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東進の設定する合格設計図に追いついている状態を維持する
半年ほどが経過しましたが、一向に結果が出ることはありませんでした。模試の点数も4月から12月で1割しか点数は上がらなく、難関大に受かるビジョンが全く見えなく苦しい時期が多少続きました。しかしそんな時昔からモニター越しによく見ていた松岡修造の動画から先が真っ暗でもいいからとにかく動いてみろという熱いメッセージを受け取り、僕はそういうのにすぐ影響を受けてしまう単純な人だったのでまた勉強方法から見直して走り始めることができました。
そして3年生になり普段の勉強も少しずつ結果に出てきて模試でも点数が多少上下することもありますが伸び始めてきました。夏ごろになると受講も難しくなりはじめ、過去問演習や志望校別単元ジャンル演習講座も始まりいくら時間があってもやりたいことが終わらない状況が続きました。東進の設定する合格設計図にも遅れていたのも一因だったので後輩の皆さんは何としてでも追いついてる状態を維持してほしいです。逆に追いついてるほうがしっかり基礎から固まている状態なので比較的楽に学習を進められると思います。
そしてついに訪れた共通テスト本番、不安もありましたが最後まで集中することができ、12年分解いた中で最高点数を取ることができました。また1か月後の2月には私立大学や国公立の二次試験が始まります。しかも合格発表も同時で行われていくので合否によってはメンタルが一番削られる月でもあります。僕は幸い滑り止めの大学もいくつか共通テスト利用で早い段階で抑えていたので楽なほうでした。そして二次私大の勉強について、共通テストが終わってからは教科を英数に絞り集中させて勉強していく戦略で動きました。そのおかげか直前期でも数学の成績がちゃんと伸び、最終的に東京理科大学に合格することができました。
ここまでが大まかな僕の2年間の軌跡で、ここからは後輩の皆さんに向けたアドバイスをいくつか書いていきます。一つ目は、スマホとの向き合い方です。スマホとは実に諸刃の剣アイテムで、うまく使えば受験を有利に進められますし、下手に使えばいくらでも堕落することができてしまいます。2年間勉強してきて感じたのは、まずSNSは極力控えたほうがいいです。ネガティブや過激な発言が無限に流れてくるので僕のように影響を受けやすい人はメンタルが簡単に傷つく可能性があります。もちろんSNSで友達と励ましあえるなどメリットもあります。そういう時は勉強記録アプリなどで交流できるので受験期はそこに引きこもるのが良いと思います。
2つ目は、学校の授業・テストについてです。学校の授業は集団で受けなければならないので、どうしても自分に必要ない授業も出てきます。そういう時は教科書でこっそり先に学習していた範囲を復習したり、もういっそ必要ない教科の単位を取るための勉強をその時間に充てたりするなど、先生の授業形式に合った方法で有意義な時間を過ごしてほしいです。テストは受験に使う教科は普段の勉強だけで高得点をとれるように、使わない教科は必要最低限の労力で単位を取得できるぐらいの成績を取るようにしたほうがいいと思います。
3つ目は、朝に勉強できるようにするということです。試験というのはたいてい午前中から行われます。遅くまで勉強するのもいいですがそれで朝の時間が睡眠で減ると本末転倒だし睡眠時間を削るのは集中力だけでなく心の安定具合にまで影響が及んでしまうのでできれば朝早くからでも勉強に集中できるようになっておいたほうがいいと思います。僕は高二の夏休みのころ朝5時に起きて勉強し14時まで塾に引きこもってから家に帰り昼飯を食べその後自由という生活を送っていました。そのおかげで試験も集中できましたし朝型になっておいたほうがいいと思います。
4つ目は、東進に来る頻度についてです。耳が痛くなるほど聞いたとは思いますが、やはり毎日が理想です。僕自身全く家で勉強ができなかったので東進に毎日来て無理やり勉強時間を確保していました。家だとゲーム機だったり漫画だったりいくらでも誘惑が存在します。戦略について、受験は情報戦ともよく言われますが、概ねその通りだと思います。大学によって入試科目はもちろん、英検を使ったり別の方式があったりとかなり複雑です。周りの人に頼ってでもいいのでぜひいろんな大学について調べ、自分に合った戦略を考え続けてください。
