こんにちは、農学部3年の市川です。久々のブログ登場かと思いきや、結構登場してますね(笑)
皆さんはもう夏休みを過ごしている事かと思います。東大生もなんだかんだで試験が終わり夏休みに入っている人が多くなってきました(もちろんまだ試験に追われる人もいますが・・・)。かく言う僕は夏休みを迎えてすごく幸せな気持ちです。農学部は他の理系の学部に比べて夏休みが始まるのが早いんです。そういうと農学部がすごく魅力的に思える人もいるかもしれませんが、実は農学部ならではの事情があるんです。そうです、実習です。長い夏休みの代わりにしっかり実習があります。良く考えられてますよね(笑)
僕たち獣医学科も、先日VMC実習がありました。VMCとは何ぞやとなった人がいると思いますが、VMCは東京大学附属動物医療センターです。ちなみにVMCはVeterinary Medical Center の略です。ここで二日間にわたり、研修医の方にくっついて実際の診療から検査、診断結果をオーナーに伝えるところまでを体験しました。VMCに来る動物達は他の動物病院からの紹介で来る子たちばかりなので、症状が重かったり、助からなかったりするケースもあり、臨床の現場の厳しさを学ぶことが出来ました。また、動物が症状を口で説明できないため、飼い主や紹介元の獣医師とのコミュニケーションの重要性や先生方の診断の鋭さに驚かされてばかりでした。僕自身、臨床分野にはあまり進むつもりはなかったのですが、VMC実習で現場で働く獣医師の姿を見て臨床もいいかなと迷っています。
夏休みに実習があるのは何だか嫌な感じはしますが、普段授業を聞いているだけでは学べない現場の様子を見ることが出来るので個人的には実習が多いのは農学部の魅力の一つだと思っています。もちろん同じ農学部でも学科によって実習の毛色が全然違います。東大特進スタッフ同期で森林環境資源の武田さんは、僕がVMCにいる間に山に籠っていたそうです(笑)
学部の話もぜひスタッフに聞いてみてください!意外に面白い話が聞けると思いますよ!
それではまた。
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