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不安もプレッシャーもありますが、それをはねのけられるのは、納得できる練習しかないんです。

谷亮子(女子柔道家)

谷亮子(女子柔道家)

女子柔道48kg級の日本代表として5度のオリンピックに出場し、出場したすべての大会においてメダルを獲得した「ヤワラちゃん」との愛称でおなじみ谷(旧姓:田村)亮子の名言です。


田村は、高校2年生の時に初出場したバルセロナオリンピックで銀メダルを史上最年少で獲得し、名をはせました。しかし、日本中から金メダルを期待された次大会のアトランタオリンピックでは、準決勝で最大のライバルに勝利するも、ノーマークであった北朝鮮の16歳の選手に判定負けし、金メダルを逃してしまいました。


悔しい思いをした田村は、続くシドニーオリンピックで有名な名言を残します。「最高でも金、最低でも金」。2大会連続で決勝戦にて敗れてしまった田村にとっては、最低目標も金メダルだったのです。この大会で、念願の金メダルを獲得した試合後には、「やっと初恋の人と巡り合えた」と気持ちを表し、この言葉も話題となりました。


この3年後、田村はプロ野球選手と結婚をし、旧姓の田村から谷亮子に変わることになりました。「田村でも金、谷でも金」。結婚をしたことで弱くなったと言われたくない気持ちから出た言葉は、そのまま現実となり、二大会連続で金メダルに輝きました。


勝つことがあたりまえだった彼女にとって、不安やプレッシャーはものすごいものだったでしょう。そんな中でも金メダルにこだわり、有言実行できたのは、納得のできる練習をしたからに違いありません。不安やプレッシャーに押しつぶされそうになったときは、谷を見習って努力したいものです。


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谷 亮子の画像

谷亮子

谷 亮子(たに りょうこ、1975年〈昭和50年〉09月06日 - )は、日本の柔道家、元政治家。旧姓は田村(たむら)。柔道選手としてはオリンピックで2度、世界選手権で7度金メダルを獲得した。2018年1月には、女子としては極めて異例の飛び昇段で六段になった。

(wikipediaより一部抜粋)

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