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東大レポート: 2018年5月アーカイブ

2018年5月31日 18:32

農学部での生活

みなさん、こんばんは。農学部3年生の武田瑞穂です。
久し振りのブログ登場です。演劇サークルの引退公演の準備でバタバタ過ごしていました。
気が付けば第1回東大本番レベル模試まであと1週間ちょっとという時期になっていました。歳を重ねれば重ねる程、時間が過ぎるのがあっという間に感じます...。

3年前の私はというと、受験勉強を始めて間もなかったこともあり散々な成績を取ってしまいました。判定はなんと、当時の東進でしか見られなかったF判定!!
東大志望をやめようかと何度も迷いましたが、周囲の励ましと意地もあり何とか夏の東大模試では合計点を倍にすることが出来ました。
振り返れば一番の敗因は問題形式を全く知らなかったこと、そして夏までになんとか点数を伸ばすことが出来たのは一番手っ取り早く点数を伸ばせるところを分析して対策したことだと思います。
何はともあれ、あの時東大受験を諦めなくて良かったなと思っているので、受験生の皆さんも今回の模試で不本意な結果だったとしても焦らず落ち込み過ぎず対応を冷静に考えましょう。困ったらスタッフに気軽に相談して下さいね。


さて、前置きが長くなってしまいましたが今回は学部での生活にようやく慣れてきたので私の学部での生活を少し紹介したいと思います。私は文科Ⅱ類に入学後、進学選択で理転して農学部環境資源科学課程森林環境資源科学専修(略して森林)に在籍しています。専修名、長いですよね(笑)

数日前のブログで勅使河原さんが東大の学事暦を紹介していましたが、農学部の学事暦はちょっと特殊です。Sセメスター(=夏学期)がS1タームとS2タームの2学期に分かれているのが通常の学事暦ですが、農学部はS1タームとSPタームに分かれているんです。
SPタームとはサマープログラムタームのことです。他学部のS2タームが概ね6/4~7/30となっているのに対し、農学部のSPタームは6/4~9/19となっています。つまり、夏休みという概念が見かけ上ないのです・・・。

SPタームの間の授業内容は専修(他学部で言うところの学科のことです)毎に異なります。授業が殆どなくて夏休みを3か月謳歌する人、週に3回ほど午後に実験がある人、実習がいくつもあって本当に夏休みが殆どない人・・・。
私は授業がS1と変わらず通常通りにある上に実習もいくつかあるため、夏休みが3週間ほどしかありません(泣)
通常授業では午前中に座学、午後に実験を行っています。座学で森林や林業について色んな面から基本的な知識をインプットし、午前中に学んだことを午後の実験でより実体験に基づいた知識に強化していく感じです。格好良く言いましたが、実際は高尾山の渓流で水生動物を20種類捕まえるまで帰れないだとか、木の苗を造ったりだとかほのぼのした感じです。

実習は通常の実験を各地の演習林に宿泊して数日間集中的に行うものです。一口に演習林といっても北は北海道から南は愛知まで全国各地にあるため、毎週色んなところに宿泊することになります。平日実習に行って週末帰って洗濯する日々・・・、身体が保つか自信がないです(笑)
実は、初めての宿泊実習が明後日に迫っています。5泊6日、千葉の演習林での実習です。
山に入るための道具を揃えにホームセンターに行ったり、女子部屋で夜みんなで食べるお菓子を買ったりなんだかんだわくわくしています。ただ、山は危険動物がいますし滑落の危険もあるので油断せずに挑もうと思っています。


取り留めのない文章になってしまいましたが、大学3年以降の専門課程の楽しい所は自分の興味のある分野について大学の持つリソースを活かしてがっつり取り組むことが出来ることだと思います。
今、自分が何を勉強したいか・何に興味があるかきちんと定まっていない人も多いかと思いますが、東大は前期教養課程(大学1・2年次)で様々な分野に触れることができるため、そこから進路を決めるのでも遅くないと思います。

大学での勉強に興味がある方は東大特進のスタッフに聞いてみたり、オープンキャンパスに行ってみたりするのも良いかもしれません。大学受験へのモチベーションが上がりますよ!

では、皆さん気温の上下が激しいですが体調を崩さず頑張って下さい。
長文失礼しました。
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2018年5月27日 16:56

大学の定期試験

どうもこんにちは、理科Ⅰ類2年の寺本です。

さて、今私は大学のテストまで一週間を切っているのにのんきにブログを書いています。本当はこんなことしてる場合じゃないです!(笑)

という事で大学の定期試験について書こうかなと思います。

 

東京大学では、大学の試験は下手すれば自分の将来の進学先を左右する一大イベントです。東大では成績にランクがあり、それぞれのランクに入れる人数が決まっています。

 

優上 90点以上 全体の上位1割程度

優 80点以上 全体の上位3割程度

良 65点以上

可 50点以上

不可 49点以下。いわゆる落単。

 

進学振り分けではすべての科目の平均点をもしいるので、自分の行きたい学科が例えば75点だったとすると、良と優を3:7くらいでとればいいことになりますね!

