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こんにちは!そして、今年度は初めましてになります。
法科大学院1年の麻薙と申します。
校舎でもブログでも完全にレアキャラです(笑)

突然ですが、自己紹介で書いた法科大学院、
通称「ロースクール」、正式名称「法学政治学研究科法曹養成専攻」って
どんなところかご存知ですか?
ニュースで聞いたことはあるんだけど...という人が多いのではないでしょうか。
今日はロースクールでの生活についてお話ししたいと思います。


そもそもロースクールとは、13年前、法曹の質を維持しつつ法曹人口を拡大するために設置された法曹養成のための学校です(法曹とは裁判官・検察官・弁護士を指します)。
社会人経験者や法学部以外の学部から進学する未習コースが3年、法学部から進学する既習コースが2年です。
平たく言うと、主に司法試験合格に向けた勉強をしています。

そうは言っても、授業は司法試験のためのものばかりではありません。
司法試験に出題されない法律に関する授業や、弁護士が契約書の修正を依頼されたらどうするかといったことを学ぶ授業など、法律とその運用について深く学ぶことができます。
教員には裁判官・検察官・弁護士の方もいらっしゃるので、実務がどうなっているのか、リアルなお話を伺うこともできます。

授業の内容は最高裁判所が出す判例を読み解くものが多いです。
(法律を学ぶ上で重要なのはまず法律(民法、刑法など)で、次に最高裁判所が何か事件について判断した判例なのです。)
ロースクールの特徴として、予習が多いということが挙げられます。
あらかじめ指定された判例を読み、教科書に載っていたり教授の出したりした設問の答えを考えてくることが求められます。まあはっきり言って宿題です。
宿題と言われるとサボりたくなるものですが(笑)、授業はソクラティック・メソッドという教授と学生との対話形式で行われ、座席順やランダムで教授から質問を受けるので、サボると痛い目に合います。


...と、ここまで難しい話をして大変なところだと思われたかもしれないので、ロースクール生活の楽しいところもアピールしておきます。
必修授業は50人程度のクラス単位で受けます。
出席必須なので、毎日一緒に授業を受けることになり、必然的に仲良くなります。

また年に4回、クラス対抗スポーツ大会があり、ここでも仲が深まります。
バレーボール大会、バスケットボール大会、ソフトボール大会、サッカー大会って何だか高校生みたいですよね(笑)
この間のバレーボール大会は30人以上が交代で出場し、応援で盛り上がりました!

夏休みにはクラス旅行に行くクラスが多いです。
(私のクラスは伊豆大島に行く予定らしいです。)

法学部は大教室授業が多く友達が増えづらいのに比べ、ロースクールはとても和気あいあいとしていて勉強についてもお互い協力しながら進めています。
どうでしょうか、楽しい感じは伝わったでしょうか?(笑)

近年、法曹志望者数は減り続けていますが、法律家は社会がある限り、必要とされる存在です。
この記事を読んでロースクール、法曹に少しでも興味をもっていただけたら嬉しいです☆

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