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担任の先生との面談で自分の成長を実感
思い返せば高2の12月、家に東進の無料招待講習のチラシが届いたことが今の自分に結び付く契機でした。僕は小学校を卒業する少し前から体調を崩してしまい、中学校にもなかなか通うことができず、通信制の高校に入学し、少し立ち直ってきてはいたものの、入学テストでは忘れもしない悲惨な点数を取ったことを覚えています。そこで周りの受験生に大きく遅れを取っていることを感じ、厳しい現実を突きつけられながらも、これを乗り越えれば今の自分から変われるのではないかと思い、千葉大を第一志望に決め、決して簡単ではない挑戦が始まりました。
東進のシステムや教材は僕に合っているものが多く、理想的なものでした。基本映像による授業なので、時間の融通が利き、体調があまり良くなかったときは家でも受講できたので、自分の好きなタイミングや体調に合わせて授業が受けられたことが大きかったです。僕の場合は部活がそれほど大変ではなかったので、軽音楽部に入っていたのですが、楽器を演奏することを気分転換として楽しみつつ、受講を進めながら部活を高校卒業まで続けることができました。
映像による授業の中でも特に記憶に残っているのが、英語E組と基礎からの的中パワーアップ古文でした。この2つはどちらも入学してすぐにとった講座で、徹底して基礎力をつけてくれるものでした。どちらもとても分かりやすく、中学のころほとんど勉強していなかった僕でも理解でき、幸先のいいスタートを切れました。先生の雑談も面白く、毎日の受講が楽しみになり、学習を継続することができました。
ほかにも東進には勉強の意欲を高めてくれるものがたくさんありました。特に役に立ったのが、高速マスター基礎力養成講座、向上得点、チームミーティングの3つです。高速マスター基礎力養成講座はちょっとしたスキマ時間や通学の電車の中などどこでもでき、ゲーム感覚なので気軽にできました。ミスをすると再修得に2回正解しなければならなかったり、修了判定テストのボーダーが高く、何度も失敗したりしましたが、それでもめげずに頑張った結果、かなりの基礎力が付きました。そして修了判定テストで獲得できる向上得点は、自分の頑張りが目に見えてわかるようで、毎週、毎月のランキングに載ったときは誇りを持つことがモチベーションの維持につながりました。
そしてチームミーティングも欠かせない要素でした。メンバーと学習の進捗や勉強法、受験の役に立ちそうなことをみんなでシェアしていると、メンバーの努力が伝わってきて、自分も負けていられないという気持ちになりました。模試の点数が伸びた時には担任助手の方が褒めてくださったり、次につながるアドバイスをくださいました。過酷な受験を乗り越えた担任助手の方々の言葉はとても励みになりました。
また、印象に残っているのが、模試の後の担任の先生との面談でした。成績が伸び悩んでいた時にはフォローの言葉をかけてくださり、成績が上がった時には本当に嬉しそうに喜んでくださいました。点数が上がるたびに入学テストのときの悲惨な点数を持ち出され、少し恥ずかしかったですが、それが自分の成長を実感させてくれました。
ポジティブな要素はたくさんありましたが、もちろんすべてが順調だったわけでもなく、成績も伸びてきているとはいえ、共通テスト直前の12月まで5教科7科目合計で6割も取れず、滑り止めの大学すらE判定でかなり焦り、不安でした。しかし、それでも諦めず、本番まで残された時間を大切にして少しでも多く点を取れるよう努力し、どうしても間に合わない科目もありましたが、それを考えすぎても仕方ないので、開き直って本番に臨んだ結果、自己ベストで合計7割弱取ることができました。
千葉大のリサーチ結果はあまり気にせず、共通テストの前と同じ少しでも多く点を取るマインドをもって挑戦し、合格を手にすることができました。合格することができたのは紛れもなく担任の先生や担任助手の方々のサポートのおかげです。合格を伝えた時、とても喜んでくださって、担任の先生はわざわざ直接電話で喜びを伝えてくださいました。お世話になった方々に良い報告ができ、今こうして合格体験記を書くに至ったことがとても嬉しいです。
大学に入学して、まだやりたいことは具体的に決まっていないのですが、何をするにせよ、受験のこの貴重な経験は絶対に生かし、決して簡単ではない目標を達成した自分に誇りをもって、これからの大学生活を頑張りたいと思います。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
自分のタイミングや体調に合わせて授業を受けられたから。
楽器を弾くことが、いい気分転換になった。
点数が上がらないことを悩んでも仕方ないので、開き直って努力を続けること。
勉強以外の時間も大切にすること。楽しいことをしたり、リラックスをしたりなど。
できるだけ通学の負担を減らしたかったのと、魅力的なサークルがあったから。
ある目標に向かって努力をしたという貴重な経験。
高速マスター基礎力養成講座
どこでもでき、ゲーム感覚でできた。簡単には修得させてくれないのが良く、しっかり記憶できるまでやることになったから。
向上得点マラソン
自分の努力量が目に見えてわかるから。
チーム制
ライバルがいることによって自分も負けられないと思いモチベーションが上がったから。
【 上位国公立大現代文 】
基礎が一番大切であり、長文読解に必要な知識の基本を身につけることができ、また、今井先生の雑談が非常に面白かったから。
【 基礎からの的中パワーアップ古文 】
こちらも基礎を身につけられるもので、助動詞や頻出の古文常識を何回も暗唱することで覚えられたから。
【 上位国公立大対策数学Ⅰ・A/Ⅱ・B 】
記述の仕上げにうってつけで、実際に採点・添削されるので自分の回答の良かったところと悪かったところがわかるから。