5つ目は、入試本番で全力を出し切る方法です。結局これが一番大事なのかもしれません。解けなかった時のことを考えるとメンタルが不安定になりどうしても身体の機能がうまく働かなかったりすることもあります。実際に初めて受けた試験の記述を書くとき手が震えて綺麗な字がどうしても書けませんでした。
いくつか直前にできることを挙げていきます。①ブドウ糖を摂る。普段の勉強でも使えます。直前にラムネなどを口に流し込みましょう。個人的に1時間ごとに3粒ぐらいが結構持つしおすすめです。②前日は少し休憩しておく。詰め込みたい気持ちもわかりますが直前になると知識を入れるというよりコンディションを整えるほうが重要だと思います。お風呂に長く入ってみたり、少し長めに寝てみたり、勉強に支障が出すぎない程度に休憩して準備を整えましょう。③運動。散歩をするだけで脳がポジティブになる等の研究結果も出ています。勉強の休憩中や試験の間の時間などに軽く外に出てジョギングをするだけでも脳が切り替わり集中できるようになります。僕は直前期へなちょこなダンスなどを考えたりけん玉を無心でやり続けて不安を紛らわせてました。
試験時間中にだって気分を楽にできる方法はあります、実際に試験中難しい問題に出くわしたときオーバーに自分の感情を変顔で表したりして臨場感を持たせたりしてました。そこまでしなくても一瞬目を閉じて瞑想するなど、できることはいくらでもあると思います。そして自分の今後の目標について、まだあまり具体的に決まってはいませんが世界が抱える社会問題を経済、数学的な方面から解決していけるヒーローのような存在になりたいと思っています。そのために大学でたくさん勉強したいです。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
第一志望の学部学科が担任の先生と全く同じだったこともあり、その大学特有のことやキャンパスについていろいろ教えてくれたこと。
定期テストの切り抜け方や具体的な勉強方法を気軽に相談できたこと。
本番当日明らかに問題が難化していてもある程度なら対処できるし、心も折れずに解答を進められると思います。
Yes
映像による授業なので予習復習する時間をとりつつ自分のペースで学習を進められると思ったから。学校行事とかがあったときに入れる受講の時間を臨機応変に変えられたから。
高校の友達と夏休み中勉強時間を競い合ってモチベが下がりやすい期間でもあまり病まずに勉強を進められたこと。
今まで知ることのなかった新たな世界をワークショップで知ることができ、また志作文を真剣に取り組んだおかげで、書く過程で自分の将来のことを考える良いきっかけとなりました。
模試の成績が最初から全然上がらずかなり焦っていた時期がありましたが、ここで嘆いてても成績は上がらないと割り切って勉強を再開していました。あまりにも無理な時は早めに帰ってたくさん寝ました。
休憩中にノリノリの音楽を聴いて脳と精神を元気づけてました。
①国公立に受かりたい、②みんなが行くようなところに行きたくない、③理科を一科目で済ませたい、④文理融合していて経済・経営について学びたい。これら4つの条件が満たされていた大学があったのでそこを第一志望と決めました。
受験よりも大切なことを教えてくれたもの
数学的な観点から経済を動かし、世界中の人が抱える様々な不自由、またそれから生まれてくる不満を取り除けるような社会作りに携わっていきたい
過去問演習講座
わざわざ重い過去問の本などを持ち歩かなくて良くなり、解説授業もついていたので難しい問題に直面しても一つずつ要点をかみ砕いて理解を進めることができました。
志望校別単元ジャンル演習講座
色んな大学の問題を解けるので対応力が上がりました。
実力講師陣
ただわかりやすく解説が本質的なだけではなくユーモアのある講師が多いので楽しみながら勉強をモリモリ進められました。
【 高等学校対応 数学B-標準-ベクトル 】
ベクトルの問題に直面した時まず考えることを分かりやすく教えてくれたので明らかに受ける前とでとっつきやすさが格段に上がりました。
【 難度別システム英語 総合編(長文読解中心)Ⅴ 】
長文読解のテクニックに加えて渡辺先生特有の勇気づけられるトークに心が惹かれました。モチベーションがかなり上がったので人生や勉強のやる気が出ない人にぜひオススメしたいです。
【 飛翔のための英文読解講義(応用) 】
過去問に触れ始める前または直後に必ず引っかかる難しい英文の解釈の仕方を教えてくれるのでとても助かりました。