこれまた東進の担任助手の方。そこで「東大、京大、筑波大の三つならどういう志望順位になる?」と訊かれて「京、東、筑波、ですね」と答えたのが京大志望の始まりでした。じつは1,2年ほど前にもなんとなく自分の性格から京大が向いているのではと思ったことはあって、レベルの高さゆえに諦めていましたが、ここにきて現実的な選択肢として提示してくれた、そのことを本当に感謝しています。

話をもどして、幅広い分野の知見を得て、そこから何かを見出す・作るというのには、まさに総合人間学部はうってつけの場所です。そこに合格できたことを純粋に喜ぶとともに、いままでの自分の堕落ぶりがこれでチャラになることはないというのを強く自覚して、意気込み新たにやっていく必要があります。勝って兜の緒を締めよ。学問にも創作活動にも全力で取り組む大学生となるべく、まずは大学数学の入門書を読み進めるところから始めようと思います。長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。

合格データ合格の秘訣を聞いてみました!

Q
担任の先生の指導や面談で役立ったことや、印象に残ったときの様子
A.

高二までの担任の先生のことは本当に人間として尊敬していた。語り口や考え方など、冷静沈着ながらも熱いものを持っているという感じで、こんな人になりたいと思った。高三の担任の先生はモチベーションを授けてくれた。

Q
あなたのおすすめの東進模試を教えて下さい。
Q
おすすめのポイントや後輩にすすめたい自分なりの活用方法について教えて下さい。
A.

共通テストはとにかく慣れが大事なので大量の場数を踏めるという意味でおすすめ。

Q
部活に所属していましたか?
A.

Yes

Q
東進を選んだ理由
A.

友人の紹介で全国統一中学生テストを受験し、数学特待で入ることができたため。

Q
チーム制をどのように活用していましたか。チームミーティングでの楽しかった、または印象に残っている思い出を教えて下さい。
A.

高二の三学期にワークショップのミーティングを必死で作ったのは今となってはいい思い出。

Q
参加して役立ったイベント(特別招待講習・公開授業・塾内合宿等)とその感想
A.

English Campに参加したときの、英語onlyで話す経験は、のちの短期留学で役に立った。トップリーダーと学ぶワークショップは、毎度の講演でかなり興味深い題材が選ばれていて、面白かった。

Q
辛かった時期やスランプはありましたか?またどのように乗り越えましたか?
A.

中3からずっとスランプと言ってよい。乗り越えられたわけではないが、どれだけみじめでも学校には通い続けた。

Q
やる気の原動力、モチベーションを高める方法は何でしたか?
A.

好きな音楽を聴くこと。

Q
志望校を決定したきっかけや理由を教えて下さい。
A.

専攻を絞らず、幅広い分野の知見を大学の授業の中で得るため。

Q
あなたにとって受験勉強とはどのようなものでしたか?
A.

あまりに暗く、あまりに長いトンネル。向こう側に何かがあると信じなければやっていられない。

Q
「独立自尊の社会・世界に貢献する人財」として具体的にどんなことに、どのように貢献していきたいと考えていますか。あなたの将来の夢・志を教えて下さい。
A.

自分の創りたいものを自分で創れるひとになり、現代日本ひいては世界の、とくにサブカルチャーに貢献したい。

Q
東進のおすすめは?
A.

確認テスト・修了判定テスト
復習が必要条件になるので記憶が定着しやすい。

担任指導
現役大学生の意見を頻繁に聞くことができるのは進路決定においてかなり有益。

東進模試
本番での緊張感が和らぐ。

Q
おすすめ講座
A.

【 飛翔のための英文読解講義(標準) 】


【 スタンダード物理 Part1 】
まいど笑いをこらえながら楽しく受講していた。

【 (答練)京大現代文 】
得体のしれない科目が、文章構造把握ゲームへと様変わった。「遅疑逡巡することなく!」「いつやるか?今でしょ! 誰がやるか?君だよ!」

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