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大学に入ってからこんなことを学びたいという意志は1年間の受験勉強の支えになった
さて、ここからは少し自分の受験勉強について書かせていただきます。私は吹奏楽部に所属していて部活引退は高校3年生の8月でした。夏休みの勉強時間が他の受験生と比べると短かったと思います。部活と勉強の切り替えはうまくやったと思ったのですが8月の共通テスト本番レベル模試では過去最低の成績で焦りが募りました。しかしここでの失敗の振り返りはこの後の成長に大きく寄与していたかと思います。自分はこの失敗の原因を問題演習への取り組み方にあると考えました。模試前は、この問題集は○○日までに△△ページまでやる、と予定を立てたらそれを達成することに重きを置いてしまって一問から得られるはずの多くの学びを無視している節があったと感じたのです。そこから、一問の演習から十の学びを得ることを心掛けた勉強をするようにしていきました。はじめは予定の時間以上をある教科に費やしてしまうなどありましたが慣れればうまく予定を組めるし何より勉強が楽しいと思えました。知らなかったことを調べて自分のものにしたり理解したりすることは勉強の一つの醍醐味だと思います。皆さんにもその楽しさを感じてもらえたらと思っています。このように勉強を進めていくと徐々に徐々にですが共通テストの点数は上がっていきました。
また、二次試験対策ではより一層一問の研究をじっくり行いました。過去問には学びの多い良問も多く新しい問題を解くたびに自分になかった発想などと出会えたので二次試験の問題は特に一度じっくり考える時間を設けてみてほしいです。こうした勉強を続けた結果、共通テスト本番では、12月の最終模試から80点ほど点数を上げられました。これには自分も驚きです。受験生は本番直前まで伸びるという話は本当のようです。粘り強く楽しんで学び続けることが大事だと思いました。あとはとにかく自分の穴を無視せず向き合うことが大事だと思います。
自分はこの1年で培った自分の欠陥に向き合う力をこの先も忘れず持っていきたいと思います。そして自分の興味に素直になって大学生活を楽しみます。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
非常に親身にアドバイスをくれたり応援をくれたりと、精神面での大きな支えだった。
具体的なスケジュールを立てるのが得意ではなかったのでその点アドバイスいただけたのは本当に助かった。
回数の多さは自分の成長も見られるし形式に慣れるし利点だと思う。
Yes
東進に通っていた友人から、講師の先生方の授業がすごく良いと話を聞いたため。
とにかくいい気分転換で、みんなのがんばっている姿からやる気をもらえた。
緊張への耐性と集中力が身についた。
オープンキャンパスでの大学の雰囲気に惹かれたため。
自分に向き合うきっかけになったもの、勉強の楽しさを気づかせてくれたもの。
具体的には決まっていないが、ある問題に対して自分なりの考え、発想を臆さず伝えられる人になりたい。
【 数学の真髄-基本原理追究編-理系 】
数学が面白いと思えた。難問に対するアプローチを発想するにあたって必要な数学の基本の考え方はとても役立った。