 

ただ、東大で雄を取ろうと思うと、優三割規定と言う壁が立ちふさがります。東大生と言う日本最難関の入試を突破した人たちの中で上位3割に入らなくてはいけないのです!!

 

入試が終わっても戦いは続くという事です。あまい気持ちで入るべき大学ではありません。

 

さて、少し脅し過ぎたでしょうか?(笑)そうはいってもきちんと勉強さえすれば誰でもいい点は取れますので、あたし勉強の才能ないので...というように悲観的になる必要は皆無です。クラスにはシケタイといって、試験の情報を流してくれる人もいるので安心でしょう。

 

まあ、とはいっても大学の定期試験はなかなかハードです。自分の将来がかかっていると言っても過言ではないです。自分の行きたい学科の底点が高い場合は始めからある程度きちんとやらなければならないので、きちんと入学前に調べておくことをお勧めします。

 

くれぐれも私のように1週間を切ってから焦って勉強を始めるような東大生にならないように気をつけて下さいね!では今日はこのくらいで失礼します。

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2018年5月27日 10:14

東大の学事歴

こんにちは。
スタッフの勅使河原です。
今日は暑いですね。
個人的に大好きなタイ料理がますますおいしく感じられる季節です。
今日のお昼休みも渋谷校のそばのタイ料理屋さんに行きたいなーと思っている朝10時半です。

先日私が書いたブログで、後日東大の学事歴の話をします、と言っていたので
今日はその話をしてみようと思います。

というのも東大の学事歴は他の大学と少し違っていて若干複雑なんです。

一般的な大学で採用されているのは、
4月~夏休みまでの「夏学期」と、夏休み後~年度末までの「冬学期」の2つに1年を分ける「2学期制」です。
(呼称は大学によって異なると思いますが、制度としては大体この形が多いと思います)

東大も「Sセメスター(=夏学期)」と「Aセメスター(=冬学期)」に1年を二分しているという点では他の大学と同じです。
しかし独特なのは、各セメスターが更に2つに分けられているところです。
それぞれ「S1ターム」「S2ターム」、「A1 ターム」「A2ターム」と呼びます。

なぜこれが大切なのかというと、
授業によってセメスターをまるまる使うのか、
1ターム内で完結するかが異なるからです。
イメージとしては、基本は4学期制みたいな感じなんだけど
前半と後半それぞれの中で、連続する授業もある、といった風でしょうか。
ちょっと複雑ですね。

私はターム制が導入される前、
単純な2学期制だった時代の東大も経験しているのですが
どちらかと言えば今の制度の方がいいかな、と感じています。
単純な2学期制だと、試験やレポートの締切が年2回に集中するけど
ターム制があれば、それが4回に分散されるからです。
その代わりにこまめに勉強しなきゃいけないのは勿論なのですが、
試験期間の苦しみがだいぶ軽減されました(笑)。

ちなみに今がちょうどS1タームの終盤です。
私自身は、先日はレポート3本+グループ発表があり大変だと言っていましたが
そのうちレポート2本は終わり、あとは今週もう1つのレポートを書く&グループ発表をすれば
(たぶん)S1タームの授業の単位は確保できそうなところまできました。よかった。
私も学期末の追い込み頑張ります!
皆さんも東大本番レベル模試や全国統一高校生テストという一つの「区切り」に向けて、勉強頑張ってくださいね!

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2018年5月26日 12:42

東大で献血('_')

こんにちは。薬学部薬学科五年の住田です。

気持ちの良い毎日ですね。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

さて、東大特進らしくないブログタイトルです。なにを書こうか迷ったのですが、勉強の息抜きに、受験と関係のないお話があってもいいかと思い、「献血」について書くことにしました。

皆さんは献血をしたことがありますか。私は高校二年生の時にデビューして以来、数回献血を行っています。
献血ルームではゆっくり雑誌を読んだり、看護師さんとお話したりと、リラックスした良い時間を過ごしています。
薬学科に進学してから、血液製剤の保存温度や期間、条件などを勉強したのですが、私の血もこうして医薬品として利用されていたのだなと興味深く思いました。

