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2025/03/17
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児玉源次郎は、幕末から明治の激動の時代を生きた軍人かつ政治家であり、大日本帝国陸軍の歴史上唯一、降格人事を自ら了承した人物と言われています。降格人事とは、自分の位が下がる役職に就くことを言います。当時、台湾総督に内務大臣まで兼任し、次期内閣候補にまで名を挙げていた源太郎でしたが、日露戦争を前にして日本軍に参謀本部次長を担う人物がいなかったことからその役を請われ、現地に赴くことを快諾します。自らの位よりも日本の勝利を優先した彼は、「百年に一人の戦略家」と称されるほど日本の勝利に貢献しました。
源太郎は、この日露戦争での「203高地の戦い」で有名です。諸説ありますが、現地に赴任した源太郎は、それまで遼東半島先端部にあった要塞をめぐる攻防に苦戦していた軍隊を叱責・説得することで戦術を変更し、見事203高地を攻略できたとされています。司馬遼太郎の作品「坂の上の雲」ではその場面が描写されており、日本に勝利を引き寄せた重要な戦略であったことが伺えます。他人の助けをあてにせず、自らのキャリアを捨ててまで現地に赴いたからこその勝利でしょう。源次郎は終戦後1年経たずに他界してしまいますが、彼が生きていれば、その後の日本の針路もかなり変わっていたのではないか、と考えられています。
「誰かがやってくれるだろう。」役職を決める時など、やりたくないことを決める場面では多くの人が思うことでしょう。しかし、成功を収める人は自らがその役を引き受けることのできる人なのではないでしょうか。他力本願にせず、自らが行動できる人間に成長したいですね。
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児玉源太郎
児玉[注釈 1] 源太郎(こだま げんたろう、嘉永5年閏02月25日(1852年04月14日) - 明治39年(1906年)07月23日)は、日本の武士(徳山藩士)、陸軍軍人、政治家。階級位階勲等功級爵位は陸軍大将正二位勲一等功一級子爵。日露戦争において満州軍総参謀長を勤め、勝利に貢献した。
(wikipediaより一部抜粋)
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