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2019年8月 7日 12:00

高3の夏を振り返って

こんにちは。またまた文科二類2年の平岡です。最近ブログへの登場頻度が高いですね。

今回は、(スマホに残っている2年前のスケジュール帳を見ながら)自らの高3の夏休みを振り返ることで、受験生の夏の一サンプルとして参考にしてもらえたらな、という心意気でブログを綴ろうと思います。

①7月後半
終業式が終わっても、私の学校は補習期間(4日程)というものが設けられていて、英数国社の授業が学校で行われていました。(社会は通常授業より授業数が多いので、ここぞとばかりに進度が加速。)学校の授業と自習課題、そして東大特進の授業とその復習をたんたんとこなす、いつも通りの日々です。


ここで、私が自らにどんな自習課題を課していたか紹介します。
1.数学
何題とか時間は特に決めていませんでした。朝学校についてから授業が始まるまでの時間に加えて、文系科目に飽きて数学を解きたくなった時、という感じです。後に控える勉強合宿の予習課題、夏休み後半には東大数学25ヶ年を気が済むまで(3,4題程度)解きます。ノート一冊に始めに問題番号を1ページ一題ふって、ページの穴埋めをする感覚で解くと、満足感に浸れてよかったです(笑)

2.英語(東大の過去問)
学校の先生に、この時期はまだ時間を気にせず解いていいと言われていたので、過去問一題にかなり時間を割いて大切に向き合って解きました。一題から学べることは全部搾り取ろうという心意気です。週に一回は塾で1年分の分量を制限時間内に解く練習もしていました。

先生の指導上、要約や和訳、長文問題の記述は自分が書いたものを見てもらい、間違っていてもヒントだけもらってもう一度自力で考える、というサイクルで、本当に答えを教えてもらえるのは3日後、みたいな感じでした。しかし、この勉強法で、自分がどう見当違いな解答を書いてしまい、正しい思考プロセスとどう違うのか、考える機会を十分に与えられ、解答の質を高めることが出来ました。東大は字数制限が厳しいので、言いたいことを簡潔に述べられるだけの日本語力も、問題を解くうえで不可欠です。どういう言い回しをしたら、多くのポイントが入るか考えながらやりました。

英作は、学校の授業で東大の昔の和文英訳や京大の和文英訳を解いていたので、その解答例を覚えるくらいの意気込みで復習して、自分が書けるレパートリーを増やしていたのと、新たに問題を解く際には何通りかの解答を作るようにしていました。あえていろいろな解答を作ることで、1回目よりも書きにくい状況も生まれますし、被らないよう色々な言い回しを考えるので表現の幅も増えます。

リスニングは英検一級の題材を解いたり、早い会話文のディクテーションや過去問もやりました。

3.地理(模試の過去問、赤本)
とりあえず1回1年分が目途です。一度解いて、正解不正解に関わらず解説をすべて読みます。そこで拾った覚えるべきポイントは、単語カードに書き写して模試前などに見れるようにしていました。

4.世界史(教科書、テキスト)
ルーズリーフに、国毎の通史や同時代での各国比較をまとめる作業をしていました。
荒巻先生の授業テキストを、自分なりにまとめ直して復習する作業もしていました。

5.国語
模試前に単語帳や文法を確認、古文漢文の過去問も気が向けば、という感じです。自分は国語を得点源にする気が無かったためこの程度ですが、東進性の多くは林先生の授業の復習をしていますね。

6.手を動かしたくない時
日本語での解説が豊富な地理の資料集『図解・表解 地理の完成』(山川出版社)や、世界史の教科書をひたすら読み込む。


こんな感じですね。この自習課題は入試直前までずっと続けていました。
これを全部やるまで寝ない、とかそういうことでもなく、やれなかった分は翌日優先的にやるくらいです。

②8月
8月初めに1週間の勉強合宿に行きました。授業が2~3時間程度、自習が9~10時間くらいでしょうか。
勉強合宿から帰ってからは、週2の塾(英数)と、不定期に行われる東大特進の授業、書道部に所属していたので週1~2は部活にも行って気分転換をしていました。

③模試
模試に向けての対策は特にしていませんでした。東進のカリキュラムに沿っていれば、未習範囲が出ることはほとんどありません。
ただし、復習は徹底しました。社会は単語カードやルーズリーフに知識をまとめ、数学も間違い直しノートを作っていつでも見返せるようにしました。


こんな感じで淡々と夏休みは終わっていきました。早かったですねえ。
夏休みは授業が少なく存分に自習できるので、知識定着の絶好の機会です。
自分自身、本番を除けば、8月末の模試が一番成績が良かったです。(秋は体育祭と文化祭に全力投球したので(笑))次にこれだけたっぷり時間を使えるのは冬になるので、ここで学力を高めるだけ高めておくと好いでしょう。
気分転換も適度に取りながら(私は夜家に入れば1~2時間はテレビを見てましたし、夏休み最後の日はご褒美もかねて、勉強しないと心に決め遊び倒しました(笑))、この暑い夏を乗り切りましょう!
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