実は、東大の中でも献血ができることがあります!半年に一度くらい、献血バスが東京大学のキャンパスにやって来ます。私は参加したことがありませんが、ドーナツがもらえるとの看板を見ました(笑)。
構内で献血が行なわれると初めて知った時は驚きましたが、大学が社会の一機関であることを実感するきっかけとなりました。

補足となりますが、体格や健康状態・医薬品利用、宗教上の理由などで献血が出来ない・したくない方はいらっしゃいますし、この記事は決して献血を推進する目的で書いたものではありません。
大学の中で、いろいろなことが行なわれているのだなと感じていただければと思います。

それでは、梅雨も皆さんが充実した日々を過ごせますように。六月は模試(第一回東大本番レベル模試・全国統一高校生テストなど)もありますね。ぜひ受験勉強に役立ててくださいね。
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2018年5月 8日 16:34

東大にある運動会とは?

 

こんにちは!一週間ぶりになります、文科二類二年の鈴木結香です。

先日は勉強の進め方についてお話したので、今日は大学生活について少しお話したいと思います!

 

 私は、運動会のラクロス部でチームスタッフをしています。東大の運動会とは、いわゆる部活のことです。大学生活というと、サークルのイメージが強いかもしれませんが、東大の運動会には非常に多くの団体があり、それぞれが大会等に向けて日々活動しています。東大生なのに、スポーツするの?と思う方もいるとは思いますが、私のクラスは、半分の人が部活に所属していました。さすが東大生、やるからには勝ちたい、という人が多いのかもしれません。

 

 運動会には、野球やサッカーなどお馴染みのスポーツもあれば、ラクロスやアメフトなど大学から始める人の多いスポーツもあります。もちろん、東大の授業や課題、テストはやはり大変なので、両立も難しいですが、その分だけ得られるものは大きいです。

 

 ちょうどゴールデンウィークが終わりましたが、私はというと部活の合宿に行っていました。今年入学した新入部員も含め、100人くらいの大所帯でしたが、先輩後輩ともたくさん話すことができ、とても楽しい時間でした。一年生にとっては、始めたばかりのスポーツなので失敗ばかりですが、それでも一生懸命に練習していて、ほほえましくもあり、頼もしくもありました。

 

 部活をやっていて得られるものは、先輩後輩同期との繋がりだけでなく、OBOGの方々との繋がりもあります。ある先輩に、高校の時からある企業に興味があって...という話をさせて頂いた際に、そちらに勤めていらっしゃるOBの方を紹介して頂きました。実際にお会いしてお話すると、実体験に基づく仕事の貴重なお話を聞くことが出来ただけでなく、部活を4年間する中でどのように成長していけば良いかなどのご助言も頂きました。

 このように、OBOGの皆さんが社会人になった後も、現役の後輩を応援して下さっているのも部活の特徴かと思います。

 

 大学生活どう過ごそうかな、と考えている方や、東大にはどんなことをして過ごしている人がいるのかな、と思っている方は、大学スポーツに目を向けてみるのも良いかもしれません。五月祭などでは交流戦も行われるので、是非足を運んでみると楽しいと思います!!

 

 

 

 

 

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2018年5月 7日 14:12

恐怖のALESA

 皆さんこんにちは!今年度は初めての投稿となります、文科Ⅰ類二年の石井爽真です。

今日は数々の東大生を苦しめている(?)必修授業であるところのALESA(理系だとALESSという名前になります)という授業についての紹介をしてみようと思います。ちなみにTwitterでALESA/ALESSで検索するとしんどい、消えてほしいといった東大生の怨嗟の声を見ることができるのでヒマな時にでも確認してみてください笑

 

それではこれはいったいどういう授業なのでしょうか?

正式名称はActive Learning of English for Students of the Arts で、1年の夏学期か冬学期(これはクラスによって変わります)を通して簡単な学術論文を英語で完成させる、ということを目的とした授業です。論文全体の構成を練ったうえで、決まったらそれを書き進めていく、という流れになっています。

およそ1500語(理系のALESSだと2000語前後書かされることもあるそうです!)の論文になるのでそれを書くだけでしんどい人にはしんどいのですが、論文ということで主張を裏付ける先行研究の論文をソースとして提示する必要があるのでそれを探したり、人によってはアンケートをとったりするのが手間になる他、授業で自分のテーマや主張をプレゼンする機会もあるのでその準備にも追われたりと、1つの論文をそれらしく完成させるために論文をまとめる以上の手間が前述した二つを含めて多く発生するため、結果として多くの時間を食われてしまいます。他のことでも割合忙しい大学生だとこれらが大きな負担となり、結果としてALESA消えろ!などといった声が生じるわけです笑

 

ただ生活する上であまり使わない英語を、特にスピーキングとライティングの側面でしっかり運用するスキルを上達させられるという点で有用だったり、また一つの論文を完成させるための想像以上に細々としていて難しい学術的なマナーも知れるという点で、大変ながらも実りのある授業だと自分は思います(やはり面倒なことは多いのですが笑)

 

今日紹介したもの以外にも多くの授業が東大にはあります。勿論ALESAのように大変なものも中にはありますが、しっかり取り組めば自分のためになるものが多いと思うので、授業にもしっかり精を出すといいと思います!

