2015年8月 3日 19:30

経済学部(紹介)

暑い。伊沢です。

流れ的に学部紹介をする感じです。頑張って書きます。

 

私が所属しているのは経済学部です。よくあるアレですね。「就職に有利」「砕けた雰囲気」がよくあるレッテルです。真偽のほどは後に譲るとして、今回はうわべを撫でる程度に経済学部について語ってみたいと思います。

 

Ⅰ.概略

東京大学経済学部は、一学年約300人から成ります。経済学科、経営学科、金融学科の三つに分かれますが、特に各学科ごとに決まったものを履修するというものではなく、フリーに授業を取ることもできます。もちろん、他学部の授業も受講可能です。

経済学部の特徴は以下の通り。

①単位が取りづらい

多くの授業が出席やレポートではなく試験に重きを置いており、試験一発勝負により単位認定が行われます。自分の時間が欲しい人間にとってはこの上なくいい制度ではありますが、その分学期末の試験はヘビーです。

多くの科目は、週二コマ×13週間=26コマから成ります。一コマは105分です。45時間30分です。付け焼刃の試験勉強では到底かないません。

上で挙げた構成の授業は、可以上の評価で4単位を手にすることが出来ます。卒業までには88単位が要求されます。授業にフルで出たと考えると、1001時間です。16日半くらいですね。あれ、意外と短い?

 

授業の内容もヘビーなものが多く、半数以上の授業で数学ⅢC以上の知識を用います。この間の授業では「二位価格オークションにおける売り手の期待収入」を求めるために重積分(∬)をやらされました。自主提出の宿題は解答を書くだけで軽く5000字オーバー、それが6-7回行われます。文学部の多くの授業が(2単位ではあるけれど)4000字以下のレポートで単位をくれることを考えると、なかなかどうして経済学部とはチャラそうなイメージに反してへヴィーなことをしているということが分かるのではないでしょうか。

これら26コマを乗り越えて、いざ学年末のテスト、となりますが、これがまた厳しい。今季の僕はテスト対象の5科目が二日間に集中し、試験二週間前くらいからは勉強に次ぐ勉強の日々でした。一夜漬けする暇も与えられていません。もちろん救済のレポートなんてものもありません。その場で理論を運用できないものはいずれまた勝機を逃す、Time is money.こそが経済の通念なのです。

 

②就職率が高い

東大は進学振り分け制度の影響もあり、理系を中心に院進率の高い大学です。そんな中にあって経済学部は院進率12パーセントと、10人に一人しか院に進まない、という特異な状況にあります。法学部生がロースクールやら司法試験浪人やらで長く学問に留まるのに比べると、文系とはいえ皆社会に飛び出していく学部なんだというのが分かります。

東大経済というブランドは就職でも有利に働く(らしい)し、OBたちが築き上げた強固な学閥によって就職情報は絶えず供給されています。学部棟にいてもやれESがどうだ、お祈りがどうだ、ベンチャーだ外資だ商社だとうるさいくらいに聞こえてきます。いい会社に行く!という意思が、経済学部を貫く一つのテーゼだと言っていいでしょう。

ちなみに私は院への進学を目指しています。けっこう、生きづらい。

 

③ゼミ

経済学部と言えば「ゼミ」です。ほぼすべての学生が、学部所属の教授が開くゼミに所属しています。毎週二時間ほど、あるテーマに沿って発表をしてディスカッションをしたり、みんなで演習をしたり、はたまた教授の熱い講義を聞いたりして、専門的な知識をより深めていきます。巨大な学部であるがゆえにお互いに知り合う機会の少ない経済学部ですが、このゼミでは同期と、先輩と至近距離で議論し合うことになり、数少ない交友の場となります。

同じ目標に向かって勉強する相手がいるというのは本当に素晴らしいことで、超多人数での講義と自学自習が求められる厳しい大学の学問において、数少ない勉強の指針になってくれます。

私自身、所属しているゼミは財政学について学ぶものですが、ゼミ終了後には有志で統計解析ソフトを使った演習を行ったりしています。この統計解析というジャンルはとても面白いのですが、詳しく書いてしまうと長く長くなってしまうので後日に譲りたいと思います。

 

色々かいていたら結構な長さになってしまいました。幸い夏休みは一杯勤務に入っているので、合間を縫って続きを書いてみたいと思います。次は経済学部での具体的な勉強について、サラッと紹介する予定です。ではまた後日。

 

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