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自分のペースを信じてひとつずつ学習を進めることで合格まで持っていくことができた
共通テスト:初めて全科目受験した共通テスト同日体験受験では6割4分と、東大受験生の中では低い方だったと思います。当時は理科や数学のインプットすら終わっておらず、化学でまさかの10点を叩き出しました。夏休みに入って苦手分野を洗っていったことで7割後半は安定して取れるようになりましたが、その後は中々思うように伸びず最後まで模試で8割を超えることはありませんでした。本番では不安定だった国語や地理で自己ベストを出すことができ、結果につながりました。
二次試験:初めて東大の過去問を解いたのは夏休みでしたが、苦手な数学・化学と、全く手を付けていなかった古文・漢文は四捨五入したら0点レベルで全く太刀打ちできませんでした。逆に英語は帰国生だったこともあり80点前後は安定して取れており、他の教科に時間を割くことができてこの点はかなり楽でした。5年分ざっと解いた後はしばらく過去問ではなくテキストの復習と四大学特別演習での分野別の演習とを並行して進め、苦手分野を潰していきました。特に重点的にやっていたのは古文・漢文の単語や句形を丸暗記することと、数学・理論化学の問題をたくさん解くことです。共通テストが終わってからは5年分の復習+新しく数年分解きました。
ここで、私が本番でも使った戦略をいくつかご紹介します。
国語:点数が安定しやすい古文・漢文を40~50分で解く→残りの時間で現代文を解く
数学:解けそうな問題の目星をつけておく、全問触れる
理科:生物を90分で全部解く→化学の大問2、3を解く→残りの時間(10~20分)で大問1をできるだけ解く
英語:リスニングの前に大問1,2と5の和訳を終わらせる→リスニング開始1分前に問題文先読み→リスニング後に残りをやる、苦手な大問4の文法は解かない(マークだけする)で、他の部分の見直しをする
本番では、化学が予想より解けなかったこと以外は全体的に計画通り進めることができ、気持ち的な余裕にもつながったので、しっかり時間配分など戦略を立てることは重要だと思います。また、東大の二次試験は理二では5割前後がボーダーなので、私が英語でやったような部分的な戦略的撤退も有効だと感じました。私はまだ将来の明確なビジョンが立っていないので、今後は、東大でのリベラルアーツ教育を通して様々な分野に触れつつ、まずは多様な視点を持てるよう精進していきたいです。
合格データ合格の秘訣を聞いてみました!
自分の進路や学習の方針を相談し客観的なアドバイスを受けることができ、また自分の進路を優先しサポートしてくださったのが心強かったです。
一週間を振り返るだけでなく、悩みを相談したりアドバイスをもらったりすることで受験勉強のリフレッシュと同時に精神的な支えになりました。
圧倒的に返却スピードが速いため、とても復習しやすかったです。
Yes
高3の4月まで部活をやっていたこともあり、自分のスケジュールに合わせて学習を進められるところが魅力的だと感じたからです。
様々な学問や文化に触れそれらの視点を身に着けることで、多様な切り口で社会問題に対する解決策を模索できるようにしていきたいです。
過去問演習講座
解説が丁寧で分かりやすく、繰り返し過去問に取り組む際にも自己採点がしやすかったです。
担任指導
一週間を振り返るだけでなく、悩みを相談したりアドバイスをもらったりすることで受験勉強のリフレッシュと同時に精神的な支えになりました。
志望校別単元ジャンル演習講座
自分の苦手分野を徹底的に演習することができ、かなり苦戦したがその分難しい問題に対する耐性がつきました。
【 東大対策生物演習 】
田部眞哉先生の授業がとても分かりやすく、とにかくアドバイスや内容が面白かったです。生物の内容だけでなく解き方自体を教われたのがよかったです。
【 東大理系数学演習[Ⅰ・A/Ⅱ・B/Ⅲ] 】
難易度の高い問題も多くありましたが、ひとつひとつ粘り強く取り組むことで最後の仕上げにふさわしい入試に向けた実践的な問題演習を積むことができたと思います。
【 難関化学PART2 】
化学は一番苦手でしたが、特に無機・有機の単元はこの講座のテキストを何度も復習してインプットを徹底できました。