簡単な投稿にはなりますがこれで以上となります。これ以外にも本当に多くの講義が開講されているので、自分に合う魅力的な授業があるのか調べてみるとモチベーションに繋がるかもしれません。色々と調べてみるといいと思います!

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こんにちは。東大薬学部5年生の住田有子です。

久し振りに勤務に入ったところ、ブログの更新頻度が私の記憶にあるよりもかなり増えていて驚きました。
スタッフの皆さんのブログ、面白いですね。

先日、医学科の早川くん(同期です)が病院実習についてブログを書いていましたが、実は薬学科も病院実習が必修となっています。
薬学部は薬学科(8人程度)と薬科学科(72人程度)に分かれており、私は前者に所属しているため、2-4月の間は東大病院にて病院実習を行ってきました。
薬剤師が病院で何をしているのか、入院経験などが無い方はあまりわからないと思いますし、私も実習に行くまでイメージがわきませんでした。
そこで、東大病院での薬剤師の仕事の一部を紹介したく思います。


*採用薬管理
薬物療法は、医療の中でかなりのウエイトを占めます。入院患者に使えるのは基本的に病院の採用薬ですので、定期的な採用薬の見直しが必要となります。この見直しでは、多くの職種が集まり会議を開きますが、その際に薬剤師が重要な働きをします。例えば新規採用の検討においては、既採用薬と照らして、治療の面のみならず病院経営の面からも議論を進めます。

*病棟業務
東大病院では病棟にも薬剤師が配置されています。入院患者への服薬指導・副作用モニタリング、無菌調製・在庫藥管理・衛生管理などを担当します。薬のスペシャリストとして他職種からの質問への対応、処方内容や用量の提案をすることもあります。患者やその家族、他の医療従事者と円満な関係作りが大切になります。

*TDM
TDMとは、therapeutic drug monitoring、治療薬物モニタリングのことです。TDMを行う部署では、薬物の血中濃度を測り、用量設定へのアドバイスをしています。医薬品によっては、吸収・代謝の個人差が大きく血中濃度の予測が難しい・治療域と中毒域が近い(血中濃度を基準値内に維持しないと危険)・他に適切なモニター方法がないなどの問題がありますので、TDMは大変重要となります。

*抗がん剤調製
抗がん剤は、調製者にも曝露の危険がありますので、院内のほとんどの抗がん剤は薬剤部で集中して調製しています。安全キャビネット・ガウン・二重の手袋・マスクなどを使い、ミスが起こらないよう何重にも工夫をして調製を行っています。

他にも、薬剤師にはまだまだ多くの仕事があり、実習中は学ぶことが大変多かったです。


さて、実は明日からまた、3か月間の薬局実習が始まります。緊張もありますが、新しい環境を楽しみ、充実した日々を過ごしたく思います。
高校生の皆さんも、過ごしやすいこの季節を存分に楽しんでくださいね。
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2018年5月 3日 11:16

ゴールデンウィーク!!

はい、こんにちは!文科二類二年の伊藤です。

いやぁゴールデンウィーク真っただ中ですね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?僕の方はというと、皆さんもう僕がブログを書いているという時点で察しがついたでしょうが働いております。はい。

ではなぜ僕が名古屋出身で実家が名古屋にあるにも関わらず帰省せずに働いているのかというと、その原因は8割くらい皆さんもご存知の某大学にあります。実は東大ではゴールデンウィークのど真ん中に存在する平日に授業を行っているんですね。おかげさまで3連休→2日間授業→4連休というとても微妙なスケジュールになってしまうわけです。私立大学では休みにしてくれるところもあるんですがしっかり授業があります。嫌ですね、ホント。

更になんとその授業も通常の大学では90分のところ東大ではなんと105分という盛りだくさんな感じになっておりまして、入試を突破するのにあれだけ勉強したのに授業は長いわゴールデンウィークの中日に授業あるわで大学入ってからも勉強ばっかりさせるやないかい!となってしまいがちです。

