こんにちは、文科Ⅱ類2年の鈴木結香です。
今日も台風の強風にも関わらず、多くの特進生の方が自習室を利用しに来ています!さすがですね!
最近、東大模試が多くて、精神的に少し辛いな、と感じる人もいるかもしれません。そんな生徒さんのために、今後どうやって受験勉強を進めていくかということをお話したいと思います。
東大形式の模試を受けて、手応えを感じる人もいれば、勉強が追い付いていない...と焦る方もいると思います。私も、どうしても周りの特進生が優秀に見えて、「今回の数学は難しくなかったよね。」とか「ここの問題は余裕だった。」とかそんな感想ばかりが耳に入ってきて不安になっていました。
私は渋幕出身なのですが、やはり都内の高校に比べればやや社会科目の進度が遅いので、東大特進のスタッフの授業間スピーチを聞いて、心配になることもありました(笑)
でも、模試は、あくまで模擬試験です。いわば失敗した分野や要素を明確化して、方向修正するためのもので、スポーツで言えば練習試合です。いくら練習試合で勝てても、最後の公式戦で勝てないと意味がないですよね。
先日、私の所属している男子ラクロス部は、リーグ戦を迎えました。学生日本一を決める闘いです。この勝利のために、朝いちばんで練習をして、選手は自主練に筋トレに、体調管理に、努力に努力を重ねています。勉強もスポーツと一緒で、本番の試験のために、どれだけ日頃から準備できるかで決まって来ると思います。
今はまだまだ準備期間なので、今回の結果で落ち込み過ぎる必要はありません。ただ、今回の結果を気にしないで、というわけではなく、今回の結果を受けて次の模試までにどう修正して勉強を進めるかを大事にしてほしいです。
多くの人は、思ったより知識が固まっていなかった、と感じたのではないでしょうか。そうしたら、今後どのくらいのペースで知識の補充を進めていくかの計画を立てましょう。一度だけでは難しそうであれば、どれくらいの期間に何回繰り返せばよいかを考えましょう。
その次の段階は、問題を解く練習です。まずは基礎的な問題、その次が応用問題、それがある程度まで解けるようになってきたら、過去問の研究に移ります。
この過去問に移る段階は、科目によってもだいぶ違います。私が多くの生徒さんとお話していて感じるのは、過去問に移行するのが遅い人が多いですが、早めに手をつけて対策をしてしまいましょう。過去問をやったからこそ理解が深まった、と言うことも少なくないです。
いよいよあと一週間で夏休みが終わってしまいます。学校が始まって、自分で自由に勉強できる時間が減って、やりたいことに対し時間が足りない、、となってしまうこともあるかもしれません。
そんな時は、あまり「時間」で区切らずに、「進めたい分野」「やるべき事」を軸に勉強を進めるのが良いと思います。応用的な内容を扱うほど、1つの問題に時間がかかるのは当然です。ですから、一日の勉強時間の中で、単語帳や一問一答を除いて3つくらいやるべき範囲が終えられたら、十分です。
ここまで、かなり抽象的な勉強の進め方をお話しました。何から進めたらよいか、具体的な方針が不安なのであれば、自分の勉強計画で大丈夫かどうか、特進のスタッフに相談してみるのも手かもしれません。
まだまだ、落ち込んでいる場合ではありません!!やるべきことを明確にして、二学期も進んでいきましょう!
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