しかしこれには訳があるんです。実は文科省のお達しで今まで1学期の授業が13コマだったのを15コマに増やすことになったのですが、東大は授業時間を105分に伸ばすことで13コマのままにしたんですね。そうすることでなんと夏休みが90分授業をしている大学より2週間早くなるんです!!これは嬉しい。

ということで東大は授業が長かったりゴールデンウィークに授業があったりして大変だけど、そのぶん夏休みをたっぷり楽しめるよというお話でした。皆さんも大学に入ったら高校時代では考えられないほどの長い夏休みをお楽しみに。それではまた!
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こんにちは。スタッフの勅使河原です。
GWの休日に挟まれた平日ですが、
皆さんいかがお過ごしですか?
私は前半の休みを使って、軽井沢に行ってきました。
温泉に浸かったり、万緑のなかサイクリングしたり、とてもリフレッシュできました!
大学生になると自分で行先を決めて旅行ができてとても楽しいです。
皆さんも大学に入ったらぜひ色んな所を旅してみてください♪

さて早川くんと同じく、勉強の話はもっと若いスタッフに任せるとして(笑)、
私も本郷での学生生活について書こうと思います。

まずは、私がどんな勉強をしているかについて少しだけ。
私は教育学部の比較教育社会学コースというところに所属していて、
主に「教育社会学」と「比較教育学」という分野の学問を学んでいます。
「教育社会学」は、その名の通り教育を対象とした社会学です。
社会学とは何か?と言われると答えは難しいのですが
ざっくりといえば、私たちの生きる「社会」が今どのような状態なのかを調べて、明らかにしていく学問、といった感じでしょうか。
私たちも実際授業のなかで、中学生を対象に調査(ここで行なうのはアンケートのようなものです)をして、論文を書いたりします。
「比較教育学」は、ざっくりといえば教育の国際比較。
ただし制度や文化の比較ばかりではなく、国内の帰国子女・移民の子たちなども研究対象になります。
私は帰国子女なので、どちらかといえばこの比較教育学に興味があって、
今のコースを選びました。

先日もお伝えした通り私はこの春、法学部から教育学部に転学部しました。
法学部と教育学部は学ぶ内容だけでなく文化も全然違って、驚きと発見の連続です。
特に違うなぁと感じたことを2つ挙げてみると、

①座学よりアクティブ・ラーニング

法学部の授業の多くは大教室で先生のお話を聞き、ノートをとる、という
いわゆる従来の座学形式の授業です(もちろん、ゼミなどはこの限りではありません)。
なので教育学部の授業を受けてみて、学生の発言機会の多さに驚きました。
今流行りのアクティブ・ラーニングというのか、
グループディスカッション、グループワーク、クラスディスカッションが授業中にとにかく多いです。
例えば、比較教育社会学コースの名物授業の1つ、教育社会学概論では
課題として毎回、論文を1~2本読み購読票を書いていき、
授業は、5,6人でグループディスカッション→クラス全体でディスカッション→まとめに先生の講義
という形で進んでいきます。盛りだくさんです。
自分の意見を持ちつつ、常に考えながら受講しなければならないので大変ですが、
内容は濃いし、教授と学生の距離が近く、学生同士も深く話し合うことで仲良くなりやすいので楽しいです。

②縦のつながりが強い

教育学部の学部生は所属が5コースに分かれていますが、
コース毎の人数は1学年15~25人程度。高校や大学のクラスよりも全然少なく、結束が強いです。
そしてコースでのつながりが強いのは同学年内だけでなく、
学年もまたいでいるというのが、はじめ私には驚きでした。
法学部は、どちらかといえば縦よりも横のつながりが物を言う世界です。
試験に向けた勉強を協力し合ったり、ゼミも学部生だけのものがあったり、といった形ですね。
対して教育学部は、ゼミは必ず院生までいる(しかも博士課程の人まで)し、
学部3年~博士課程の人、先生たちまで皆一緒のコンパがコース毎に行われたりするし、
縦割りの世界、という感じがします。
先輩たちと話すのは最初は緊張しますが、
色んなことを教えてもらえるので、ありがたいです。

という感じです。

進振り後に2つの学部を経験する人は相当レアなので、面白い体験をしているなぁ、と思うし
そして同じ文系でも学部によって学生生活がこんなにも違うのか、とびっくりしています。
なので皆さんも科類選択や学部選択の際には「何となく」では決めず、
しっかりとそれぞれの特徴を理解した上で、悩んで決めてくださいね。
もちろん受験科類については、入学後の生活の話も含めてスタッフがご相談にのります!
もうすぐ皆さんの新しい担当スタッフからお電話がかかり始めると思うので、
勉強だけでなく大学生活の話もどんどんきいてください♪
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